- elizabethoage
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漫画家、原作者。東京工業大学元非常勤講師 「日本人の知らない日本語」など。「決してマネしないでください」NHK総合でドラマ化。「天地創造デザイン部」(原作担当)2021年アニメ化。作品一覧→ amzn.to/3orv3FU
平安時代の風習「物忌み」。不吉なことがあると、一定期間外に出るな、人に会うな。決まりを破り会話をしてしまった男は死の呪いをかけられて死んだ。 みたいな話さっぱり理解不能だったんだが、いま、理解した。
2020-03-30 11:08:13「方違え」不吉な方向には行くな。どうしても行きたい時は迂回して行け。 も謎すぎたんだが、「行かない方がいい方向」については理解したぞ。迂回して時間をおけば方向の不吉度が下がることがあり得るということも。形骸化して意味不明なことも、元々は意味があったから定着したんだな…
2020-03-30 11:13:48物忌みを必要とすることに、「不吉な夢」とかまで入ってるもんですから、つい否定的な目線で見てしまっていたのです。過去の文化を見る時は、年月によるノイズの蓄積を考慮すべきでした。どうせ迷信ではと思考停止してたのを反省。
2020-03-30 11:23:52平安人、おまえ、超スーパー最悪な公衆衛生の中で生き延びたサバイバーだったんだな…確かに意味不明な物忌みも沢山あるけど、比較調査できない中でできることは「ぜんぶやる」だったんだ。馬鹿にしててすまなかった 我々は、少なくとも彼らよりは効率よく戦えるのだから頑張ろう
2020-03-30 12:15:59@nyorozo 道長だけが生き残ったのは、そういう事だったのかも。 御堂関白記なんか、物忌みのオンパレードで、最高権力者がそこまで気にするの?と思っていましたが、或いは彼が若いときから物忌みを非常に気にする人で、それでかどうか生き残ったので、後生もずっと続けたのかもしれないなあ、なんて思いました
2020-03-30 12:46:54@nyorozo 行き触れもそうですね 外出中死体にあったら(人間だけでなく獣も) 帰宅して、手水に禊して潔斎しろも、 感染症かもしれない死体に近づいたのだから、手洗いうがいお風呂に入れですからね…
2020-03-30 13:09:51忌引や四十九日も同じ発想では
創業89年の佐藤葬祭代表、葬儀葬式ch運営Youtuberです。1級葬祭ディレクター。オトナンサー連載中(ヤフーニュース掲載)。二見書房「遺体と火葬の本当の話」増刷御礼。取材、執筆依頼、撮影協力などは御気軽にご連絡下さい。 メールは info@sato1976.com 電話0334680949
外出禁止とか、濃厚接触を避けるとか、いままで迷信扱いされていた忌という行為や期間というのが完全に疫病対策その物で昔の人のスゴさを実感している。同じく食事をするなとか、おしゃべりするなとか、人が大騒ぎしている祝い事はダメとか、本当に感染症対策そのものです。
2020-03-29 21:57:03祝い事の前に身を慎むことも斎戒なんて言って物忌みと同義なんだけと、神事仏事に関わる人が病気に成らんようにしなさいって神仏限らずかんせんしょたいさくがされているってのは今回実感を伴ってよくわかりました。
2020-03-29 22:01:02忌っていわゆる縁起が悪いと言われるのでよく使われるから嫌なこと避けたいことって意味に使われてしまうけど、元々の字の成り立ちで見ると糸車に心で秩序を持って心を扱うことって位の意味なんだ。
2020-03-29 22:03:11三本の線の下に心をとどめる。なんだか嫌われものになってしまっている忌ですが、外部との接触を絶ち静かに安全に過ごすってなんだか高潔な言葉だった、こう言うことを掘り下げるのが僕の役割なんだろう。
2020-03-29 22:05:41忌み事って言うので嫌うのは死そのものじゃなくて、死を起こす病魔であり、その病魔がいるにしろいないにしろ可能性としているものとして扱うってスタンダードプレコーションと一緒と思うと、限られた環境で科学的根拠もない中で気付いて連面と続けて来たんだらスゴいしか言葉がでない。
2020-03-29 22:09:21嫌ったのは死ではなくて、死をつれてくる病魔。検査方法がないから一律一定期間隔離、理に叶いすぎていてスゲーってなっています。迷信でも何でもない高度な感染防御をうちの国はずっとやってきたってことです。
2020-03-29 22:11:45@satonobuaki @murrhauser 父が亡くなって14年ですがその頃、家の地方はに納棺前に休ませていた布団は焼けと言われていました。数時間しか休ませていない新品の布団も焼くのか?と御住職に伺うと昔の疫病対策の名残ですと言われ納得しました。 焼却と言う徹底対策をしていたのは凄いですね。
2020-03-30 07:25:17@satonobuaki 実は私も最近そう感じていました。親の四十九日前で色々慎んで過ごしている中で、なんだかコロナ対策とシンクロしてるな〜って思ってました。忌中、喪中など昔の人はよく言ったものですね。
2020-03-29 23:54:58外出する道すがらで死体に遭遇したら「物忌」といってしばらく自宅謹慎する、って…「なんだその文化?」と思ってたけど、そういうことだったのか! たしかに物忌は感染症対策…🌝 twitter.com/satonobuaki/st…
2020-03-30 13:13:04なるほど。この発想はなかった。忌引ってそういうためにあったのか。 twitter.com/satonobuaki/st…
2020-03-30 12:47:36日本だけでなく世界でも似た風習があります
検疫の語源になったquarantine(40日の船上隔離)も四十九日に近いなあ。 / “佐藤信顕@遺体と火葬のほんとうの話 on Twitter: "外出禁止とか、濃厚接触を避けるとか、いままで迷信扱いされていた忌という行為や期間というのが完全に疫病対策その物で昔の人のスゴさを実感し…” htn.to/3PPqzhvhGH
2020-03-30 13:04:24イタリア語で「検疫期間」はQuarantina(※クアランティーナ:直訳だと40日間の意。14世紀のペスト流行時にヴェネツィアで行われていた船舶の入港待機期間に由来)というんだけど、日本の「四十九日」って同じくらいの期間だよなぁ……ってなってる🤔 twitter.com/satonobuaki/st…
2020-03-30 12:56:08