元プロレス団体社長のマッチメイク(というかプロの仕事)論

昨年末で解散したNEO女子プロレス社長、甲田氏(@neokoda)が深夜につぶやいた内容が興味深かったのでとりあえずトゥギャってみる。
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甲田哲也’23 @koda0202

例えばライターの人が「締切や文字数のくくりがなければいい文章書けるのになぁ」と言うのはライター失格。締切など制限なければ素人でもいい文章書ける。限られた時間や文字数などの制約の中でいい文章書くのがプロのライター。

2011-06-14 03:27:33
甲田哲也’23 @koda0202

例えば漁師の人が「海が荒れたり天候がいつもおだやかなら魚もっととれるのになぁ」と言うのもどうか。海が荒れないなら、みんながみんな、漁師で生計たてること考えてしまう。海に困難があるけど、それでもリスク背負って魚を捕るから漁師という職業がある。

2011-06-14 03:31:48
甲田哲也’23 @koda0202

他にもいろいろあるだろうけど、どんな仕事でも職業でも同じ。制約とか、リスクとか、困難とか、それがあるから仕事として成立する。そういうのが何もないなら、誰でもできるわけだから仕事にはならない。当然の話。

2011-06-14 03:37:05
甲田哲也’23 @koda0202

で、自分に言わせると、プロレス団体のフロントという人が「プロレスラーはワガママでやってられない」「プロレスラーがワガママでいいマッチメークできない」なんてのは、言う方が認識不足。選手がワガママなんて最初から当然の前提条件。

2011-06-14 03:41:52
甲田哲也’23 @koda0202

そりゃプロレスラーがみんな大人で聞き分けがいいなら、マッチメークなんて中学生で十分できるでしょう。そうじゃないから、選ばれた人しか本当のプロデュースはできないのだと思います。だいたい、きちんと普段からひとりひとりの選手と向き合っていれば、みんな決して聞き分けない人ではないはず。

2011-06-14 03:47:08
甲田哲也’23 @koda0202

自分が小学校のころ、タカラのプロ野球カードというのがあって、好きで毎年買って遊んでいました。自分で打順組んだり、投手交代したり、監督ができるやつ。でも、もちろん本当のプロ野球選手はカードではなくて、人間がやるものです。人間がやるから、カードとちがってひとりひとりに性格がある。

2011-06-14 03:55:06
甲田哲也’23 @koda0202

4番にすると燃えていつもより力を発揮する性格の選手もいれば、4番にするとプレッシャーで普段の力を出せない性格の選手。控えに回されるとナニクソと反骨心を燃やす性格の選手もいれば、控えに回されると腐るタイプの人もいるでしょう。それはカードゲームとは違うところ。

2011-06-14 03:59:06
甲田哲也’23 @koda0202

監督はキャンプやミーティング、その他通じて、選手のそういう性格を把握したり理解しないといけない。もちろん、プロレスも同じだと思うのです。プロレス団体のマッチメークをカードゲームのつもりで「俺ならうまくやれる」と思っても、そういう人がうまくいかないのは当然。

2011-06-14 04:04:20
甲田哲也’23 @koda0202

かなり荒らしてすみませんでした(;∀;)

2011-06-14 04:09:22