歴史修正主義者が政治家である事の問題は何か(2020.5.9作成)

墨東公安委員会 @bokukoui

歴史修正主義者が政治家であることは何が問題か。それは、一つには民族差別を煽るからである（差別と歴史修正主義は互いに原因であり結果であるが）。そして慰安婦問題に見るように、立場の弱い者からの異議申し立てを無視し、あるいは蹂躙する。 twitter.com/Erscheinung35/…

Erscheinung46 @Erscheinung35

「歴史認識が政治家としての能力と関係あるのか」と言う向きもあろうが、客観的証拠から明らかすぎるくらい明らかな日本軍の蛮行を認められないこの一点で、客観的事実より自己の願望を優先する傾向が明らかで、およそ現実に処する危機管理とか任せられない人物だっつう高度の蓋然性があるのですよね

2020-05-08 16:53:45

Erscheinung45 @Erscheinung35

「歴史認識が政治家としての能力と関係あるのか」と言う向きもあろうが、客観的証拠から明らかすぎるくらい明らかな日本軍の蛮行を認められないこの一点で、客観的事実より自己の願望を優先する傾向が明らかで、およそ現実に処する危機管理とか任せられない人物だっつう高度の蓋然性があるのですよね

Erscheinung45 @Erscheinung35

第二次大戦とかいう大日本帝国の失敗の閉店在庫一掃ｾｰﾙを正しく「失敗」と評価でけへんやつが新たな危機に正しく対処できるはずがないので

Erscheinung45 @Erscheinung35

だから我々はつねに歴史から学ぶ姿勢を持つべきなんだが、この類の人に「歴史に学べ」っつっても、どこから見つけてくんねんそんな本、みたいな謎本を積み上げては事実とは似ても似つかない謎歴史の構築をどんどん重ねていくのでまったくの徒労なのであった

墨東公安委員会 @bokukoui

すなわち、歴史修正主義者が政治家になるくらい社会に跋扈していると、その社会では弱者が差別され生きづらくなり、社会全体が嗜虐的というか、いじめっこがやりたい放題しているような社会になってしまうのである。

墨東公安委員会 @bokukoui

いっぽうで歴史修正主義者は、「誇りの持てる歴史を！」と叫び、過去の不祥事の究明を「自虐だ！」と喚く。これは論理が転倒している。過去を確固たる根拠のもとに、光も影も合わせてみなくては、今の自分の立場を認識できず、誇りを持つ基盤自体が損なわれる。

墨東公安委員会 @bokukoui

歴史修正主義者は、歴史を捏造することで、自分が何もしなくても、ただ「日本人だからえらい」と夜郎自大な妄想に耽る。不祥事を反省せず、何もしないのにえらいと思いあがる人間が跋扈すれば、当然社会問題は放置され、苦しむ人々は救済されない。そこを「自己責任」でごまかす。

墨東公安委員会 @bokukoui

歴史修正主義者は、つまり他者（とりわけ弱者）への想像力を持たず、安直に個人と国家を結合させる＝個人として自立した精神性に乏しい。早い話が、幼稚な人間ということである。そんな人間に権力を持たせたらどうなるのか、日本にはもううんざりする実例がある。なのに政権が続くのは、国民自身が…

墨東公安委員会 @bokukoui

日本の歴史修正主義においては、何もしないのにえらいと思い込む怠惰さの象徴が安倍晋三であり、弱者を攻撃して回ることで社会をむしばむ代表が橋下徹だと考えられる。どっちかだけ打倒しても、日本の今の惨憺たる状況は変革できないだろう。

墨東公安委員会 @bokukoui

歴史の授業をする時は、最初にこうやって歴史修正主義の話をして、youtube に始末の悪い「歴史解説」の動画がいかに溢れているかを糾弾していたところ、遠隔授業とやらで教員の講義を youtube にアップする羽目になったため、まこと自己言及的なことになってしまった。

墨東公安委員会 @bokukoui

安倍晋三については、長谷川晴生氏のこの指摘が重要と思う。まさに幼稚で自己中心的な、歴史修正主義とも親和性が高い性格であるが、それが今の日本のある状況にはまってしまっているのである。 twitter.com/hhasegawa/stat…

hhasegawa @hhasegawa

補足すれば、支持母体からもわかるように、家父長制的な支配に魅了され一貫して理念に掲げてきたのも事実で、そのくせ本人は「家長」ではなく「お子様」キャラという鵺的構造が見事に現代日本にマッチしたわけである。「ゾンビ家父長制」、「こどおじ家父長制」などの分析概念が必要なのかもしれない。 twitter.com/hhasegawa/stat…

2020-04-04 06:01:09

hhasegawa @hhasegawa

表現の自由戦士を観察すると、親の立場から子供の接する作品の性描写や暴力描写を懸念する声にやたらと噛みつく傾向が見え、家族形成から不当に疎外されたと思っているインセルオタクのルサンチマンがうかがえて微笑ましい。TLの諸先輩方は子育てツイートを多めにされると効果的に彼らに刺さるのでは。

hhasegawa @hhasegawa

首相を見ていると、単純な家父長的保守政治家とはだいぶズレている面があり、例えば野党議員と討論すると必ず「親や教師に叱られる子供」の側になって、むしろそれを支持の源泉にしてさえいる。戦後民主主義の帰結として（！）江藤淳的な治者たり得なくなった大衆は、子の方に自己同一化するのである。

hhasegawa @hhasegawa

（承前）で、この構図は、いい歳をしたはずの人間が「親の立場」ではなく「子の立場」でしかものを考えられない現象（twitter.com/hhasegawa/stat…）とも相即しているのではないか。オタクや表現の自由戦士が体制を擁護したくなる心理的要因としては、このあたりのメカニズムも考えた方がよさそうである。

hhasegawa @hhasegawa

補足すれば、支持母体からもわかるように、家父長制的な支配に魅了され一貫して理念に掲げてきたのも事実で、そのくせ本人は「家長」ではなく「お子様」キャラという鵺的構造が見事に現代日本にマッチしたわけである。「ゾンビ家父長制」、「こどおじ家父長制」などの分析概念が必要なのかもしれない。 twitter.com/hhasegawa/stat…

hhasegawa @hhasegawa

関連して言えば、戦後に提起された家長像は、江藤淳の「治者」にせよ山崎正和の「家長」にせよ、どちらかといえば近代家族を前提にしている節があることこそ注目に値すると思います。つまり、その時点ですでに、元来の家父長制は「保守」自任の立場からしてすらリアリティが消えかけていたのでしょう。 twitter.com/bokukoui/statu…

hhasegawa @hhasegawa

（承前）一方、最近の日本会議的な保守論壇は、この現実を否認して古典的大家族の幻影に固執する嫌いがあります。この「家父長制」は、所詮はファンタジー上の存在でしかないため「お子様」でも安心して感情移入が可能で、そこにゾンビ化の契機があるのではないか、という仮説を考えているところです。

墨東公安委員会 @bokukoui

家父長制に意味があるとすれば、イエに守るべき、受け継がれるべき家業（利権といってもいい）があるからなのだろうけれど、近代家族はそれを喪失している。現代の家父長制ぶる徒輩が、「ゾンビ」になるのは必然なのである。