新人賞で求められる路線と、重い話と、個性ってなんだろう?@榊一郎

榊一郎先生の創作講座? ダーク系の作品についての話。 新人賞はどういう路線を求めているのかという話。 あと、個性に関する見解とその他諸々。
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@Reivasu

@ichiro_sakaki 創作について、というかラノベ業界について? 質問があります。よろしければお答えいただければ幸いです。

2011-06-13 19:49:20
@Reivasu

@ichiro_sakaki 自分は暗い雰囲気のある人間の闇のようなものを書いた作品が大好きで、ストジャとかがまさにツボなんですが、非常に残念なことに、ラノベでこのような作品は少なく、つい最近の作品にしぼると自分には一作も見つけられません。

2011-06-13 19:49:49
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu ああ、いわゆる「シリアス系」「ダーク系」のラノベが少ないとお嘆きであると。でもって業界の趨勢がそうであるから、新作はそういうのを送っても受賞しないのではないか? という疑問ですな。

2011-06-13 21:10:56
@Reivasu

@ichiro_sakaki はい、そういうことです

2011-06-13 21:12:44
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu まあ、暗い、重い話が減ってきてる、プロが企画を出しても通りにくい、という現実はまあ確かにあります。というか明確に数字に出てしまうので、そりゃ商売としてラノベを出している出版社は、「赤字にはしたくないから」と売れ線のものを出したがる訳で。

2011-06-13 21:12:47
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu ただ、ダーク系、シリアス系の作品が全く存在しない訳ではなく、比較的最近の、現在進行中のシリーズという意味では、浅井ラボ氏の「されど罪人は竜と踊る」シリーズをはじめ、何本も見つける事が出来ます。

2011-06-13 21:16:43
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu まあ結論から言ってしまえば、「無い」訳ではないし、「存在しなくなる」訳でもないでしょう。学園ラブコメが大量に氾濫しているという事は、当然、反動として「そうじゃないもの」を求める空気も生じてきます。機に聡い編集部ならそういう部分の需要は見逃しません。

2011-06-13 21:18:18
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu また新人賞でも、あえて審査委員の名を冠した●●賞とか、メインの大賞、準入選といった部分とは別にそうした特別賞を設けているのは、「いわゆる売れ線のラブコメ系ではないけど、落とすには惜しい作品」というのを拾い上げる為に機能している訳で、

2011-06-13 21:20:18
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu 「シリアス系」「ダーク系」という事を「理由」――というか「原因」として、一定水準以上の作品が受賞を逃すという事は無いでしょう。逆に、そういう作品が受賞を逃す様な賞では(もしそういう賞があるとすれば)、受賞してデビューしない方が安全な位。

2011-06-13 21:22:18
@Reivasu

@ichiro_sakaki ある程度シリアスな雰囲気のある作品さえ、ご都合主義としか思えないやり方で死人を出すのを防いでいたりします。 これからのラノベはやはりそういう軽くて明るい話だけになっていくんでしょうか?また、新人賞に暗い雰囲気のある話は送らないほうがいいのでしょうか?

2011-06-13 19:50:15
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu まあ、明るいコメディに比べて、シリアスで重い話は、エンターテイメントとして見た場合、「逃げ」の余地が少ないというか、要求される完成度が高くなってしまう為(ラブコメの方が簡単、という意味ではなく、シリアスは読者の許容範囲がタイトというかニッチなのです)、

2011-06-13 21:25:04
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu 「一定以上に売れるシリアス」やら「商売として成り立つ位に売れるダーク系」は、リスクが高いというか、ほんの少し「外す」と途端に売れない。という事で編集部も「ベテランにやらせるか」「さもなくば新人賞の応募作」でなければ、なかなかGOサインが出せない、と。

2011-06-13 21:27:30
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu 私が知る限り、ラブコメ系に比べて当たり外れの幅がでかい――でかすぎるのですな。だからこそリスクを減らすために実績のあるベテランか、そうでなければ、比較的リスクの少ない新人のデビュー作に、という事になる。

