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義体少女達と滅びの世界の中で

黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
転生後の世界が少しはマシだと思っていたオレがいた いやマシか 孤独に生き誰も葬式はおろかゴミみたいに処分された オレ 少しばかり自分のいた世の中を見たが何一つ変わりはしなかった そしてクソ女神により次の世界へと旅立つ事になったが 前の世界よりはマシとはいえここもヤバかった
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
まず世界の終わりが後数か月で見えているらしい オレらの役目はその月日を少しでも先延ばしにする事 頑張れば次の世界、ダメならこの世界と一緒に永遠に 魂ごとロックされて燃やされる それぞれ自分らの義体と呼ばれる身体を渡されたオレら しかしその身体は全て少女の肉体しかなかった
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
なんでも製造期間が足りてないらしい その上に各種コンテナから装備を取り出し滅びの原因となる魔物を倒していく だがしかしコンテナ自体も多くはやつらの領域に忘れ去られている また義体の保全に必要なアイテム類も大半はその領域と来ている 寿命が尽きた義体は燃え尽き魂は魔物の餌になる
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
またオレらのチームは見ていないが義体を魔物に利用されたチームもいたらしい どれだけクソな世界なんだよと言いつつ更にこの義体は人間の生活リズムも再現されている ああそうだよこんな最悪な日も再現済みと来てる 数日は戦えないであろうその身体の重さと血が流れていく感覚に感情が制御できない
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
数日の休暇届けと薬を飲み宿舎へと歩いていく オレの場合は匂いが鋭敏になりすぎるのもあって出来るだけ飯の匂いがしない所に行きたかった その鼻がトラブルメーカの匂いを嗅ぎ分けたと同時に重さと熱が伝わってくる しんどいだから離れろっていって押しのけるがコイツには聞かないのはわかってる
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
チーム最強の戦闘力とチーム最悪の問題児であり 何故かオレを常に抱きまわして離さないソイツは 悔しい事にオレの義体よりも一回り大きい そしていつもの如く全身の匂いを嗅ぎまわし犬のようにうるんだ瞳でバカみたいな顔であの日? っていった とりあえず鋲付きグローブの一番硬いとこで殴っておいた
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
痛いーって少し涙目になりながらも やっぱり身体の拘束は外してくれない ただでさえ調子悪いから寝たいってのにそれを許してくれない トイレ前でいちゃつくこと数分隊長がバカを放してくれて急激に意識が落ちていくのはわかった 目が覚めると可愛いらしいパジャマに着替えさせられてた
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
匂いからするにバカが着てたのをそのままだと思う 少し汗の臭いとバカの体臭がしたそれは弱ってる身体を誰かが包んでくれるかと思った まあしばらくして水と薬を取りに医療棟へとふらふらになりながら向かう こんな世界なので水も結構貴重なのである まあ地味に服も貴重なわけではあるが、、、
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
バカは戦果の大半をこの服に割り振っている というのも彼女の場合弾や消耗品の類はそれ程消費しないかららしい 何も飲まず食わずでも最後の日は余裕で超えれるらしい 凄まじい差だがこれが義体毎の差と転生後の差らしい そしてオレはというと一つのギフトと一つの生成能力位しかない
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
医療棟の何時もの部屋に向かうとそこには一人の義体少女が最後の時を迎えようとしていた 壊れゆく身体とそこから出る光の玉 そっと玉をシリンダーのようなものに詰めて何処かに運び出すらしい アレを取られると魔物は大幅に強化されるし何より同じ転生者をなるべくは撃ちたくない
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
そっとチーフに目で合図して別室へとやってくる 水と薬をお願いしてさるつもりだったが彼女のニヤニヤ顔は止まらなかった いやこの服はオレのじゃないしってなるとなにも言わず化粧品と軽い匂い消しを渡してきた そういう関係じゃないだけどなあとなりつつ宿舎へと戻る
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
