【電子書籍の竹の子書房】 専業作家は食っていけるか?電子書籍でヒャッハーできるか? 【文学は死なない】
ダメにはならないし、文学も終わらないと思うけど、出版機会の拡大と著者デビューのハードルが思いきし下がって、読者が本を選ぶのが凄く難しくなるかもしれない。 RT @RafcoInc: 電子化で出版社はダメになると言われているけど、それで文学が終わるのかというとそんなことはないと思う
2011-06-22 02:19:40そこなんですよ加藤さん。(`・ω・´)RT @azukiglg: ダメにはならないし、文学も終わらないと思うけど、出版機会の拡大と著者デビューのハードルが思いきし下がって、読者が本を選ぶのが凄く難しくなるかもしれない。 RT @RafcoInc: 電子化で出版社はダメになると言わ
2011-06-22 02:20:28出版業界の隆盛、今後のロードマップについては、楽観的なものから悲観的なものまで、様々な視点から語られた夥しい【正論】があるので、一介の著者・編者に過ぎない僕がその中のどれが正しい、どれが確定的な未来、とはチョイスしないですけど、この数年間で割とはっきりしてることはあります。
2011-06-22 02:21:03俺は今年50になるんだが、俺よりももう少し上、60くらいまでならデジタルライクな生活をしてると思うんだが、世間が狭いかなあ RT @azukiglg: でも、恐らく40代後半から50代以上のデジタルデバイドの端緒
2011-06-22 02:22:17ざっくり仮定すると、今まで1000円で10万部の本を年1回出せば、収入は1000万円。これで食えたわけですが、昨今はこれが同じ1000円でも1万部しか出ず、同じ収入を得るには10倍の本を出さないとなりません。この1000円とか10万部とかは例によって分かりやすく簡略化w
2011-06-22 02:23:36わかります。 RT @azukiglg: ざっくり仮定すると、今まで1000円で10万部の本を年1回出せば、収入は1000万円。これで食えたわけですが、昨今はこれが同じ1000円でも1万部しか出ず、同じ収入を得るには10倍の本を出さないとなりません。この1000円とか10万部とか
2011-06-22 02:24:10実際には10万部がン万部だったり、単価が1000円じゃなくン百円だったりしますが、まあそこんとこは概念のわかりやすさのため、子細は省きますw
2011-06-22 02:24:12年収1000万の著者が100万になったわけですね。 RT @azukiglg: 実際には10万部がン万部だったり、単価が1000円じゃなくン百円だったりしますが、まあそこんとこは概念のわかりやすさのため、子細は省きますw
2011-06-22 02:25:20んで、実際のとこ、以前は年に2回くらい、3カ月に1回くらいだった文庫シリーズが、月2~3点刊、毎月配本になったりしてるわけです。これは一見すると景気が良く見えるし、出版不況?嘘だろ?と思えてきますが、1点あたりの発行部数は最盛期に比べると半減以下です。
2011-06-22 02:25:35業界によりますなー。 RT @nomaddaemon: 俺は今年50になるんだが、俺よりももう少し上、60くらいまでならデジタルライクな生活をしてると思うんだが、世間が狭いかなあ RT @azukiglg: でも、恐らく40代後半から50代以上のデジタルデバイドの端緒
2011-06-22 02:25:49そです。 RT @RafcoInc: 年収1000万の著者が100万になったわけですね。 RT @azukiglg: 実際には10万部がン万部だったり、単価が1000円じゃなくン百円だったりしますが、まあそこんとこは概念のわかりやすさのため、子細は省きますw
2011-06-22 02:25:59続きをお願いします。 RT @azukiglg: そです。 RT @RafcoInc: 年収1000万の著者が100万になったわけですね。 RT @azukiglg: 実際には10万部がン万部だったり、単価が1000円じゃなくン百円だったりしますが、まあそこんとこは概念のわかりや
2011-06-22 02:26:32で、年1冊で1000万稼げば食えてた商売が、年10冊出さないと同じだけ稼げなくなるわけです。「だったら、いっぱい出せばいいじゃない!」と思われますが、本を書くてのはですね、そんなにぽんぽん出せるもんではないわけですw
2011-06-22 02:26:53クオリティが下がります。 RT @azukiglg: で、年1冊で1000万稼げば食えてた商売が、年10冊出さないと同じだけ稼げなくなるわけです。「だったら、いっぱい出せばいいじゃない!」と思われますが、本を書くてのはですね、そんなにぽんぽん出せるもんではないわけですw
2011-06-22 02:27:13もちろん、中には超速筆の作家さんもいます。ラノベ界隈には本当に早い書き手の方がいらっしゃいます。ちょっとベテランですけどあかほりさとるさんとか、本当に早い方でした。全ての作家が遅筆なわけじゃないw ちなみに僕とかで、だいたい2~3週間あるとなんとか文庫1冊モノにできるかな、てとこ
2011-06-22 02:27:58当然ながら、そんな速度で書ける人ばかりではないので、クオリティが下がる以前に「10倍の分量」は、物理的に書けないんですよ。ほとんどの人は。 RT @RafcoInc: クオリティが下がります。 RT @azukiglg: で、年1冊で1000万稼げば食えてた商売が、年10冊出さな
2011-06-22 02:28:39書き手の質を下げる? RT @azukiglg: 当然ながら、そんな速度で書ける人ばかりではないので、クオリティが下がる以前に「10倍の分量」は、物理的に書けないんですよ。ほとんどの人は。 RT @RafcoInc: クオリティが下がります。 RT @azukiglg: で、年1
2011-06-22 02:29:19本というのは作家さんの原稿がそのまま印刷されるわけではありません。校正さんも入りますし、編集者によるチェック、整理も入ります。これまで多くの作家さんの生原稿に関わってきましたが、「草稿」を「商品」にするのは作家一人の作業ではなく、多くの裏方さんの作業の成果です。
2011-06-22 02:29:50わかります。 RT @azukiglg: 本というのは作家さんの原稿がそのまま印刷されるわけではありません。校正さんも入りますし、編集者によるチェック、整理も入ります。これまで多くの作家さんの生原稿に関わってきましたが、「草稿」を「商品」にするのは作家一人の作業ではなく、多くの裏
2011-06-22 02:30:31急がせることで作家の質も落ちますけど、それ以上に裏方の質も落ちます。或いは、工程を省略せざるを得ないケースも出てきます。時間的な制限、または予算的な制限で。刊行部数が少なくなると、編集費が捻出できなくなるケースが出て来るんですね。
2011-06-22 02:30:53昔は社内に校正部門を設けてる会社なんかもありましたが、今は発行点数そのものが膨大になってるので、そういう部門を残してるのはよほど余力のある老舗さんくらいではないかと。校正は大概外注ですし。だけどその外注費が捻出できなくなるので、専業の校正さんが入らなくなる、と。
2011-06-22 02:32:12@azukiglg 電子出版論議をすると、いつも無視されるところですね。編集、校正、デザイン、それぞれなくてはいい書籍はできあがらないと思うけど。
2011-06-22 02:33:14