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_period600
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ルナティックに関しては、彼は今回は傍観者の立場を守ると思われる。虎徹のかかげる「ヒーローの正義」がどこまで通用するか見届けるのが現在の彼のスタンスであるので、それこそヒーローが全滅し、シュテルンビルトが崩壊の瀬戸際に立たされでもしない限り、動かないはず。#tigerbunny
2011-06-19 23:00:15
・黒幕は誰か? ウロボロスはおそらく今回の事件で崩壊するが、では、すべての事件を演出し、バーナビーの両親を殺したのは誰か。ここではやはり、アポロンメディア社長のマーベリックを黒幕として推したい。#tigerbunny
2011-06-19 23:00:39
今回の事件でもっとも得をしたのは彼である。「HERO TV」の視聴率が爆上がりしたのは言うに及ばず、自社所属のヒーローであるバーナビーの過去を暴露することで「父の敵討ちをする若きヒーロー」という美談を演出し、#tigerbunny
2011-06-19 23:01:12
さらに、現KOHのスカイハイ敗北によって、バーナビーを新たなKOHとして祭り上げることも可能になる。また、孤児のバーナビーを養子として偽の記憶を植えつけ、ウロボロスを追うように仕向ける機会があったのは彼だけである。思わせぶりな酸素カプセルの件もある。#tigerbunny
2011-06-19 23:01:31
また、メディア王である彼は、事件や戦争など、報道に関してほぼ実権を一手に握っている。人心を掌握し、自らの思うとおりに誘導する術に長けているのはすでに劇中で何度も演出されている。#tigerbunny
2011-06-19 23:01:51
その人心掌握術を使って、人工ネクストを編成した大軍事力を作り上げる計画に、イメージ戦略の面から加わっていたのではないかという仮説。バーナビーの両親を殺させたのは、彼の指示である。#tigerbunny
2011-06-19 23:02:12
現在、ヒーロー達を使って「HERO TV」を運営しているのも、ネクスト能力者に関するイメージを向上させ、今後、人工ネクスト兵士を、本格的に軍が堂々と運用できるように仕向けるため、ネクスト化志願者の募集を効率よくするためもあると考えられる。#tigerbunny
2011-06-19 23:02:34
Pの発言には「現代の問題にもかかわるテーマが登場する」とあるが、そこに「ニュースのワイドショー化・バラエティ番組化、また隠蔽や歪曲の横行する現代のマスコミ」という問題を持ってきてみる。#tigerbunny
2011-06-19 23:02:57
「HERO TV」は、言ってみればそうした、事故や災害、事件などの悲劇をショーアップして見せるニュースショーの、誇張・戯画化されたものである。#tigerbunny
2011-06-19 23:03:33
マーベリックはネクスト能力者を英雄として扱う風潮を作り上げることで、軍によるネクスト軍事力の非人間的な面や悲劇を隠蔽する役割を演じているのではないか。#tigerbunny
2011-06-19 23:03:50
そして、「バーナビー・ブルックスJr.」と、「誰かの息子であること」を名前として掲げ、「父の敵討ちをする息子」という役割を演じさせられたバーナビーがそこから脱し、「自立した大人のロールモデル」としての虎徹と肩を並べるためには、#tigerbunny
2011-06-19 23:04:16
「ジュニア(息子)」であることをやめ、ドラマとして「父親を越えて成長する息子」という段階を踏まなければならない。そのための、「越えられるべき(偽の)父親」という位置にあるのは、間違いなくマーベリック以外にいない。#tigerbunny
2011-06-19 23:04:34
ウロボロスの消滅によって、バーナビーはいったん「ヒーローたるべき目標・意味」を失うことになる。そこから彼が立ち上がり、自らの意志と目的を持ってヒーローとして存在するためには、虎徹と同じように、自分自身の守るべき正義を見つけなくてはならない。#tigerbunny
2011-06-19 23:04:59
彼が今持っているのは、すべてマーベリックから与えられたものにすぎない。そのためにも二クール目の彼の物語は、偽父であるマーベリックを倒し、真のヒーローとして本来の自己を回復するための物語になるはずである。#tigerbunny
2011-06-19 23:05:22