学校の「学級集団づくり指導」は知れば知るほど「いじめ促進」「パワハラのもと」ではないか疑惑がわいてきた。
- mamiananeko
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全生研の学級集団づくり入門第二版、前回読んだ時あまり気に留めなかったの部分、「やる気」を連呼してるのを発見。 連呼しすぎだわw 漠然として何にでも使える叱り方‥というか罵倒の仕方「やる気あるのか!?」というセリフの源泉に近づいてきた感。 なんだかなぁ。 pic.twitter.com/gEs9CF7cnQ
2020-06-19 13:15:20@mamiananeko 生徒は集団の意思決定プロセスに必要な議論や多数決に正当な形で参加しているのでしょうか? いや、実際の社会主義国家にしてもアレなんですけど。
2020-06-19 15:01:53@caviar3000yen 生徒自身が矛盾に直面することで思想が形成されると、集団のチカラがつき、可能になるんだそーだ。そのために教師はあえて生徒たちに矛盾を呼び起こすような要求をぶつける。そして、それを乗り越えると‥民主的人格の発達マンセー!労働運動のチカラ!となるらしい。 いやー、スペクタクルw
2020-06-19 15:35:24→ ここに出てくる「民主的」というのは基本マルクス主義に基づく「民主的」であって、対置されるのは「資本主義的」「軍国主義的」「権威主義的」「形式的民主主義」であったりする。 それを読みはぐると「こんなわけわからない本読む奴いねーよ」とかになりそうなんだよね。
2020-06-19 22:44:45→ 「民主的な力の結集」のための集団づくりが生活指導の一大目標となっている。 ま、団結大好きなのはそこいらが根っこだろう。 いまだに「学級旗」とか作って団結ごっこしている学校は結構あるんだよね。「学級旗」で画像検索してみればいっぱい出てくるよ。
2020-06-19 22:50:55→ んでもって、民主的な集団というものを教えるために「班」という自然発生的でないグループを編成して行くらしい。 で、班のまとまりや団結を重視してはいけないらしい。 よくわからない話だ。
2020-06-19 22:55:56→ 「班内の矛盾・対立に結び付け、班と班との競争を組織することによってそれらを激化し、顕在化し…」 ま、要は安定させないことによって班内外、学級という集団の問題を意識させるってやり方。 ある意味荒れて当たり前ですね。
2020-06-19 23:00:21→ 班競争は推奨されたし、班長による班員の編成というものもある。 「集団に不利益をもたらす者に対して、集団的な怒りの表現能力を育てる」というものもある。 ここが吊し上げ学級会になるわけだ。 なかなかシステマティックです。
2020-06-19 23:11:52→ 点検機関と位置づけられるのが「日直」だ。 各班の成果等を日直が点検し、教員に報告する。 教師の設定する目標で行われる各種の班競争において最下位の班は「ビリ班」といって批判対象になる。 そりゃ、班の中で足を引っ張る子はやり玉にあがりやすいでしょう。
2020-06-19 23:23:38まだまだえぐい部分はありますが、ちょいとまとめます。 この本は1971年の発刊から、1980年代に後継となる新版が発行されるまで、かなりの数が発行されています。 38刷までは確認できています。 いまだに明治図書の復刊投票にもでてきます(過去2回復刊されています)。
2020-06-19 23:35:41→ 校内暴力や学級崩壊などをうけて、若干マイルドになりながら、新しい版がでていますが、集団づくりという概念はそのままです。 教員の退職までの年数等を加味すれば、それなりの影響があったと考えるほうが妥当だと思います。
2020-06-19 23:37:51→ 教科学習の指導においても班単位での態度などの評価を指導に結びつけることが重要であるとされます。 グループ学習というのも一般にイメージされるものとは、かなり違うように思います。 登校しての対面授業が必須の指導でもありますね。
2020-06-19 23:49:54→ 個別対応を行うことは集団づくりの障害になるというのも「合理的配慮」等が進まない要因であるかもしれません また、先鋭化したものでしょうか?「決議」によるでたらめ教科指導などというものもたまにあるようで、困ったものです。
2020-06-19 23:55:50不登校とかいじめとか問題にする人の多くが、学校や教委を「強権的」と評してしまうがために、向く方向が明後日になってしまっているケースがあると思うんだな。 いまやそこいらの層が管理職や教委に入ってるケースも少なくない。 プリント等をよく読むと体質がかなり透けて見えます、はい。
2020-06-20 00:11:16「全生研方式の集団づくり指導」で、子どもに「要求を組織する力」を獲得させるために、教師にはは生徒集団のの「要求」を引き出し、それと真っ向から対峙する存在であることを求められる。 まず、この「要求を組織する」がわかりにくい。
2020-06-22 21:15:08この「要求を組織する」は、 「個人ではなく集団の意思としての要求にレベルアップ」するといったところ。 ベースが集団主義なので集団の意思となれば「レベルアップ」なのである。
2020-06-22 21:16:22初期のステップはこうだ 1「要求を引き出す」ために「教師が要求を課す」つまり「このくらいできるだろ」と課す。 2 もちろん報告等も課す。 3 それに対して時期を見計らって「いいかげんだ」「なまぬるい」等難癖をつけ、突き返す。あるいは相手にしない。
2020-06-22 21:26:584 子どもがなんとかしようと自主的に話し合って、教師に対して「要求を組織する」までとり合わない。 5 組織的でない要求を討論のきっかけとして「討議づくり」をする 教師は拒否的な対応の演技する必要があるとまで書いてある書籍もある。 「班がある学校 大西忠治 明治図書 1964」
2020-06-22 21:35:34はじめの「このくらいできるだろ」が、「やる気」とか「自主的な活動」ということになっていたりする場合もあり、子どもが拒否しにくいというところがミソでもあるが、 ハッキリ言って「後出しジャンケン」方式の押し付けなのである。 全くもってフェアでないことは言うまでもない。
2020-06-22 21:40:03