2020年5月4日

しーなまさんによる拙著『デザインから考える障害者福祉』のランニングコメンタリー

2つの修士号をもつ障害者福祉施設の支援員、しーなまさん(社会福祉士)による拙著『デザインから考える障害者福祉』のランニングコメンタリーです。読者に恵まれるとはまさにこのこと。 『デザインから考える障害者福祉』はラグーナ出版からお求めいただくのが一番早いようです。 (こちから直接お求めいただくか、お問合せフォームにてお問合せいたださい) http://lagunapublishing.co.jp/books/design/ 続きを読む
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しーなま @shiinama

海老田先生の新刊も今日あたり届くはず。

2020-04-18 07:21:13
Daigoro EBITA @evidai

@shiinama ご購入ありがとうございます!

2020-04-18 07:47:39
しーなま @shiinama

@evidai 届きましたー!これから読ませていただきます。 pic.twitter.com/Ftl5mRcY4s

2020-04-18 19:35:40
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Daigoro EBITA @evidai

@shiinama ありがとうございます😊 ご笑覧くださいませ!

2020-04-18 19:36:15
しーなま @shiinama

海老田大五郎『デザインから考える障害者福祉』を読みはじめた。 pic.twitter.com/oQx5nUe8mc

2020-04-18 20:14:25
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しーなま @shiinama

「本書で試みるのは、学術研究として、障害者福祉における支援実践、とりわけデザインが関わる支援実践を記述すること(に徹すること)である。」p.10

2020-04-18 20:16:02
しーなま @shiinama

想定読者は ①障害者福祉に携わっている専門職者 ②人文社会科学系の学生 ③社会福祉に関わる人文社会系の研究者 ④これまで障害者福祉、あるいは障害者当事者と全くかかわりなく生きてきた人びと p.12

2020-04-18 20:20:37
しーなま @shiinama

私は、①だな。あと、一応③。著者としては、デザインを切り口にすることで、障害者福祉にかかわりのない④の人々に特に読んでほしいそうだ。

2020-04-18 20:24:08
しーなま @shiinama

「筆者は、「デザインの記述」というとき、デザイナーの「作成意図/意図せざるもの」という区分によって議論が生産的になるとは思っていない。重要なのはデザインが「説明可能な・合理的な・だれでも利用可能な公的な(エスノメソドロジーではこの特徴を「アカウンタビリティ」と呼ぶ)実践として…

2020-04-18 20:28:35
しーなま @shiinama

…何を可能にしているか」であり、調査研究者がデザインのアカウンタビリティを、デザインが可能にしているものとの関連において適切に記述できるかどうかという点だと考えている。」p.16

2020-04-18 20:29:59
しーなま @shiinama

「アカウンタビリティ」というのは、角度を変えて言えば、真似するために何が必要で、どうすればよいかが説明できるように書くこと、っていう感じなのかな。だとすれば、そのような形で支援実践を書いてくれることは、支援者系読者としてはありがたい。

2020-04-18 20:34:34
しーなま @shiinama

「サッチマンによれば、個々の行為は「プランに従って」なされるわけではない。プランは、参与者にとって、次に起こることを予測する、あるいは生じたことを反省的に検討するためのリソースである」p.17 ←「行為」を「支援」、「プラン」を「個別支援計画」に読み替えると、納得感ぱねえ。

2020-04-18 20:38:56
しーなま @shiinama

デザインとは、「最適化実践」であり、「その都度の微調整」である。プランがあれば、それに従って実践できるわけではない。両者をつなぐデザインが必要。さらに、プラン通りに障害者が作業できない場合にも、「計画を立て終わる前にまずは作業をやってみる」というチャレンジ志向を許容する。

2020-04-18 20:49:12
しーなま @shiinama

ということは、日々の支援の少なからぬ部分は、デザインってことだな。たしかに、教科書的には、個別支援計画と支援実践をモニタリングで繋ぐループで考えがちだけど、微調整としてのデザインという観点が入ることで、より実態に近くなる気はする。私(を含む障害者福祉職)はデザイナーだったわけだ。

2020-04-18 20:56:55
しーなま @shiinama

アレかコレか的な二項対立(障害者の利益/健常者の利益、経済的効率性/障害者への配慮…)になりがちな障害者就労だけど、協働実践に着目するデザインという観点を通すことで、そうした対立が実際にはどのように調停されているかを記述できるよ、と。

2020-04-18 21:17:39
しーなま @shiinama

「本書における最適化実践=デザインとは、あるデザインに関与する人びとにとって、関与者はだれであれ許容でき、だれによってもより望ましい創意工夫、配置、設計、調整の実践のことである。」p.25

2020-04-18 21:30:45
しーなま @shiinama

p.28に記載された(秋谷2018)、巻末の引用文献に載ってない???

2020-04-18 22:05:25
しーなま @shiinama

序章終了。 第1部ワークプレイスのデザイン 第1章作業と組織のデザイン

2020-04-18 22:42:44
しーなま @shiinama

先行研究によると、障害者雇用の困難は、 ①採用問題:障害者に任せる仕事がない ②定着問題:人間関係の不調や労働意欲の減退、仕事のミスマッチによる障害者の離職 の二つに分類できる。 そして①は「作業デザイン」、②は「組織デザイン」で解決可能。

2020-04-18 22:43:09
しーなま @shiinama

「A社長によれば、「お荷物」にならないための生産ライン上における配置方法の基本となるのは…健常者である従業員が行う作業の「前に」障害者の作業を配置するということだ」p.48 ←組織デザインの一例。作業所での支援で漠然と感じていたが、きちんと言語化できてなかった。言われて納得。

2020-04-19 17:57:13
しーなま @shiinama

障害特性と仕事のマッチング、と言うときに、特性とは個人に内在する不変的なもので、それと仕事というパズルのピースあわせがマッチングだと考えるのは狭い考え方だよ。実際に仕事をやっていくなかで調整されることで、特性が顕現することもあるよ、というのは、障害者だけのことではないよな。

2020-04-19 18:12:18
しーなま @shiinama

「具体的な作業から切り離された形で個人に備わっていると想定される特性を把握し、それと適合するような仕事を与えるという、従来の「マッチング」図式における順番ではなく、個人の困難に合わせた作業デザインによって作業が可能になることで、具体的な作業のなかで新たに習得され・見出される…

2020-04-19 18:14:31
しーなま @shiinama

…「特性」もあるということだ。ここでは「具体的な作業に結びついた特性」という、拡張された「特性」の捉え方も示されているように思われる。」p.43

2020-04-19 18:15:43
しーなま @shiinama

「採用問題」を解決する「作業デザイン」の考え方。これって、就活(批判)でよく聞く、「理想の仕事なんてない」「仕事の向き不向きはやってみないとわからない」的な話に近いかな、と思ったが、それらは働く者が一方的に仕事に慣れることを強いるけど、作業デザインは両者の調整だから違うな。

2020-04-19 18:22:38
しーなま @shiinama

道具の機能が環境依存的であるならば、(パソコンなどの例外はあるが)特定の目的のために作られた道具と比べて、より可変性の高い人間の機能が環境依存的であるのは、言われてみれば当然といえば当然だよな。

2020-04-19 18:26:45
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