芝村裕吏
@siva_yuri
市場に受け入れられる独自性や新規性は余程の例外でない限り本来、わずかな量でいいものです。 そのわずかな新規性をどこから導入してくるかと言うと、私の場合、空白から探してきます。 既存の物を図に配置して、技術開発の余地を探すのです。
2011-06-13 07:20:03
芝村裕吏
@siva_yuri
例えば、電子文具の企画を依頼されたとしましょう。 私は既存の電子文具の情報を集め、これを図にして配置していきます。 価格や機能、デザインこういうものを基準に仲良しグループはあつめていき、遠い物は離していきます。これをグルーピングといいます。
2011-06-13 07:23:41
芝村裕吏
@siva_yuri
グルーピングの結果、空白があることに気づくでしょう。 その空白はお客がいないから空白なのかもしれませんし、技術的に難しいから空白なのかもしれません。 まずはそれがどんな空白かを考えるところから、新規性の創造ははじまります。
2011-06-13 07:25:05
芝村裕吏
@siva_yuri
空白の想像がつき、そこに一石をおくことができると判断したら、ここから長考がはいります。 一石を打った後の盤面変化を考えなければいけません。 二手目、三手目まで打つことを想定して、勝つと読んだ上で、ここでようやく企画がはじまります。
2011-06-13 07:29:00
芝村裕吏
@siva_yuri
大切な事は3つです。 新規性とは空白であること。 空白にも種類があること。 そして最期に、空白を埋めたから幸せになるとは限らないということです。
2011-06-13 07:30:01