Early Bird @ 41isyoichiさんの英語講座（2020年4月5日分）現在完了進行形/現在完了形の教え方/seeとhearとlookとlisten

Early Bird @41isyoichi

[THREAD] ある事柄に対する説明に現在完了進行形が使われることがある。 👉I'm cold because I've been swimming for an hour.（1時間もずっと泳いでいたから冷えてしまった） 👉Be careful! I've been painting the door.（[ペンキがつくから] 気をつけてください。ペンキを塗ったばかりですから）

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「現在 (の少し前) までずっとＡのことをしていました。だから今がＢの状態にあるのです」という、ＡとＢの相互関係の気持ちを伝えるのに現在完了進行形が適しているのだろう。このように、将来への継続が含まれないばかりか、現在においてはすでに行為・状態が継続していないことを示す場合もある。

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[THREAD] 言葉がまったく空の状態でポツンと使われることはない。現実には、必ず何らかの周囲の状況がある。よって、言葉を教える際にもそういう現実に即して教えるのが望ましいと言える。まして、英語の現在完了形のように日本語には厳密な意味での相当物のない文法事項を教える場合はなおさらだ。

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過去形と異なり、現在完了形はある行為がいつ起こったかは問題にせず、その行為の結果が現在どうなっているかを問題にする。教える際は次のように（　　）内の部分を補い、できるだけ現実的な場面を設定して提示することが大切だ。 👉I have finished my work (so now I can go out and play).

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進行形は我々の注意を現在の一点に集中した表現で叙述が生き生きしているため、話し手の強い気持ちをこめて言う場合に適す。Where do you live? は単なる質問だが、Where are you living? は本当に久しぶりに会った人などに対し「(これは珍しい人に会った) 今どこにいるんですか」という気持ちを含む。

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[THREAD] 通例、see と hear は進行形で使わない。原則として、see も hear も、自分から意識して見たり聞いたりするのではなく、ひとりでに目や耳に入ってくることを言う。これらは人間の意志に関係なく行われることであり、ある起点と終点をもった行為の継続として表すことができないからだ。

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一方、look (at) と listen (to) は自分から意識して行う行為を表すから、進行形で使うことができる。 👉I see a man outside; he is looking at me.（表に人が見えます。その人は私を見ています） 👉I am listening hard, but I can't hear anything.（一生懸命聞いていますが、何も聞こえません）