業者からあがってきたテープ起こしは、一字一句話者が言ったままなので、多くの場合そのままではまったく使えない。結局ぜんぶ書きなおす。だから最初から自分でテープ起こししたほうがずっと早いのですが、同業の皆さまはテープ起こしをどう使ってますか?
2011-06-20 11:06:16@ookoshiy 最近の2冊は締切がタイトなため丸ごと寄稿をお願いしていて、まず劇的に作業時間が減りました(嬉)。私はそれを紙資料として使いながら一から書き起こしますが、その方が自分のリズムで書けて楽だったり。というのは、リズムをこちらが作っても良い前提があるからなんだけど。
2011-06-20 11:10:38@ookoshiy でも、時間がある場合は、確かに起こしをしながら、形を換えつつ書いていけるので、その方が「使える」材料にはなりますよね。それはそれでやっぱり早い。という訳で、持ち時間の問題という感じでしょうか。にべもない(笑)。
2011-06-20 11:13:27@ookoshiy あ、ひとつめの一行目の寄稿→起稿です。音は一緒でもまるで意味が変わりますね。というミスも、テープ起こしにはあったりしますよね。それもそのまま使えない理由ではありますね。
2011-06-20 11:15:01@aoyama_kobe そうそう、リズムですよね!楽器の演奏みたいなもので、テープ起こしは読んでると調子っぱずれの歌をえんえん聞かされてるような気がして、頭が痛くなってきます。話し言葉がすでに文章になっている方は別なんですが…。
2011-06-20 11:15:27@aoyama_kobe 「中国の科挙(試験)」を「中国の華僑」と聞き違えてまったく意味が不明な起こしになっていた、なんてこともありました。
2011-06-20 11:17:49@ookoshiy 私の場合は基本関西弁話者のインタビューを文章に換える作業になるので、まず語尾は基本的に書き換え、関西弁ではトバされる助詞の補助が必須なんですよね。それもあって、話し言葉が文章になることは無い、というのがあるのかも。>話し言葉がすでに文章になっている方は別なん…
2011-06-20 11:25:46@ookoshiy うっかり色校正まで行ってもめたことがあるのが、「落語会では〜」が本当なのに、「落語界では〜」となってたときです。話が壮大すぎて、でも読めちゃってて、気が付いて滝汗が流れました。
2011-06-20 11:29:40@aoyama_kobe そうするとやっぱり青山さんも、テープ起こしはあくまで「読む資料」で、原稿自体は新しく書き下ろされるんですよね。私の場合、テープ起こし読んで内容を理解するのに時間がかかってしまって。
2011-06-20 11:33:17@aoyama_kobe 自分で録音を聞いて起こす場合は、起こし終わった時点ですでに8割がた原稿が完成しているので、あとはちょっと手入れするだけで済むんですけど、テープ起こしは、読むのに時間がかかって。
2011-06-20 11:34:52@ookoshiy @aoyama_kobe テープ起こしって、たいへんなんですね。このあいだもぼくの講演で「敗戦の失敗を総括した・・・」の・・・のところの人名がどうしてもわからないという訴えがありました。「失敗学」の人の名前と照合したが似たような音の名前がないんですって。
2011-06-20 11:40:50