創作折紙の背割れ・腹割れの定義についての議論

久々にホームページに駄文を書きました。題して「背割れと腹割れを折り分ける」。同じ折り線構造で腹割れと背割れの動物を折り分けるという実験。題材は新作の「山羊」です。 http://bit.ly/japAYO
2011-06-04 00:50:47
@myjmnbr なんかすごい力作が! 今ざっと読んだだけですが「獅子舞スタイル」はナイスネーミングw 明日またちゃんと読みますー
2011-06-04 01:57:27
@origamiplans ありがとー! 執筆を始めてから7〜8年、山羊を創作してからも1年たってるんだよ。ようやく日の目に…。
2011-06-04 09:11:32
先輩作家の某氏より、伝承の「ブタ」のような構造は「背割れ」なのか「腹割れ」なのかという質問をいただきました。痛いところを突かれましたw 紙のフチは出てないんだけど、背中は割れているという構造。正直、判断に迷います。皆さん、どう思われますか?
2011-06-05 21:40:29
@myjmnbr 『本格折り紙』だと背割れ1と2に分けてあって、1が伝承ブタ型、2が裏が見えるケースですね(つまり見た目重視の分類)。元々の用語が持つイメージの問題もあるけれど、一般的な用語として使うにはすでに齟齬を生みがちになってるという認識。
2011-06-05 22:00:53
@myjmnbr 見た目のイメージで、紙端関係なく断面が「^」だったら「腹割れ」と捉えてる人もいそうだなあ、とか。構造的な意味合いでは別の用語が必要なのかも
2011-06-05 22:09:47
背割れ、腹割れの用語の文献上の初出は探偵団58号のぼくのクローズアップじゃないかと思うけど、あの記事だと例はいくつか出しつつ分類はしてなかったのだった
2011-06-05 22:19:43
@origamiplans 僕も 紙のフチの問題だと思うので「腹割れ」かなぁと。ただメールをくれたT井さん(バレバレ)は「フチがどこにあるのかは関係なしに背中に空間が空くものを『背割れ』と思っていました」とのこと。
2011-06-05 22:22:08
用語自体を誰が最初に言い出したかは実はよく分からない。90年代中頃の探偵団の例会で耳にしたり使ったりする頻度がだんだん増えていったという記憶はあるけど、先輩作家の間ではもっと前から使われていたかもしれない
2011-06-05 22:30:44
@origamiplans はじめまして。 面白そうな話なので参加させて貰いますね。 これは自分の創作品ですが、こんな感じに閉じてたら腹割れで無いと思います http://t.co/AI53drt http://t.co/SHcAaL0 http://t.co/PNFcY2z
2011-06-05 22:32:44
「をる」1号でラングさんがいわゆるsmooth back(ヒダの線も出ない腹割れ)を強調していたけど、あれは「(裏の出る)背割れ」へのカウンターだった。あの辺から、創作時に考えなければならないことのひとつみたいになってきた感じもする。
2011-06-05 22:40:51
ぼくはその後に折紙探偵団に参加しはじめたので今書いてることはあまり信用しないでくださいね。こんど西川さんにちゃんと聞いてみよう…
2011-06-05 22:43:33
.@619riki はじめまして。やっぱり造形的な観点での分け方なんですね。ぼくの分類だとこれも完全に「腹割れ」なんですよ…
2011-06-05 22:46:25
@origamiplans 小松さんの作品にあるようなストッパーをつけて開かないようにするのも背割れor腹割れになってしまうんでしょうか? 仕上げ的な問題だから「割れ」でしょうかねえ?
2011-06-05 22:55:06
やっぱり造形的な捉え方の方が素直なんだろうな。完全に推測だけど、最初は伝承ブタのようなモノに対して「背割れ」とか表現しはじめたんじゃないかしらん
2011-06-05 22:55:34
@origamiplans それがスムーズバックがきっかけかは分からないけど、紙裏が見えるタイプを指す言葉としても使われるようになった(何度も書きますが推測ですので)
2011-06-05 23:02:01
.@619riki ストッパーの有無は関係ないですね(あくまでぼくの考えている分類では、ですが)。宮島さんの記事にあった図よりもっと単純化するとこんな感じです:http://bit.ly/jqEdML
2011-06-05 23:18:00
.@619riki つまり最後の「2つ折り」は特に重要ではないのですね(宮島さんの記事への突っ込みになっちゃいますが)。これはワニとか人物とか2つ折りしないケースを考えると分かりやすいかと思います。
2011-06-05 23:21:10
構造的に分類する理由は、創作技術上で重要な観点だから。宮島さんの記事でもインサイドアウトなどが挙げられているけど、大きいのは用紙内部の扱い(典型的には内部カド)で大きな違いが出ることだと思う。コンプレックス系では用紙内部の扱いは極めて重要。
2011-06-05 23:36:26
@619riki 神谷さんの小鳥みたいなのは「内割れ」とか呼んでたりしますね。伝承のカエルが典型で、用紙中央部から頭部を作るとああなることが多いです。
2011-06-05 23:44:50
@origamiplans 内割れ、また新しい折り紙用語を知ることができました(笑) ところで、勝田さんのブリのようなものはどうなるんでしょう? 尾びれの2つのカドがかなり裂けてます
2011-06-05 23:51:21