2020年3月22日

62式機関銃の結論および雑

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62式機関銃

ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

確証がないただの雑感なのだが備忘録を兼ねて放出する 62式機関銃について出回る多くの故障は時には言いがかりも混ざっている (例えば自然撃発については、特有でない。ことさらに強調されたゆえんのひとつは共犯の書き方の都合である。緩徐抽筒に然り) が、それらを分析すれば概ね1つの結論に至る

2020-03-18 23:01:49
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

それは慢性的な揺底および遊底の後退不足である 私はこれについて今まで仮説をあたためてきたが、確証に至るものが未だ得られていない 私はこれを概ね「ガス」喞筒の不良のせいであろうとアタリを着けた訳だが、それを細かに考察することを可能としなかった なにぶん資料が無さすぎる

2020-03-18 23:01:52
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

しかし過去の私は案外賢かった こうして未来の私のために面白いものを写真にとってツイッタに放流していた 62式機関銃の規整子の「ガス」漏孔の大きさの書かれた表である 出展は『幻の機関銃』だ これを良く見ると規整子の最大の孔径が銃身側のガス漏孔径と近いのが見える twitter.com/C11katao/statu…

2020-03-18 23:08:16
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

径が近いのは問題でなく、径が大きいのが見えると言いたい

2020-03-18 23:10:46
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

孔が大きいことは津野瀬氏も指摘するところであった 私はこれまでこの「ガス」漏孔が拡大した理由として概ねショートストロークピストン方式の採用されたことが関係していると見ていた。今もその思いは変わらない しかし今回気がついたのは、そもそも試作品はいつから減装を考慮したのかだ 最初は

2020-03-18 23:26:44
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

そもそも30-06という弾であったのだからそんなのは気にしてなかろう そして次の段階でもあるときまでは30-06で、幻の機関銃によると昭和35年の試作がまとまった前後からNATOの減装の話が出たように読める 恐らくその時点である程度設計は出来上がってしまっていたのだと思う もとの予定より遊底や

2020-03-18 23:26:45
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

揺底は強化されていた様子がある その結果として恐らくピストン桿の質量は減らせなかったのでないか ショートストロークピストン方式というのは、ピストン桿が揺底(あるいはスライド)を高速に後方に押し遣り、その慣性を以て揺底は遊底を伴い退却するものである あまりにも揺底および遊底の合成質量

2020-03-18 23:26:48
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

よりもピストン桿の質量が小さくなりすぎると負担が拡大してしまう 『幻の機関銃』では減装を用いるには「ガス漏孔位置の後退と規整子のガス漏孔の直径の変更」が必要であるとのべていたが、ガス漏孔が後退するとそのぶんピストン桿が短くなるぶん軽くなる それでは不具合が想定されたものと思う

2020-03-18 23:26:48
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

無理に質量の大きい特殊な合金を採用すると加工が困難であるか材利用単価の高騰が問題となりかねない それらのことがあり、恐らく大きくは「ガス」漏孔の後退はできなかったのではないか 結果としてガス漏孔の拡大のみによって減装弾に対処した可能性がある かなり付け焼き刃的な解決方法なので

2020-03-18 23:26:51
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

これが結果として不具合を生じる結果となったのではないか これに関して確証に足る資料がほしい 例えば昭和35年の試作品を分解するとかして規整子のガス漏孔の径を測ること、あるいは当時の日特の設計図面が私の手元に出現するとか あり得ない夢想だ

2020-03-18 23:30:53
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

本銃に関してはショートストロークピストン方式の採用が諸問題の生じるゆえんであると思う しかし、そこに何らかの都合があったように見えるのだ それも含めて何一つ確証に足るものが足りない

2020-03-18 23:32:30
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

或はすでに殆んど設計が出来上がってしまっていて新たに強度計算をせざるを得ないことを避けたか 実際下手をすれば新規設計程度の作業になりかねないようにも思える 「ガス」漏孔位置やロングストロークピストン方式化のような大きな変更となると新規設計か製造不良が予期された、可能性もある

2020-03-18 23:39:02
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

まとめると ・元々減装せずに使う前提で設計が行われていた ・しかし減装することになった ・ショートストロークピストン方式であったためピストン桿等を大きく変更できないと想定された ・付け焼き刃的な対策として「ガス」漏孔の拡大をした ・しかし当然付け焼き刃なので問題は完全には解決しない

2020-03-18 23:42:23
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

おまけ では減装でない弾を使うと? 今度は反対に「ガス」圧過大で発生する故障が増える可能性がある 規整子が三段階なのが悪い五段階にしろ(思考の暴走)

2020-03-18 23:44:53
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

やっぱり62式機関銃は根本的に『減装を用いると決まった時期が遅かった』か『小銃よりも先に設計がまとまっていた』ことがすべての元凶じゃないかな それが結局『減装に合わせて再設計を行うには遅すぎた』ために「ガス」漏孔の拡大という付け焼き刃といってよいものしかできなかったのではないか

2020-03-19 19:27:33
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

結果として慢性的な揺底の後退不良は問題として生じただろうし、減装でない弾薬を用いるならばガス圧課題による故障が生じやすくなる 62式と64式のこの数年の差はその差でないかと思える

2020-03-19 19:27:33
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

やはり減装は悪い文明(輸送事故で減装と定装の混ざった三八式実包の山を見下ろしながら)

2020-03-19 19:29:41
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

多少腔線のくい込みが変わるので散布界が広がるかもだけど実用上は同じと見てよろしい

2020-03-19 19:36:43
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

どちらもウィキペディアだが。 やはり62式機関銃の場合『減装に対応させるには弾薬の仕様が固まるのが遅すぎた』んだろうなって いくら内部で減装するかもとか言われてもその減装の仕様がないなら対応しきれなかったものと思う 結果として『減装なら慢性的な揺底の後退不良』『定装ならガス圧過大』 pic.twitter.com/CAwDhOoIse

2020-03-20 09:35:26
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ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

となってしまったのだろう 本質的に62式機関銃の欠陥につながるものはこれしかない 砂塵?知らんな (車載もあれを小改造でやるつもりがあったらしく、そのせいで下面から薬莢を蹴出するようになってる。実際車載は派生型として存在する)

2020-03-20 09:35:26
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