ラファティ関連まとめ1-11
今年もSFセミナーの季節が近づいてきました。若島さんのジーン・ウルフ講義目当てに参ります。なお親孝行のため、夜の部は出ません。ラファティ企画は後日だれかにTall Taleとして語り聞かせてもらおう。 http://www.sfseminar.org/
2011-04-18 22:36:55@kaerumin ああ、同感。地平線の見える作家たち。シマックの『中継ステーション』は、大平原のド真ん中。どこからも出入りができる場所。『都市』の犬たちは、何の制限もなく広い場所を自由に走り回る種族。ラファティの叡智には、太陽の運行を司ると信じるインディアンの長老たちと同じ光。
2011-04-18 14:58:09書いてもだんだんまとまらなくなってきたなー。わたしは根本で「強い男が女を守る」ってな話が大好きなんですよ。でも現代ではこれ自体がギャグになってしまうので、現代作品ならつんつく突っ込んでお笑いにして、でもあいついい男だよね、バカだけどw というのが読みたいということ。
2011-04-18 14:31:36(続き)そうゆうのを全然意識せず自然にスルーして、書けちゃった作品というのは、結構楽しく読めちゃったりするし、好きだったりする。フェミニストでマッチョ好きというわたしのアンバランスな特性も大きいけど、楽しいんだからしかたない。
2011-04-18 14:23:32今大好きな「ボートの三人男」また読んでるんだけど(19世紀の作品だけど)、女性不在だからこそ書ける、明るさ、楽天さがたまらなく魅力なんだよね。わたしは女だから、文学(作家としても作品としても)から排除されてきた、女性性の問題はすごく重要な興味なんだけど、(続く)
2011-04-18 14:19:45思うに「根本にある楽天的、世界に対する肯定的な感じ」って男性作家だから書ける、ってのはあると思う。女性作家、特にフェミ系の場合は現状に対する問題意識がまずあって、しかもそれが理解されないというデフォの経験を絶対してるから、なかなかああゆう楽天的な感じの作品にはならないんだよなー。
2011-04-18 14:10:58@RappaTei 「人間肯定の文学」ってのはいいですね。アマゾンだと一時的に在庫切れになってますね~。帰りに本屋行ってみます>「翼の贈りもの」 http://www.amazon.co.jp/dp/4878923814
2011-04-18 14:04:26@kaerumin 「根本にある楽天的、世界に対する肯定的な感じ」というのに激しく同意します。ちなみに、本日発売の新短篇集「翼の贈りもの」井上央さんの解説は「人間肯定の文学」としてのラファティ作品について、素晴らしい論考となっています。 あ、私はシマックも大好きですよw
2011-04-18 13:50:50ミステリーだとスチュワート・カミンスキーも(この人はシカゴかな?)近いにおいがするなぁ。カミンスキーが死んでしまったのは未だにわたしショックです。
2011-04-18 13:53:43でも例えばアシモフとかは明らかに都会(NY)のにおいがあるじゃん。そうゆう都会のにおいの作家はいくらでもいるけど、田舎の土臭さでユーモアがある作家って、ラファティとシマックがまず思い浮かぶのです。
2011-04-18 13:41:40ラファティとシマックってわたしの中では近いイメージの作家だったりする。アメリカ中西部(田舎)の土臭い感じと、根本にある楽天的、世界に対する肯定的な感じが似てると思う。まあ、原書で読んでるわけじゃないから印象だけどね。
2011-04-18 13:38:52【宣伝】SFセミナー2011(5月3-4日)の合宿企画で牧眞司さんと柳下毅一郎さんによるラファティ企画が予定されています。集え!ラファティアン http://www.sfseminar.org/
2011-04-18 13:39:47ありがとうございます。そういう情報がありがたいです。また、なにかありましたら教えてください。@biotit //ヴクサヴィ(ッ)チは09年のインタビュー(スモールビア・プレスのサイト内)でラファティ好きを公言//
2011-04-18 19:14:05@RappaTei @ShindyMonkey ヴクサヴィ(ッ)チは09年のインタビュー(スモールビア・プレスのサイト内)でラファティ好きを公言していたのを見ました。が、他にも色々な人を挙げていますし、自作への影響に言及してはいませんでした。
2011-04-18 13:06:50ラファティ好きなら、マイクル・ スワンウィックとかも。作風への影響の有無はなんとも。森見登美彦にはラファティについてもっと語っていただきたい。そうすれば売り上げ倍増w(こればっかり)
2011-04-18 12:15:14wikipediaのR. A. Laffertyの項目では、「Influenced」としてNeil Gaiman, Terry Bisson, Gene Wolfe, Ray Vukcevichが挙げられている。根拠は不明だが、わかるようなそうでもないようなw
2011-04-18 12:11:32