パタン・ランゲージについてのメモと若干のやりとり
- koma_koma_d
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@Kentaro5a18 アレグザンダーのパタン・ランゲージの狭量さについては、ピンときていません。彼はあくまで自分なりのパタンランゲージを提示したのですから、それを他の人が再編集して出来上がるのはその人のパタンランゲージになるはずです。
2020-05-08 00:47:50@Kentaro5a18 もちろん、彼自身のパタンランゲージがそれとして機能しないというのは有効な批判ですが、再編集を許さないというのは批判としてずれているのではないかと考えます(こちらが貴方の意図を読み違えていたらすみません、これは全ての返信について言えますが)。
2020-05-08 00:48:26@Kentaro5a18 アレグザンダーの議論が本来存在しない問題を構成するものでしかなく、真に存在する問題を解決するものでもなかったのではないかという評価は、可能だとは思うのですが、何らか存在する問題を的確に定式化し損ねただけという評価も可能だろうとも思います。
2020-05-08 00:49:29@Kentaro5a18 まぁ、(何が問題か、ではなく)「問題」とは何かという話になると難しいのですが……。なお自分は未読ですがThe Nature of Orderでは議論の立て方が違うのだろうという気もします(長坂氏の著作を読んだだけでの感想です、これはこれからの課題です)。
2020-05-08 00:50:57@Kentaro5a18 ご紹介いただいた解決主義批判に関しては、そういう見方もできるかなという感想です(自分はシリコンバレー的な業務ドメインではないのでピンときませんが)。資本主義経済というものがそもそもマッチポンプ的に成り立っている、みたいな話に繋がりそうな……。 こちらも連投失礼しました。以上です。
2020-05-08 00:51:57所感
エヴァンス本とかは「使えるかも」という期待を持って読んでしまうけど、アレグザンダーレベルになると一見してそういう期待だけで読めないのがわかるので逆に良い。
2020-05-08 08:25:41ポパーを読んで「プラトンとヘーゲルは悪」という(浅薄な?)信念を持っていたくらいなので、アレグザンダーの超越的な部分には距離を感じる。美というものにも理解がないという自覚がある。だからこそ彼の思想があそこまでのインパクトを持ち得たのが不思議で、何があるんだと思いながら接している。
2020-05-08 08:32:26アレグザンダーの"a" pattern languageの成否と、コンセプトとしての patten language の成否とは必ずしも一致せず、分けて考えないといけないと思うのですよね。しかもソフトウェア業界的には建築のための pattern languageというコンセプトを更に一段抽象化して受容している。
2020-05-08 11:33:57