誰がリベラル・アーツを殺したか?

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動画「誰がリベラル・アーツを殺したか?」を訳してみた。以前の人文系の学部は西洋の作家/芸術家/思想家の作品に染み込んだ知識や知恵を伝える場所だった。しかし、今では、差別や帝国主義の過去に焦点を合わせることでナルシシズムや被害者意識を助長している。なぜなのか? youtube.com/watch?v=6Sxttk… pic.twitter.com/vSUMIDJdFr

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『リア王』や『ハムレット』に匹敵するような悲劇が進行している。 アメリカでも屈指の名声を誇るカリフォルニア大学ロサンゼルス校で英文学の学士号を取るには、ジェンダー、人種、民族性、障害者研究またはセクシュアリティ研究、インペリアルトランスナショナル研究またはポストコロニアル研究、… pic.twitter.com/N5DLwocQgE

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…そして批判理論の単位を取らなければならない。しかし、シェークスピアについての講義を取る必要はない。 言い換えれば、 UCLAの英文学部は、英文学を専攻する学生が最も偉大な英文学作家の文章を1行も読まなくても構わないと公式に認めているだけでなく、… pic.twitter.com/J0x9GMfSFh

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…彼らのコース・カタログが言うところの「ジェンダー、セクシュアリティ、人種、階級という新しい規範」に学生を触れさせようと躍起なのである。悲しいことに、UCLAはこのムーブメントのリーダーではない。フォロワーである。 pic.twitter.com/dWYchnlSKP

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このムーブメントは、現代の学問の特質、すなわち、ナルシシズム、被害者意識への執着、そして過去の驚くほどの複雑さをアイデンティティポリティクスや階級ポリティクスに単純化しようとする固い意志を、人文系のカリキュラムに注ぎ込もうとしているのである。 pic.twitter.com/RZGaqQc00D

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そうすることによって、現代の大学教授たちは、西洋文化の大部分や西洋の大学の基礎となった優れた人文主義の伝統を否定したのだ。その伝統は、過去の類まれな才能に触れたいという飽くなき欲求に基づいていた。 14世紀のフローレンスの詩人であるフランチェスコ・ペトラルカは、… pic.twitter.com/WPAQCuaCwh

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リウィウスの手による偉大なローマ史やキケロが書いた文章を発見することで、今日ルネッサンスとして知られる知の爆発を引き起こした。キケロは、ジョン・アダムスやトーマス・ジェファーソンにインスピレーションを与えたローマ時代の政治家である。 pic.twitter.com/8O8cQgnXpw

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ギリシャやローマの失われた文化を取り戻すというペトラルカの燃えるような意欲は広く共有され、ルネッサンス期の人文主義者は長く忘れ去られた手稿をヨーロッパ中の人里離れた城や修道院で探し回った。 数々の優れた大学がこの新しい知識を西洋世界のいたるところに広めた。 pic.twitter.com/HsvaaXxKgo

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そこで学んだ学生は、また次の世代にその知識を伝えた。 では、こうした古典的な人文主義者の学問への渇望を、あるコロンビア大学の学生の憤りと比べてみよう。この学生は、コロンビア大学の1年生の必修科目として、モーツァルトを学ばなければならないことに腹を立てた。 pic.twitter.com/ZjLvZIqukb

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「なぜ私がモーツァルトを聴かなければならないのか?」と彼女は不満を表した。「私にとって、この必修科目の問題点は、それが白人優越主義とレイシズムを支持しているからだ。女性もいなければ、有色人種もいないではないか」 pic.twitter.com/TAEFkM28RX

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これは、1人の愚かな学生の特異な考えではない。今日の人文学科で支配的なイデオロギーなのだ。この生徒は、こうした思考方法を大学で学んだのだ。 今日の人文系の教授たちは、過去の偉大な知性に親しむことを学生に奨励するのではなく、教授たち自身の世界観を強化することのみを追求している。 pic.twitter.com/3ZfnMHr8RM

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アメリカの文学関係の学術団体が毎年総会を開くのだが、その2014年のアジェンダで真っ先に話し合われたのは、「具体化、貧困、気候、アクティビズム、補償、そして不平等に支配されている状況」についてだった。「脆弱性に関する重要な場所を顕在化させ、変化の可能性を評価するため」だそうだ。 pic.twitter.com/srnTfL8oKa

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こうした政治的な気取りの中で失われてしまったのは、人文科学におけるただ一つの本当の意義、すなわち、「知識」を伝えることである。そして、その知識とは、手に入れられる最も重要なもの、すなわち、「英知」につながる可能性があるものである。 pic.twitter.com/Y4TfQCWSXK

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アメリカの建国者達は、驚くほど広範囲にわたる歴史的および哲学的な知の源泉、そして人間性に関する健全な懐疑に基づき、世界の歴史で最も自由で安定した共和国を作り上げた。 西洋の法の支配と比類なき繁栄を導いたこれらの源泉を知らなければ、こうしたユニークで卓越した達成は危険にさらされる。 pic.twitter.com/0kiogwDLpt

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しかし、人文的な学びとは、突き詰めれば、学ぶこと自体が目的である。 狭い自己中心的な狭い精神から抜け出して、ジョージ・エリオットの散文、バッハの音楽、ヴァン・ダイクの絵画の世界に生きることは、それなしで生きることよりも、単純に素晴らしいことだ。 pic.twitter.com/Ng41cdFmQ5

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究極的には、それこそが、この世界に不可欠の作品を生み出した作家、芸術家、思想家に対する、喜びに満ちた私たちの務めである。 美や気高さを忘れた人文科学のナルシシストには、これがまったくわからない。それだけでも良くないことだが、こうした輝かしい知識や知恵を学生から奪うのはどうなのか? pic.twitter.com/7E2Kr2OzsC

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それは、シェークスピア級の悲劇である。 マンハッタン・インスティチュートのヘザー・マクドナルドでした。(了) 英文スクリプト: prageru.com/video/who-kill… pic.twitter.com/kTggZUdhXY

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