ツイフェミと表現の自由戦士の両方を批判する本『「許せない」がやめられない』(2020年7月1日発売予定)、著者は上野千鶴子ゼミの卒業生
坂爪真吾(さかづめしんご)さんとは?
- 1981年新潟市生まれ
- 一般社団法人ホワイトハンズ代表理事
- 東京大学文学部卒
新しい「性の公共」をつくるという理念の下、重度身体障害者に対する射精介助サービス、風俗産業の社会化を目指す「セックスワーク・サミット」の開催など社会的な切り口で、現代の性問題の解決に取り組んでいる。
著書に『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』『男子の貞操』『はじめての不倫学』『性風俗のいびつな現場』等
東京大学在学中は上野千鶴子ゼミを受講していた。
2020年7月1日に徳間書店より、新刊
『「許せない」がやめられない』を発売予定。
新刊の内容について等のツイートをまとめました。
新刊の原稿、一応完成!『コロナとジェンダー』という視点を踏まえて、ミソジニスト・マスキュリスト・ツイフェミ・クィア・TRA・表現の自由戦士・セックスワークスタディーズの「怒り」を分析した、全フェミニスト&アクティヴィスト必読の一冊になる予定です。
2020-05-07 23:44:57ただ上記に挙げた属性の人たちは、いずれも私の本は絶対読まない(笑)と思うので、こういった人たちのツイートにモヤモヤしている人向けの本になると思います。 「読む処方箋」もしくは「読む麻薬」みたいなディープな内容になるので、ご期待ください!
2020-05-07 23:53:24次回作、「ツイッターフェミニズム」そして「SNSとジェンダー」が大きなテーマなので、出版記念にオンラインで対談してくださるフェミニスト・ジェンダー研究者の方を探しております! 「我こそは」という奇特な方がおられましたら、お気軽にお声掛けください👍
2020-05-13 23:14:38新刊のゲラチェック中。 第一章は「女が許せない」=ミソジニストの分析です。 青魔法をラーニングして、フェミニストと互角以上に戦えるようになったミソジニスト=ツイッターマスキュリストが、かつてのフェミニストと同じ奈落に落ちていくまでを活写します。 pic.twitter.com/Y5qnb1bUCX
2020-05-17 22:06:55言葉を濁した言い方をしていますが、要するに第一章は「青識亜論さん批判」の内容になるらしい。
新刊『「許せない」がやめられない』のゲラチェック中。 第二章は、本邦初のツイッターフェミニズム分析です。 ツイフェミの原動力は、ミサンドリー「ではない」というのが、私の仮説です。 pic.twitter.com/4tul6q9T3A
2020-05-19 22:37:19フェミニズムに最も理解のあるはずの男性学や、リベラルな社会活動家・社会起業家の男性が、ツイフェミから目の敵にされる現象に、ツイフェミの怒りの謎を解くヒントが隠されているはず。 pic.twitter.com/dyhMZ5NPAc
2020-05-19 22:44:24@Nighthawks0512 「頼まれてもいないのに火中の栗を拾い続ける著者」として頑張ります笑。
2020-05-20 17:41:39新刊『「許せない」がやめられない』のツイッターフェミニズム分析で、ここ10年近くのツイフェミのツイート群&炎上案件を総チェックするという(地獄のような)作業をしたのですが、これまで書いた本の中で、精神的に一番キツかったですね。。。
2020-05-20 18:14:45『「許せない」がやめられない』第三章は、「LGBTが許せない」。 「トランス女性への差別が許せない」 「ターフ叩きがやめられない」 など、LGBTの中でも最も怒りが激しく燃え上がる領域の一つ=トランスジェンダー活動家の「許せない」を分析します。 pic.twitter.com/adIbirYVbz
2020-05-20 23:54:54文脈の上でこそ真価を発揮するクィア・スタディーズと、あらゆる文脈が切り捨てられるツイッターとの相性は最悪だと思うのですが、トランス差別をめぐる議論はツイッター内で自閉してしまいがち、という問題を「ツイッタークィア・スタディーズ」と表現しています。
2020-05-21 00:12:39『「許せない」がやめられない』第四章は、「性表現(規制)が許せない」。 会田誠から宇崎ちゃんまで、公の場での性表現をめぐり、ツイフェミが集団化した「ツイッターアマゾネス」と、表現の自由戦士が狂戦士化した「ツイッターバーサーカー」が繰り広げる終わりなき千日戦争を分析します。 pic.twitter.com/oVOWBXnKjQ
2020-05-21 23:21:30ツイフェミの集団化は「ツイッターアマゾネス」
表現の自由戦士の狂戦士化は「ツイッターバーサーカー」
宇崎ちゃん問題等はアマゾネスVSバーサーカーの争い
というのが著者の考えの様です。
ツイッターフェミニズムの分析書、フェミニストやジェンダー研究者は絶対書かない(書けない)のと、アンチフェミの人が書くと単なるヘイト本にしかならないので、書き手はかなり限られると思います。
2020-05-22 21:59:12東大上野ゼミの卒業生で、ツイフェミ化している人はほぼいない(はず)なので、こういうテーマこそ、我々の出番のはず・・・!と勝手に意気込んでおります。
2020-05-22 22:03:26今回の新刊、ほぼ全ての登場人物に、ツイッターアカウントを付記しております。 ツイッターで文中に出てくるアカウントやハッシュタグを随時検索&確認しながら読むと、面白さ倍増です。 「行間を読む」ならぬ「ツイッターを読む」こともできるという、新時代の一冊です笑。 pic.twitter.com/Br7EIBdptD
2020-05-22 22:20:00この見出しだけで「ああ、あの炎上事件の時の、あのアカウントのツイートに対するリプだよね」と瞬時に分かってしまった方は、相当重度のツイッター依存だと思いますので、連休はスマホを閉じてデトックスしましょう👍 pic.twitter.com/sJNrJi7kPI
2020-05-22 22:29:11「許せない」という怒りは、論破されても、敗訴しても、社会的に孤立しても、自分の言動のせいで誰かが死んだとしても「やめられない」。 「では、どうすればいいのか?」という問いに対する私なりの答えを、新刊『「許せない」がやめられない』で書きました。
2020-05-23 20:43:06新刊のキーワードの一つが「怒りの万引き」です。 「私たちに最も強烈な快楽をもたらしてくれる怒りとは、自分自身の怒りではなく、他者から盗んできた怒りなのだ」 pic.twitter.com/G5ljAnSlUx
2020-05-23 22:42:43面白そう。 この分野について私は「自己肯定感の低さが原動力」という仮説を立てていて、もっと言えば千日戦争も「自己肯定感の低いもの同士の戦いなので泥沼化する」のではないかと twitter.com/whitehands_jp/…
2020-05-23 22:02:14@raurublock ありがとうございます! ツイフェミの男性嫌悪も、ミソジニストやインセルの女性嫌悪も、「自分が許せない」という自己嫌悪が共通の背景としてあるのでは、と考えております。
2020-05-23 22:54:52