たそがれ電力による電力における総括原価方式の説明について

たそがれ電力による電力における総括原価方式の説明について
1
たそがれ電力 @Twilightepco

あたかも総括原価方式を魔法の杖か悪巧みの道具のように考えているTWが散見されるので、その仕組みを大まかに説明する。総括原価はある時点での<前提>をもとにこの先に必要となる費用を積み上げて<原価>を作るものなので、原子力停止のような<前提>や<原価>の大きな変動には対応できない。

2020-04-04 14:44:09
たそがれ電力 @Twilightepco

まず<前提>として、この先の電力需要を想定しその需要を賄うために、【火力60・原子力30・水力10:】の電源構成で発電し、そのために何人の人を動かし、いくら設備投資をし、いくら借り入れて…という前提計画を立案する。当然ながらこの前提計画についても国は審査をする。

2020-04-04 14:44:10
たそがれ電力 @Twilightepco

次に、この<前提>満たすために必要な費用を【燃料費50・修繕費10・人件費10・減価償却費10・事業報酬5…】という具合に積み上げて【原価:100】を作り、これと一致する【収入:100】が得られる料金を作る。費用計算の方法は法令で決まっており、原価自体も当然国が審査する。

2020-04-04 14:44:10
たそがれ電力 @Twilightepco

問題となるのは、原子力停止要請で<前提>が狂って【原子力30→0】となりこれを補うために【火力60→90】となった場合、火力の焚き増し分燃料費が【30】かかったとしても、あくまで燃料費原価は【50】なので、【原価100=収入100<費用130】となって【30】赤字になるということ。

2020-04-04 14:44:11
たそがれ電力 @Twilightepco

ちなみに、燃料費調整制度というのは、【火力60】における[LNG30・石炭20・石油10]の燃料価格の変動を調整するものなので、そもそも【火力90】になった時の差し引き【30】分は調整することができない。【30】分を何とかするにはもともとの<原価>を洗い替える料金改定が必要となる。いわゆる値上げ。

2020-04-04 14:44:12
たそがれ電力 @Twilightepco

原子力停止後に<原価>を作る場合も、この先必要となる費用を積み上げて算定するのであって、原子力停止により垂れ流してきた【30】分を上乗せして費用を算定する訳ではないので、過去に垂れ流したコストは取り返せない。そして、原価洗い替え値上げ改定には「審査」という大きな関門が待ち受ける。

2020-04-04 14:44:12
たそがれ電力 @Twilightepco

「審査」とは、今般の値上げの主因が原子力停止による燃料費の増加であるにもかかわらず、原価の10%にも満たない人件費に対してギャーギャー文句をつけ見せしめのように従業員の賃金カットを要求したり、原価の1%にも満たない保養所を売り払えと強要したりする政治ショーのことである。

2020-04-04 14:44:13
たそがれ電力 @Twilightepco

このように総括原価は国の関与するところが大きいので、「消費者を守るもの」として自由化後の電気ガス規制料金や、JR・私鉄の運賃にも採用されています。電気料金の仕組みにご関心のある方は以下リンクから有識者センセイの資料やつるし上げ公聴会の資料をどうぞ。おしまい。 meti.go.jp/committee/kenk…

2020-04-04 14:44:14

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?