- toshi3636_1
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茂木健一郎
@kenichiromogi
走り始めるときは、面倒だなあ、というのもあるんだけど、何も考えずにとにかくシューズをはいて走り出すと、ぜんぜんだいじょうぶである。それで、走り始めてしばらくは、まだ、走っていることに慣れていない感じになる。
2020-06-06 07:42:11
茂木健一郎
@kenichiromogi
ところが、あるとき、ふと気づくと、走っているのが当たり前というか、なんで今まで走っていなかったんだろう、という感覚になることがある。そうなるとしめたもので、基本的にずっと走っていられるような状態になる。いわば、走りの慣性の状態である。
2020-06-06 07:43:03
茂木健一郎
@kenichiromogi
これは、ランニングだけではなく、すべてについて言えることではないかと思う。学びでも仕事でも、始めるまでは面倒だなあとか、無理だなあ、と思うかもしれないけど、すっと入ってしまうと、それをやっているのが当たり前で、なぜいままでやっていなかったんだろうと感じる瞬間がくる。
2020-06-06 07:44:19
茂木健一郎
@kenichiromogi
いちばんいけないのは、やっていない状態から、やっている状態に移るときに、その移行自体に抵抗を感じたり、その意味を必要以上に大きく受け止めたり、おおげさにとらえたりすることだろう。そういうことなしで、さっと移ってしまえばいい。
2020-06-06 07:45:14
茂木健一郎
@kenichiromogi
なんのために毎日走っているんだろう、というのは時々思うことだけれども、走っていない状態から走っている状態に移る、その移行の感覚を何度も味わうためなのかな、とも考える。
2020-06-06 07:46:18
茂木健一郎
@kenichiromogi
以上、連続ツイート2572回「走っていない状態から走っている状態に移行すること」をテーマに5つのツイートをおおどけしました。
2020-06-06 07:46:55