内部被曝の脅威 肥田舜太郎 鎌仲ひとみ

内部被曝とは、放射性物質をとりこみ、長時間にわたって身体の内側から放射線を浴びることである。恒常的に被ばくすることで遺伝子が傷つけられ、癌などを誘発するといわれている。だが、このリスクを見極める研究は少なく、人体への影響をめぐっては議論百出だ。本書では広島での被ばく後、60年にわたり内部被ばくの研究を続けてきた医師とジャーナリストがその脅威に迫る。
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Nami @namiheichan0115

内部被曝の脅威より「ICRP国際放射線防護委員会は放射線に関する世界的権威である。ICRPは長い間、微量の放射性物質による内部被曝を過小評価してきた。」そのICRPでさえ年間1ミリシーベルト。いまの文科省は20ミリシーベルト。

2011-05-26 14:15:17
Nami @namiheichan0115

《内部被曝の脅威》肥田舜太郎鎌仲ひとみより内部被曝が放射線被害で常に蚊帳の外におかれてきた理由①現在の医学が放射線の人体に対する医学的な影響については、生理学的にも病理学的にもまだ殆どが不明のままで、体外被曝、内部被曝を問わず、治療は愚か診断さえ十分にはできない状態にあること。

2011-05-26 14:51:31
Nami @namiheichan0115

内部被曝が放射線被害で常に蚊帳の外におかれてきた理由②原爆を投下したアメリカ政府および軍部が広島、長崎の被曝者のうけた医学的な被害をも軍事機密に指定し、本人には被曝に関する全てに沈黙を命じ、日本の医学、医療従事者には診療以外、核被害に関する調査、研究、学会活動を禁止したため。

2011-05-26 14:51:48
Nami @namiheichan0115

内部被曝が放射線被害で常に蚊帳の外におかれてきた理由③アメリカのICRPがBEIR報告を通じて、「一定しきい値以下の放射線の内部被曝は微量故に人体に無害」という主張を流し続けたことにあると筆者は確信している。

2011-05-26 14:52:07
Nami @namiheichan0115

「ホールボディカウンター」で計ることができるのはガンマ線だけ、体内に潜んで弱い放射線を出す微粒子がたとえ数億粒であろうと、それを外側から計る機械はどこにもまだ存在しない。つまり内部被曝を正確にはかる計器は存在しない。    内部被曝の脅威より

2011-05-26 15:32:02