学芸員/キュレーターとはなにか・・・

茂木健一郎氏 @kenichiromogi の「キュレーションに学芸員資格なんていらないよ」という、ある意味もっともなツイートをきっかけに、美術館・博物館などの文化施設における学芸員の職務問題がぼろぼろとつぶやかれました。編集自由で、どんどん付け加えてください。 (追記2011/6/21) このリストは、未整理な状態で読みにくい、と思われるかもしれませんが、さまざまな声をまずは拾う、という方針でまとめておりますことをご承知おきください。
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Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

キュレーションという単語は、もはや施設サイドからは使わないほうがよい、というか、使っているのは一部国立系だけ。なんといっても、キュレーションの時代という本で賞賛されていたのはポンピドー所蔵シャガールとロシアアヴァンギャルド展。これでOKという意見も、ダメじゃんという意見もあるだろ

2011-06-18 15:34:12
植田憲司 @kenji_ueda

パラフレーズして、「キュレイターをやるのに学芸員資格なんていらない」と、言えるかどうか。確かに、キュレーションをやるだけなら、学芸員資格はもちろん必須でない。RT @kenichiromogi: そもそも、キュレーションやるのに学芸員資格なんていらないよ。

2011-06-18 15:37:58
植田憲司 @kenji_ueda

さきほど誰かのツイートで、海外のキュレイターには、編集者や建築家、デザイナーだった人が多く、そのひとたちが興味深いことをやるという趣旨のことがあったような・・・。ニューヨークのMoMAには編集者や建築家出身が確かにいた。

2011-06-18 16:00:54
木村絵理子 @ErikoKIMURA

研究官→研究員でしたね。私も英語の肩書きはassociate curator。仕事のほとんどはキュレーションではないですが、いろいろやれる面白さがあるのも事実です。施設に所属しているとコレクションの形成にも関われるし(これはキュレーターの仕事!)。 @kenji_ueda

2011-06-18 16:14:34
新藤 淳 @_chinpui

この文脈で「国立系」云々は飛躍してません? RT @kmzwhrs: キュレーションという単語は、もはや施設サイドからは使わないほうがよい、というか、使っているのは一部国立系だけ。なんといっても、キュレーションの時代という本で賞賛されていたのはポンピドー所蔵シャガールとロシアアヴ

2011-06-18 16:19:35
新藤 淳 @_chinpui

キュレーションという語は、少なくとも日本では90年代以降に一般的に定着し始めたものですよね。世界的にも現代アートの国際展が増加し、あるいはインディペンデント・キュレーターの台頭が目立ち始めた時期に対応しているんでしょうけど。

2011-06-18 16:20:31
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

@_chinpui カタカナでキュレーターと呼ぶか否かという意味です。個人云々じゃない。少なくとも、その肩書に説得力を持っている。違うかな?

2011-06-18 16:27:18
新藤 淳 @_chinpui

.@kmzwhrs つまり、日本でカタカナの「キュレーション」という語を積極的に使うか否かは、美術館の制度的区分のような話ではなく、そういう現代アートの文脈内での意識の方が大きいと思いますけどね。またその意味で、「キュレーション」は制度的に確定されうる「職能」ではない、と。

2011-06-18 16:31:54
yuki @toroi_toroi

図書館でも「司書」資格が必要とされません…。 RT @ErikoKIMURA 日本で一番のビックリは国立の美術館には「学芸員」が必要ないこと。… 学芸員資格が必要なのは都道府県の教育委員会が認めた登録博物館のみで、国立館は登録博物館になれないから資格を持った学芸員は必要無い

2011-06-18 18:35:23
coquille または貝殻山 @coquille_bis

うちは公立じゃないから学芸員資格のない学芸員もいる。辞めた人も含めると3分の1は資格なしかな。全然問題なし。むしろ資格なしの方が優秀なくらいだ。そもそも海外の大学を卒業してたら日本の学芸員資格など持っているわけがない。

