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kusamura_eisei
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優しいお父さんのまとめのまとめ
優しいお父さん第一弾
―孤児達の村―
まなざし村とは『父の帰りをいつまでも待ち続ける孤児達の村』のことである
アニメ新世紀エヴァンゲリオンでは親に愛されない子供達が大人の尻を拭うべく戦闘に駆り出される日常を強いられる。
壊れた世界でそれでも子供達は身も心もボロボロにされながらも父親に褒められ認められようと頑張る振りをする。
丸で庵野秀明が必死に父である宮﨑駿に認めて貰おうとするかのように。
父とは人類が初めて出会う最強の男である。
時が経てば父は軈て子供に追い抜かれるのが定番なのだが、超えられないと悟ると子供達は何時迄も幼い子供のままでいようとする。
父は子に良かれと思い情けを掛けるどころか飛び付く虫を払い除け、子は父に守って貰おうと自ら考えを捨て縋り付くことを互いに望む。
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優しいお父さん第二弾
―全てを飲み込む母―
父と母から逃れられない子供達―フェミニズムとパターナリズムの間で―
2016年東京都知事選は所謂「貧乏籤」選挙であった。
その中で都内の有権者達はどのような投票行動に出たのであろうか。
フェミニストであった筈の北原みのりが取った行動とは。
そして在野のフェミニストたちが何故「違和感を感じるような」行動に出たのか。
人々が求めるものとは何であろうか、今回の都知事選で潜んでいたパターナリズム（マッチョイズム）が明るみになるのであった。
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優しいお父さん第三弾
―半人前のぼくわたし―
堺セーフシティプログラムとは強大なる権力による保護を目指す家父長制度のこと
青少年の区分が18歳未満という枠組みであるにも拘らず成人女性に対しても保護を謳うとなると「成人男性のみが一人前」という旧来の家父長制を支持してしまうのではないのだろうか。
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優しいお父さん第四弾
―お帰りなさいお父さん―
優しいお父さんの帰りを待つまなざし村（ヴィレ）の子供達（チルドレン）
昭和22年12月22日に民法の第４編と第５編を全面改正する改正法が公布された。この日を以って改正民法公布記念日とし、家父長制度が廃止され戸籍が夫婦単位となった…。
のだが、公布より70年余り経つが我が国では家父長制の名残がいまだ存在する。
ヱヴァQでアスカが家父長制のネルフに抗い続けるためにヴィレとして闘い続ける？
嘘だ、アスカこそシンジに男になって父親になって欲しいと願っているのではないのか。
ゲンドウのような幼い男による家父長制ではなくシンの優しい男たる新たな家父長制をこそアスカ達は待ち望んでいるのではないのか。
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優しいお父さん第五弾
―お父さんは偉いんだぞう―
家庭教育支援法は青健法とセットでパターナリズムの推進と家父長制の復活を目論んだもの
あと、憲法改正を視野に入れたものなのでこれらが違憲だとしても憲法を変えてしまえばすんなり罷り通ってしまうというアレなものになってしまうこと享け合い。
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優しいお父さん第六弾
―箱入り娘―
女性は須らく清純であるべしと言う幻想
BLはゾーニングされている、ということは表向き性が隠されているということなのであろうか。
公でないとするならば清純と言うことになるが、それだとムッツリスケベではないのか。
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優しいお父さん第七弾
―恥ずかしい私の体―
ミニスカートって元々抑圧からの解放じゃなかったのかな？
ブルマーも昔は解放の象徴だったのに、今となっては消えてしまった…。
まあ嫌がる人もいたからそうなっちゃったんだけど、解放かと思ったら当事者には世間からの抑圧に見えてしまうようで。
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優しいお父さん第八弾
―産む機械―
無自覚にも刷り込まれ再生産される母性神話
お腹を痛めてこそが母親のあるべき（あろうとすべき）姿として捉えられると、其処に到達するまでに人々は苦しめられることになる。
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優しいお父さん第九弾
―大人の言うことを黙って聞いていればいいんだ―
18歳成人になっても飲酒喫煙競馬は駄目という相変わらずパターナリスティックな法改正
明らかに自己責任というようなものじゃないよね。
ギャンブルや嗜好品を依存度を増すという有害なものとして捉えるパターナリスティックさを国がそう認識している。
その癖ローンもクレジットカードも親の同意無しで作られるのだから国が税金取りたいがために逆に国民を管理するような方向に持って行ってしまっているようにも思える。
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