著作権の及ぶ限界と「権利制限」規定について

@shiraist さんのブログの下書きと思しきtweetをまとめました。おそらく、もっと詳しい内容で後日記事が上がるかと思います。それまでの予告編として。
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suehiro, tsuneo @shiraist

下書き的なつぶやきを始めます。

2010-04-18 18:01:33
suehiro, tsuneo @shiraist

著作権の及ぶ範囲を権利制限とか附則とかで定めることがあるので法律の体系として複雑になることがあります。その構造を理解することの重要性は否定しませんが、その構造を強調しすぎると、それはそれでちょっと危険ではないかと思う。

2010-04-18 18:03:45
suehiro, tsuneo @shiraist

権利があって、それが制限されている、と言うことを強調すると、権利制限は権利を剥奪することだ、という、著作権者側がよく権利制限への反対としての主張、これは私は間違った主張だと思いますが、それを助長してしまうのではないかと思うからです。

2010-04-18 18:05:56
suehiro, tsuneo @shiraist

権利があるけど、例外としてこの部分にはその権利は及ばない、という説明は、彼らの主張と親和性が高いと思うのです。

2010-04-18 18:06:40
suehiro, tsuneo @shiraist

私は、権利制限だとか附則だとかは、あくまで権利の及ぶ範囲を定めるものでしかない、という考えです。ここまで権利が及ぶようにしてしまうと、社会的に不都合が大きいから、そこまでは権利が及ばないようにする、それが権利制限であり、附則であると。そう思うのです。

2010-04-18 18:08:20
suehiro, tsuneo @shiraist

だから、権利制限とか附則とかの構造を知ることを否定はしないけど、結果としてどこまで権利が及ぶのか、それを知ることの方が重要ではないかと。そう思います。

2010-04-18 18:09:36
suehiro, tsuneo @shiraist

この考えは、どこかできちんと書きたいと思っています。

2010-04-18 18:11:05
suehiro, tsuneo @shiraist

書籍雑誌の貸与権の法改正の時に、三田誠広が、何で作家の権利が奪われなければならないのか、という主張をしていたけど、それに対する反論からこのような考えに至っています。

2010-04-18 18:12:42