学力格差より「学ぶ楽しさ」を!
- ShinShinohara
- 1995
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新型コロナ影響による「学力格差」が懸念されている。しかし私は、「焦りこそ禁物」だと考えている。学ぶことが楽しく、好きでさえあるなら、カリキュラムが終了していなくても構わないとさえ考えている。好きであれば自分で学ぶからだ。
2020-06-14 19:06:17しかしカリキュラム通りに進めようと焦りのあまり、子どもたちに詰め込めば、子どもたちは学ぶことが嫌いになる。嫌いなことは進んでやろうとしない。それが真の学力低下につながる。学ぶことが楽しく、好きでさえあれば、大人になってからでも学べる。大切なことは、焦らないことだ。
2020-06-14 19:07:51子どもたちが学ぶことを嫌いになるのは、(大人の都合」を押しつけるからだ。先生たちは、文科省が定めたカリキュラムを子どもたちに教えなければならない義務を負わされている。このため、先生は焦る。しかも新型コロナでICTだ何だと余計な仕事も増えている。気持ちの余裕を失いがち。
2020-06-14 19:10:06教える側が余裕を失えば、子どもにきつく当たってしまうケースも増えがちになる。カリキュラムをなんとかこなそうと宿題を増やせば、真面目な親御さんはなんとか子どもにやらせようとしつこく言うようになる。これでは子どもが学ぶことを楽しめなくなっても不思議ではない。
2020-06-14 19:11:57私は、学力格差の原因は、「大人たちが焦る結果、子どもたちに多くを求めすぎ、子どもたちが学ぶことを嫌ってしまう」ことにあるのではないか、という仮説を持っている。学ぶことが好きで、知らないことを嬉々として学ぶ子なら、大人になってからでもどんどん成長する。それを失うことこそ懸念すべき。
2020-06-14 19:14:09文科省は、教育現場がカリキュラム優先に陥って子どもたちが学ぶことを嫌いにならないように配慮した方がよい。大人は制度の中で行動を決める。制度のデザインが大人の振る舞いを決め、子どもたちの学ぶ意欲をも規定する。 採用すべきは、カリキュラム優先ではなく、「学ぶ楽しさ」最優先だ。
2020-06-14 19:16:25