2000年代に出た必読の俗流若者論100選のようなもの(選:後藤和智)

2000年代に出た(俗流)若者論を不定期的に紹介していきたいと思います。逐次更新予定(?)
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後藤和智@EJ気仙沼-7/名華祭-F07&デスク08委託/文フリ前橋欠席/ねこぱん委託予定 @kazugoto
2000年代でもっとも罪深い若者論本っていったいなんだろう。個人的には澤口、南『平然と車内で化粧する脳』(扶桑社、2000年)か、前田『少年犯罪』(東京大学出版会、2000年)か、香山『ぷちナショナリズム症候群』(中公新書ラクレ、2002年)のいずれかじゃないかと思う。
後藤和智@EJ気仙沼-7/名華祭-F07&デスク08委託/文フリ前橋欠席/ねこぱん委託予定 @kazugoto
澤口らのは、若者論における「脳科学」の使われ方を決定づけた本と言えるかもしれない。森『ゲーム脳の恐怖』(NHK出版生活人新書、2002年)もこの流れの上にある。前田のは、その後の前田の挙動も含めて。
後藤和智@EJ気仙沼-7/名華祭-F07&デスク08委託/文フリ前橋欠席/ねこぱん委託予定 @kazugoto
香山のは、特にサブカル・リベラル系から左派・リベラル派全体に広がったある種の偏見を決定づけたものとして挙げることが可能だと思う。
後藤和智@EJ気仙沼-7/名華祭-F07&デスク08委託/文フリ前橋欠席/ねこぱん委託予定 @kazugoto
ただし、澤口や香山については、その前史も押さえておく必要があり。おすすめは、澤口だと『幼児教育と脳』(文春新書、1999年)、香山だったら『多重化するリアル』(廣済堂、2001年。現在はちくま文庫、2008年)
後藤和智@EJ気仙沼-7/名華祭-F07&デスク08委託/文フリ前橋欠席/ねこぱん委託予定 @kazugoto
2000年代でもっとも罪深い本について、今更だけど、三浦展『下流社会』(光文社新書、2005年)を忘れていた件。現代の若年層の「格差」論に不毛なのが多いのはだいたいこの著者のせい。
後藤和智@EJ気仙沼-7/名華祭-F07&デスク08委託/文フリ前橋欠席/ねこぱん委託予定 @kazugoto
格差論限定で2000年代で酷い若者論本を3冊挙げるとすれば、香山『就職がこわい』(講談社、2004年)、三浦『下流社会』(光文社新書、2005年)、内田『下流志向』(講談社、2007年)で決まりかね。
後藤和智@EJ気仙沼-7/名華祭-F07&デスク08委託/文フリ前橋欠席/ねこぱん委託予定 @kazugoto
せっかくなので、2000年代のワースト・オブ・三浦展を。純粋に内容で言うならば、『ファスト風土化する日本』(洋泉社新書y、2004年)、『「かまやつ女」の時代』(牧野出版、2005年)、『日本溶解論』(プレジデント社、2008年)、(以下続く)
後藤和智@EJ気仙沼-7/名華祭-F07&デスク08委託/文フリ前橋欠席/ねこぱん委託予定 @kazugoto
『下流大学が日本を滅ぼす!』(ベスト新書、2008年)、そして真打ちが『情報病』(原田曜平との共著、角川Oneテーマ21、2009年)が5強。
後藤和智@EJ気仙沼-7/名華祭-F07&デスク08委託/文フリ前橋欠席/ねこぱん委託予定 @kazugoto
2000年代に出たデータ系の酷い若者論といったら、全部三浦展で埋まりそうな勢いなんだけど、とりあえず3冊挙げるとしたら、前田『少年犯罪』(東大出版会、2000年)、魚住『いまどき中学生白書』(講談社、2006年)、三浦『日本溶解論』(プレジデント社、2008年)になるかな。

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