2011-06-18 18:37:15
coquille または貝殻山 @coquille_bis

かと言って、何も資格や制度がないとどうだろうな。それなりの大学の修士卒、学芸員資格あり、みたいなスタッフが揃っている館は、やはりレベルや効率が保ちやすいとは思う。

2011-06-18 18:41:11
ぴょんきち @ponkiti

学芸員資格ってIT業界における基本情報技術者試験(名称って変わっていたっけ?)みたいなものだよね。

2011-06-18 18:53:35
coquille または貝殻山 @coquille_bis

そんな時代があったのだろうか。 RT @aododenzen: キュレーシヨンさえできれば学芸員として務まる、という時代はとっくの昔に終わってます。

2011-06-18 19:09:39
@aododenzen

@cerveaunoir なかったとも言えます。学芸員の専門性を幻想のように称揚していた時代と言うべきかも。

2011-06-18 19:17:10
yamatosh @yamatosh

日本語のキュレーターという言葉、美術館系で展開していくのはいいけど拡大解釈されて異なった館種にもそれが当たり前みたいになっていく状況が生じたら危惧するなあ。

2011-06-18 21:02:58
seachang @seachang0202

キュレーターはコレクションからも独立したほうがいいというのか

2011-06-18 21:26:22
whatsup @lockertalk

アートにもいらない。RT @kenichiromogi: キュレーションやるのに国のお墨付きなんていらないわね。 @salut_yasuto 最近、法律改定に伴う新しい学芸員資格課程についての相談が、小手先の改正で現場の何が変わるのかと、大学は。文科省に従順。"

2011-06-18 21:35:39
持田 誠 @sapokachi

学芸員が博物館の専門職である以上、学芸員資格は必要最低限の博物館に関する知識・技術を身につけた証しとして必要だし、何より養成課程は「博物館とは何か?」を真剣に考える場として重要だと思う。専門分野については各担当分野の科学で研究技量を究めるべきだが、それは教員も同じ。

2011-06-18 21:44:36
持田 誠 @sapokachi

学芸員養成課程の問題は、そもそも学芸員養成課程を経ていないような大学教員がしたり顔で学芸員や博物館を論じていたり、学芸員資格保有者が学芸員になれないという現状にあると思う。資格保有を任用の条件としていない館や、登録・相当施設に含まれない博物館を今後どうするか?を議論しなくては。

2011-06-18 21:47:59
@panasonication

昼間の話なのだけれど。この時代、ミュージアムには多くの役割が求められているのはまず前提として、「だから学芸員にはジェネラリストとしての能力が求められる」という理路は個人的には全然ワクワクしない。いろんなことに首を突っ込まされ、疲弊していく姿しか脳裏に浮かばない。

2011-06-18 22:20:04
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

厳密に言えば、私は「同業者」ではないが、フランス語でいうところのconservateurっつー職業に意義は見出している。その人たちに、フランスが国家として与えているほどでなくてよいから、敬意を払ってほしい。まあ、こちらはこちらで勝手に凄い人に賛辞を送ります。同業者よForza!

2011-06-18 22:42:29
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

こんなところはいかがでしょう。長文失礼。http://www.codart.nl/448/ RT @panasonication: で、スタッフが愉快に働けないミュージアムが魅力的であるわけがない。

2011-06-18 22:46:33
@aododenzen

ジェネラリストとしての学芸員の職能が求められている地方館は、今後衰退の一途ということか。

2011-06-18 23:12:40
@panasonication

@kmzwhrs もう、ため息ものです・・・。

2011-06-18 23:15:05
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

.@panasonication サイト内の写真、収蔵作品が見えていて、この野郎と嫉妬したくなる、を遥かに超えていてまた腹立たしくなりますww オブジェクトが職務を規定する、というセリフ、立場はどうあれ心に刻まれます。

2011-06-18 23:19:10
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