海賊無双4のサンジ×プリン解釈（伝聞）が大変な地雷だったのが許せないのでまとめます。

ハンセイ @neoamakusa

ええ……。 海賊無双4、プリンちゃんがメロリンしてるサンジに嫉妬する話があんの……。完全に解釈違いだわ。

ハンセイ @neoamakusa

サンジから「なんて美しい瞳だ」と言われて泣き崩れてもなお強がって撃ち殺そうとすらしたプリンちゃんが何故サンジに落ちたかと言えば、それは彼がナミさんの事を抱き留めて笑いかけるのを見たからに他なりません プリンがナミに嫉妬しない事と、サンジに惚れた理由について neoamakusa.hatenablog.com/entry/29283727

ハンセイ @neoamakusa

実際、その後もサンジはプリンちゃんの目の前で他の女にメロリンしていましたが、彼女が嫉妬する姿は描かれませんでした。 そう、プリンちゃんは「嫉妬する事が出来ない程に」自己評価が低いのです。 だから、サンジが自分の目前で他の女に靡いていようと、それに怒る資格は無いと思っているわけです

ハンセイ @neoamakusa

「サンジがナミを抱き留める姿を見て、彼に落ちた」 というのもそうで、そんな『女性に優しい』サンジの姿を見て初めて、自分の瞳を美しいと言った彼の言葉が嘘なんかじゃ無かったことを確信したからなんですよね。

ハンセイ @neoamakusa

しかしながら、プリンちゃんはサンジと結ばれようなどとは考えない。 いや、「考える事が出来ない」のです。 何となれば、彼女は子供の頃から十数年も、自分を『醜い化け物』と規定し、「化け物に相応しい女」として振舞い続けてきたのですから。

ハンセイ @neoamakusa

プリンちゃんにとってサンジとはあくまでも、 「『醜い化け物』に過ぎないこんな自分の事も美しいと言ってくれた、【全ての女性に優しい王子様】」 な訳です。 だから決して、サンジと結ばれようなどとは考えない。 そんな「おこがましい」事を、醜い化け物が思って良いはずがないからです。

ハンセイ @neoamakusa

それを……それを。 「サンジがキャロットをお茶に誘うのに嫉妬して、プレイヤーに二人をボコボコにするように命じた」……？ ほお。 ほお、ほお、ほお、ほお。 そうですか。へえええええ。

ハンセイ @neoamakusa

なるほど、なるほど。 よおおおおく解りました。 海賊無双のライターさんは、プリンちゃんの事をそういう女だと思ってる訳ですねえ。 はてさて、原作の一体どこにプリンちゃんがサンジのメロリンに嫉妬して、あまつさえ２人をボコして懲らしめようとする要素があったのか是非ともお聞きしたい所です

ハンセイ @neoamakusa

プリンちゃんがプレイアブルキャラとならず、DL追加１人目がスムージーさんだったというのも、その情報を聞くと全く腑に落ちるというものです。

ハンセイ @neoamakusa

私がワノ国編での麦わらの一味とビッグマム海賊団の手打ちの際に、サンジとプリンちゃんの結婚式が仕切りなおされると言ってるのも、↑の経緯があるからなんですよね。 ひょっとしたら読者の多くは既に、プリンちゃんが「救われた」と思ってるのかもしれませんが、それは違います。

ハンセイ @neoamakusa

彼女は未だに自分を『三つ目の醜い化け物』と規定しており、サンジからも本気で好かれてるなどとは思ってもおらず、ただ「サンジさんは優しいから、『こんな化け物でも』他の女生徒同じ様に接してくれた」と認識しているわけです。

ハンセイ @neoamakusa

で、一方のサンジにしても、プリンちゃんが自分達を助けてくれたのは彼女の優しさに過ぎず、未だに自分自身は彼女から嫌われていると思っているんですよね。 キスされれば嬉しさで気絶するにも関わらず、である。

ハンセイ @neoamakusa

もうこの２人は全くと言って良い程に誤解によってすれ違っており、それだけならまだしも、どちらも 「自分はサンジさん（プリンちゃん）から好かれるような人間じゃない」 と思い込んでいるわけです。

ハンセイ @neoamakusa

さて、ではここでクエッションです。 尾田先生が、こうやって自分自身を不当に貶める自虐的な思い込みに囚われたままの２人を、放置したりするでしょうか？ WCIにおける別れを、なに一つ前を向いてはいないプリンちゃんの涙をそのままに、物語を進める漫画家なのでしょうか？

ハンセイ @neoamakusa

ONE PIECEを少しでも知っている読者ははっきりとこういいます。 「そんなことはあり得ない」、と。 サンジとプリンちゃんの関係性を、何の進展もないまま終わらせたりしないのが、ワンピースという作品なんですねえ。