Early Bird @ 41isyoichiさんの英語講座(2020年4月2日分)a number of/fold/on the grassとin the grass/acrossとthrough/please

まとめました。
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Early Bird @41isyoichi

中高で英語を教え、大学で英語科教育法と受験英語指導研究を講じてます。教員研修会講師。文科省高校検定教科書 FLEX (増進堂)執筆者。NHKラジオテキスト英文法コラム元執筆者。『英語教育』(大修館書店)など専門誌へ寄稿多数。共著に『夢をかなえる英文法 ユメブン1』(アルク)。未来塾(@miraijuku2015)主宰。

Early Bird @41isyoichi

盲点かも⚠️ a number of は a certain number of(ある数の)が基本義だ。それを some(いくつかの)と捉えるか many(多くの)と捉えるかはその時の場や見る人の主観により異なる。よって、「少数」「多数」を明示したい場合は a large number of, a small number of などとする。

2020-04-02 00:04:58
Early Bird @41isyoichi

盲点かも⚠️ (1)The man was standing alone, folding his arms. (2)The man was standing alone, with his arms folded. 「腕を組みながら」を(1)のように英訳する学習者は多いが(2)とすべき。(1)は The man was standing alone. He folded his arms. の意、腕を fold する瞬間を述べる。

2020-04-02 08:04:50
Early Bird @41isyoichi

(2)は The man was standing alone. His arms were folded. の意、腕を fold した後の状態を述べる。

2020-04-02 08:04:50
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] (1)We sat on the grass. (2)We sat in the grass. (1)では草が短いことが、(2)では草が長いことが暗示されている。(1)では on が使われ、草に接触した状態を表し、お尻で踏んで草の上に座った、の意であり、(2)では in が使われ、grass は入れ物として捉えられているからだ。

2020-04-02 15:15:58
Early Bird @41isyoichi

(3)I walked across the grass. (4)I walked through the grass. 同様に、(3)は草が短い状況を、(4)は草が長い状況を、それぞれ表す。ただし、through は草がそこを通り抜ける人よりも高いことを前提としない。膝ぐらいまでの高さでも through で表せる。 前置詞って奥が深い😳

2020-04-02 15:15:58
Early Bird @41isyoichi

(1) Mary is easy to please. (2) It is easy to please Mary. ともに「メリーは喜ばせやすい(タイプだ)、すぐに喜ぶ」の意で知的意味は同じだが含みが異なる。(1)ではこの人物を喜ばすのは簡単と評価を下しており、Mary は話し手がよく知る人物でなければならないが(2)では必ずしもその必要はない。

2020-04-02 21:04:04
Early Bird @41isyoichi

久保田正人氏による『能動態の意味を残す -able 形容詞について』なる論考が面白い😳 『英語学点描』(開拓社、2013年) にも再録されている。 core.ac.uk/download/pdf/9…

2020-04-02 22:53:33