「おしん」のテーマ曲であるが、橋田壽賀子ドラマには欠かせない坂田晃一先生によるものだ。曲調がなんとなくフォルクローレっぽいが、それも海外で「おしん」人気が高いのに一役買ってるのかもしれない。 pic.twitter.com/nLAZ4g3pLF
2019-06-02 02:09:04外国の人が「おしん」のテーマをピアノで弾いている動画もいくつかあったりする。この人はなかなか壮大なアレンジ。 youtu.be/9slb0oU-m-c
2019-06-02 02:53:50こないだ録画した「おしん」、第1週〜4週、24話までを見た。今まで断片的にしか見てこなかったので、ちゃんとじっくり見るのは初めてかも。やっぱイイわぁ。
2019-06-04 23:16:23貧農の子として生まれたおしんが家計のため(口減らしのため)年季奉公に出される。奉公先での執拗な教育(と言う名のいびり)に堪えかね逃避。山で脱走兵の兄ちゃんと出会って束の間の幸せを味わい、教育を施されるも、無惨な別れが訪れる。そしてさらなる貧困のため母ちゃんの出稼ぎ、そして再奉公。
2019-06-04 23:16:23いたいけな少女の健気さに全国民はおろか世界の人が心動かされたのも分かる。そして苛酷な運命にキリキリさせられながらもなんとか見ていられるのは、成功した現代のおしん(乙羽信子)の回想がちょいちょい挟まれるからだろう。「そうだ、この子は後に大成功するんだ。」という救いがあるからだ。
2019-06-04 23:19:07というわけで「おしん」のテーマ音楽であるが、採譜したコードを見てみると、最初のフレーズが実に流転の人生を表してるなあと感じる。始め2小節はドリア旋法。3小節目のVの長和音で明るい兆し。続くVII♭でグッとくるが、VI♭に下降しV-で雲がたちこめ、IV-7→V7の悲しみを経て主和音に戻る。 pic.twitter.com/vlwntAYmrq
2019-06-04 23:28:45引き続き「おしん」田中裕子編に突入。(だいぶ遅れをとって追っかけて見てるの) pic.twitter.com/lSKITXtsyo
2019-07-07 00:51:51「おしん」には様々な人物が関わる。良い人もイヤな人も、おしんの為になる人もならない人も。その中で、ひときわ興味深いのは兄の庄治である。人間のイヤな部分を凝り固めたような人物。貧困と抑圧が生んだ負(ネガティブ)の象徴である。
2019-07-23 01:15:15おしんに対しては、ひたすら「そりゃないよ兄ちゃん」というような事しか言わない。ただ、こんな人間のセリフにもちゃんと理がある。それは普通の人は思っていても口に出せない、あまりにも正直な本音だと思う。エゴと恨みとやっかみと卑屈で覆い尽くされたドロドロの本音。なので、ひときわ人間臭い。
2019-07-23 01:15:15ホモのおれが言うのも何なんだけど、この田中裕子の可愛さ、エロさは、ちょっと罪なんじゃないだろうか?ノンケの男だったら悶えていたと思う。ヤバイ。 #おしん pic.twitter.com/5gQLxUDaga
2019-08-16 00:44:53アナスト「おしん」の回。橋田先生(94)が元気そうでなによりだったのと、ピン子が厳寒の最上川に下半身を浸して堕胎するシーンをスタント無しでこなして実際3ヶ月生理止まったとか、晩年を演じるのに「歯を全部抜きたい」言うて橋田に止められたとかペラペラ喋って充実。 www4.nhk.or.jp/anotherstories…
2019-08-17 15:01:44何週か遅れで #おしん を見ているのだが、今日は田倉商会の新工場完成祝賀会の回であった。その日が「大正12年9月1日」だと何度もセリフで聞かされ、その度に「なんてこった!」と言うほかなかった。まさに今日、9月1日、世に言う関東大震災が起こったからである。なんという過酷な運命だろうか。
2019-09-01 03:23:10借金に借金を重ねた末におしん夫婦がやっとの思いで建てた工場と、あの愛すべき源じいとを一瞬で奪って、幸せの絶頂から地獄の底に一気に叩き落とすとは、神(橋田壽賀子)の残酷さには畏れ入るばかりのひろぱげであった。 #おしんチャレンジ
2019-09-01 03:23:11ジェットコースターが少しずつ少しずつ登っていったその頂点で、一寸先が急降下する下り坂の始まりだと見えるあの瞬間を味あわせてくれる橋田壽賀子先生。#おしん
2019-09-01 03:29:40