日本の「原子力トーテム」

Beltix（米国在留邦人） @Beltix

「安全神話」や「原子力ムラ」という言葉を聞くにつけ、ああ、原子力というのは日本の「トーテム」だったのだと、つくづく思います。自立した市民による「国民国家」（Nation-State）とはやや異なる成立基盤のわが国にとって、政治は常に新しい「トーテム」を作り出す必要がありました。

Beltix（米国在留邦人） @Beltix

一般に「トーテム」は、動物や植物などの自然を神秘主義的に象徴化したものですが、日本の場合は、どうやらそれが「巌」（いわお）のイメージに帰着するらしい。さざれ石の〜の「巌」です。原子力発電所は現代の「巌」。神聖にして冒すべからず。その力、強大にして繁栄をつかさどるもの、という..。

Beltix（米国在留邦人） @Beltix

レヴィ・ストロースは「トーテム」を「一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置」であると解釈しています。まさしく、これが日本の「原子力」というものの仮想的実態です。さて、この厄介な「トーテム」と戦うには、より強力な「トーテム」で立ち向かうしかなさそうです。

Beltix（米国在留邦人） @Beltix

「原子力トーテム」は、その廃棄物処理まで考えると、途方もない寿命をもつ「巌」です。こうした地質学的な時間に対抗できる「トーテム」は、恐らく「いのち」とか「未来」といった、悠久な概念になるでしょう。どうしたらそれを仮想的実態に変えていけるかを考えねばなりません。

Beltix（米国在留邦人） @Beltix

なんか、よくわからんことをつぶいてますが、ご容赦を。

Beltix（米国在留邦人） @Beltix

妙な理屈をこねまわしてないで、そろそろ寝ることにします。

Kachi @ksdullens

@Beltix いや、すごく強くて共感できる分析です。新しいトーテム…「被爆症患者のいのち」がシンボルとならないれないことを祈るばかりです。

Beltix（米国在留邦人） @Beltix

原子力の「安全神話」は完全に崩壊しました。「経済合理性神話」も、大島堅一先生などの分析で、間違いなく破綻していることが明らかです。http://t.co/VwN5vTn　 http://t.co/YWc1NoM　さて、次はどの「神話」を潰せばいい？「CO2削減神話」ってとこか。　

Beltix（米国在留邦人） @Beltix

強固な「神話」に守られた「ムラ」から誕生した 原子力は日本の「トーテム」だった。 （４つのツイートをまとめてみました） 「安全神話」や「原子力ムラ」という言葉を聞くにつけ、ああ、原子力というのは日本の「トーテム」だった… (cont) http://deck.ly/~b2QL0