その日の夜は最悪だった 転生前に起きた辛い出来事がフラッシュバックしてきた 親からは早々に見捨てられ早めに社会へと出たが迎合出来ず群れからもぽつんとなってるのが日常であった 仕事も3カ月単位で次の場所なので交遊関係も増えずカップ麺やレトルト、お惣菜で大半を過し月末は食事が出来ない
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
そんな中でひたすらに働いて気づくと死んでいた そんな夢を見て起きると自分以外の体温と匂いと重さを感じた バカが私の寝床に潜り込んで寝ていた オレの色違いのパジャマを着て幸せそうになってる寝顔を見てまんざらここも悪くないだなと思ってしまった
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
数日後 隊長とバカとオレと新人は新規エリアの鎮圧にきていた 何時ものようにバカがその手にもった光剣とこっちに合図しつつそっと見ないようにしてスコープを覗く 敵の数は大型5、中型8、小型多数 その中で指揮を執ってるのはどれかと探りつつ隊長とバカに数の報告をする
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
敵の種類はいつもながら脈略がない ギリシャ神話がいたかと思ったらメソポタミ神話や日本神話がいたりする 今回指揮しているのは鬼のような女性型魔物であった 何時もの如くライフルで狙撃し頭を爆ぜさせる それを合図に敵陣を無茶苦茶に進むバカの姿が見えた 小型と中型は彼女に任せておけばいいだろ
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
残った敵でめんどくさそうなのを確認していると新人君がピンチになっていた 隊長が数匹その拳でやっつけつつ助けにいってるが このままだと間に合わない可能性が高いので進路上の敵を掃討しつつ指示を飛ばす 小型のメンドクサイやつらが多いので虎の子を使うことにした
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
オレが製造できる数少ないアイテムの一つがこの略式範囲弾(味方識別機能付き)だったりする 放物線を描きながら着弾したそれは新人君の周辺を一瞬空白地帯にする 隊長はそれをみておおよその位置を知り 新人君は逃げる時間を稼ぐ とまあ問題がこれを使うと疲労が凄まじいのだ
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
今回は大型3、中型2、小型それなりだし疲れたので業務終わりまーすといって撤退準備を始める 運のよかったのは飛行型やドラゴン型いなかった事だろうか まあそういいつつその場から逃げた 合流地点へと戻り全員無事なのは確認していた 新人君からアンモニア臭していたのは気づかない方向で
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
帰り道で今回のドロップアイテムや戦場で拾ったアイテムの分配が始まった ライフルの特殊弾頭を数セットとケーキをもらい バカは例の如く服をもらっていた 隊長は自分の部隊員に渡す装備を受け取り 残りの分は新人にあげた ケーキやお菓子類はほどほどにねーとだけはいっておいた
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
基地に戻ってきたオレらは別室へと呼ばれた なんでも半日後大規模な物資調達作戦が始まるらしい 数日に及ぶ他所との連携なので鍵となるオレとバカが特に重要らしい まあ何回かやったが未だに悪運良く残ってるオレら二名は異質なんだろうと思う この部隊で三部隊目だしと心で思いつつ聞いていた

推使いの霊魂人形と退魔少女のお話

黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
自分の最後の瞬間ははっきり見てしまった 宵闇より位アレはいったい何だっただろうか あれから何処へもいけず自分はここに残っていた 毎日人の営みをただ眺めるだけの存在 たまに一部の見えてる人が自分を見て驚く 何年過ぎたのかも終わらない牢獄の暮らしはある日変わった
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
その少女はまず自分を見て驚いた ここまではっきりと魂が残ってるとはと そして少女はお札のようなものを自分へと張り付けた やっとこの牢獄から終わるのかと思った 次に目を覚ました時忘れていた重さを思い出す そしてもう一つ思い出したものがあった あの宵闇に移る影は女だったと
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
そこへ自分に札をつけた少女がやってきた 少女は二つの道を示した 自分をやったクソったれにやり返したくないか? と このまま全てを忘れて幽体の行きつく場所へと堕ちるかと 目の前の少女が悪魔か天使かはわからないが自分はやり返したいと願った
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