2011-06-13 21:28:44
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu なので、新人賞に送るのは、別に問題ないと思います。ただ、そのデビュー作が全然売れなければ「じゃあ次は鉄板のラブコメにしようか」と編集さんに言われるのは、小説屋も編集者も、慈善事業ではない以上、当然の話で。

2011-06-13 21:31:15
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu 逆に言えば、デビュー作が売れれば、むしろ「競争相手が少ない」分だけ有利というか、ダーク系、シリアス系に飢えている人は少なくない筈なので(じゃなきゃアニメの『まどマギ』やニトロ+系の作品も売れんわな)、固定客をがっちり掴める可能性があると。

2011-06-13 21:33:26
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu 後はもう、編集部やレーベルの姿勢、カラーによります。私の作品でいえば、ハヤカワJAで出して貰った「ザ・ジャグル」などは幾つかの編集部はやはり「シリアスで、しかもメカものはちょっと」と嫌がったりしましたが、ハヤカワの編集部はOKしてくれましたし、

2011-06-13 21:35:37
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu MFの編集部にしても「ミカヅチ」に関してはむしろ「ダーク系のヒーローもの」という発注があって書きはじめたものですし、他にも一作、年内に某レーベルでダーク系のものを出す予定があります。

2011-06-13 21:37:00
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu なので、単純に「レーベルによる棲み分け」や「一定の品質保証(というか実績)のある作家による作品」としてダーク系シリアス系は途切れる事無く世に出されるかと。そういう系統のものを書きたい、というのであれば、むしろ、「最近こーゆーのねえじゃんかよう!」という怒り(?)

2011-06-13 21:38:36
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu をぶつける位に「熱い」作品(熱血系主人公って意味じゃないですよ、念の為)を突っ込んでやれば、むしろ、新人さんの中で目立つ可能性もありますし。まあいずれにせよ、「リスクは高いし、上手くやれる人も少ないけど、需要はあるので、上手く行けばいける!」のですよ。

2011-06-13 21:40:12
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu 作品を探す云々はまあ、とりあえず「意外とあるよ、頑張って探してみて♪」とか言うしかない訳ですが(ごめん)、投稿・新人賞の応募に関しては、「険しい道」ではありますが、むしろ上手くいけば新しい風潮を切り開けたりするので、遠慮する必要なし、と。こんな処かなあ。

2011-06-13 21:44:34
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu まあ、いずれにせよダーク・シリアス系は独特のセンスを要求される事が多いので理論で語りにくく、その辺、どうにも曖昧な物言いにしかならんのですが。まあでもコメディも理論で語りにくいか。うーん。ちょっと曖昧な物言いの繰り返しになっちゃいましたが、御勘弁ください。

2011-06-13 21:49:24
@Reivasu

@ichiro_sakaki お忙しい中わざわざありがとうございました。それもこんな長文で返信していただいてしまって、申し訳ないです。頂いた返信を読んで、「シリアスはダメじゃないか」が「俺がシリアスを流行らせる!」に変わりました! 本当にありがとうございます!

2011-06-13 21:51:53
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu つか、個人的にはシリアス、ダーク系は好きなので、頑張ってください。ちなみに生々しいダークな雰囲気といえば、ハヤカワJAは割と許容してる感じ。この間推薦文書いた「アバタールチューナー」もダークだし。まああそこがラノベレーベルかどうかは意見が分かれますがw

2011-06-13 21:58:17
榊一郎@「けいたん。」発売中です! @ichiro_sakaki

@Reivasu 中央公論の「ドラゴンキラーあります」とかも割とダークめで面白かったですよ。新書なんで、ラノベとして探しているとなかなか見かけないかもしれませんが。

2011-06-13 21:59:11
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コメント

皆川悠希 @yukiminagawa 2011年6月14日
少し修正。@tirinku さんの質問内容に抜けがあったので追加。
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