「カブトムシとクワガタは17世紀以前はモチーフにした絵画や工芸がないのはなぜか。存在していたのか」に対して考察や情報がぞくぞく

良い集合知案件だ。
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あでり🐧 @adderri

@okoze1941 トンボ、クモ、カマキリ、チョウ、ホタル、セミ、ムカデあたりは古くから描かれています。タマムシも厨子がありますね。地味な虫が名前もつけられず描かれずいたのは分かるんですけど、カブトムシとクワガタは、今と同じ姿であれば描かれないわけがないのが不思議で。

2020-06-22 19:01:41
唐揚家おこぜ @okoze1941

@adderri 私の想像ですが。 銅鐸等の鋳物の線刻になる、絵画や工芸品の意匠になる、などの弥生時代以後の美術工芸・祭祀具については、組織化の進んだ耕作社会や支配階級に近い領域の営みになるので、森や山に縁深いカブトムシ等は比較的「モチーフとして遠い」のかもしれない、と思います。

2020-06-22 19:17:42
あでり🐧 @adderri

@okoze1941 私もそんな感じに思ってます。文化を作る人の身の回りにいた昆虫(で見た目が分かりやすいやつ)だけが描かれてたんだろうなーと。落葉広葉樹が少なかったみたいなので、絶対数も少なかったっぽいですが。

2020-06-22 19:36:17
唐揚家おこぜ @okoze1941

@adderri そうですね…。 日本人が自然の山や森、と感じる山や森は、千年以上かけて作った「カブトムシ向きではない山や森」なのかもしれません。 tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp/?action=reposi… こちらの論文にも、ちらっとですが、江戸以前はあまり馴染みのある虫ではなかったようだ、とありますね。

2020-06-22 19:52:26
あでり🐧 @adderri

@okoze1941 年に一度くらいこれ呟いてるんですけど、今回が一番考えが進みました。引き続きライフワーク的に気にしていこうと思っています。ありがとうございます!

2020-06-22 21:03:23
リンク Wikipedia 米粒状土製品 米粒状土製品(こめつぶじょう どせいひん)、擬似米(ぎじまい)は、遺跡で出土することが知られていて、五穀豊穣や子孫繁栄を願うために、米の代用品として使われたと推測されてきた土粒。 香芝市にある平野2号墳の発掘調査では玄室南東側の中世土器の集積した箇所で発見され、ここで見られたものは米粒大で赤褐色を呈し、柔らかく崩れやすかった。これを調査者は焼成が弱かったものと判断している。他に幾つかの古墳での発見例にも触れた上で、それらが中世に再利用した形跡があることから、古墳が作られた時代でなく、中世になって何らかの祭 1 user 1
Robokaseki 化石をロボットにして泳がせる。⭐︎AFK研究所(同)⭐︎チームロボ化石! @robokaseki

@adderri 通りすがりです。 こちらのP29の表によると現生種のアカアシクワガタは、中期更新世から見つかっているようです。原人?と言う時代からいたのかなと。 jstage.jst.go.jp/article/jaqua/…

2020-06-23 11:07:32
ムヨルン🎨🌹あんたまにあ @muyorunn

@adderri 自分は詳しくはわかりませんが 縄文時代のノコギリクワガタの化石が奈良で出土しているようです。 zaikei.co.jp/sp/article/201…

2020-06-23 19:29:07
リンク 財経新聞 縄文時代のノコギリクワガタが奈良で出土 | 財経新聞 縄文時代のノコギリクワガタが奈良で完全な形で出土したそうです。
IV-7 @IV757975026

@adderri ずっといます。ただし名前に関してはおそらくかなり新しいものと思われます。

2020-06-23 11:14:55
IV-7 @IV757975026

@adderri 縄文時代の秋津遺跡からノコギリクワガタが出土(産出?)しているなどが根拠となります。

2020-06-23 11:15:58
あでり🐧 @adderri

@IV757975026 クワガタに関してはいくつか出土?の例を教えていただいているのですが、カブトムシはご存知ですか?(現在の興味は、「いた」のに近世まで文化史に登場しない不思議です)

2020-06-23 11:17:11
そやねぇ…。 @421229

@adderri 奈良県御所市の秋津遺跡(縄文時代)で、完全な姿のノコギリクワガタが見つかっています。

2020-06-23 18:09:40
相沢タツユキ C103お疲れさまでした。 @Tatsuyuko

@adderri @mizzkit_killa 国内から化石が出てることから有史以前からいることは確実です 有名なのだと縄文遺跡の中から化石化したノコギリクワガタが

2020-06-23 14:49:19
相沢タツユキ C103お疲れさまでした。 @Tatsuyuko

@adderri @mizzkit_killa しかし文化史的視点から見たら、カブトやクワガタが人々に認識されてたかどうかはまた複雑な話に 世界レベルでも大型カブトムシが生息してるのに現地人よく知らないとかありますし

2020-06-23 14:50:52
🏍 ねりタケ 🐝 🐡🔰🍊 @neritake

@adderri 通りすがりですが、在来種が化石に出ていることや大陸のカブトムシ、沖縄や台湾のカブトムシなどと遺伝的にも別亜種に分かれていることから、元々の在来種であると思われます。 ただ、その生態上彼らの好む落葉樹が人の住む地域、里山では乱獲されやすかったこともあり数は多くなかったのかも……?

2020-06-23 17:53:55
🏍 ねりタケ 🐝 🐡🔰🍊 @neritake

@adderri あでりさんもツリーで述べられてますが、江戸期の落葉広葉樹の植林や、高度成長期以降の燃料需要の低下から急激に増加して身近になった……という可能性はあるかも知れませんね

2020-06-23 17:55:55
🏍 ねりタケ 🐝 🐡🔰🍊 @neritake

@adderri もう一つの可能性として「あまりに庶民的であった」「下々の子どもの生活には身近だった」ために、それ以前の、読み書きをできる人材や記録媒体の神が貴重すぎて文献や記録に残ることが希で、結果的に後世の我々から見て「当時はいなかった?」かのように錯覚するほど……という可能性もありそうです。

2020-06-23 18:00:03
あでり🐧 @adderri

@neritake 見る機会が少なかったんだろなーに1票ですかね。あの姿で身近であれば、絶対に武士は好むと思います。ちなみに武士が好きなのは蜻蛉と蟷螂と蝶です。これらは田畑で見られるので身近であったと考えられます。

2020-06-23 18:06:35
あでり🐧 @adderri

「いた」の証拠は遺跡や化石の情報を複数いただいております。「いた」なら、江戸時代後期まで日本の文化史に登場しなかったのが不思議ですね。

2020-06-23 11:10:57
あでり🐧 @adderri

カブトムシとクワガタ一緒にして話しちゃってますけど、いただいた情報から少なくともクワガタは何万年も前から日本にいたようです。これは仮説ですけど、意匠の鍬形って、クワガタムシの角に似過ぎているので、もしかしてクワガタは中世から知られていたのかも…。

2020-06-23 11:27:07
あでり🐧 @adderri

今のところ、「カブトムシもずっと昔から日本にいたよ」情報はありません!

2020-06-23 12:31:51
arakushi @arakushi

@adderri @JPN_LISA カブトムシは少なくとも縄文時代から弥生時代にかけて断片化石が見つかっています。

2020-06-23 22:18:17
つかれてるひと @hiroukonpai

@adderri 日本のカブトムシは亜種として独立してるので分化は相当大昔で、日本が大陸と陸続きだった頃から原種のカブトムシが存在しており、その後の地殻変動によって日本列島が切り離された後にヤマトカブトとタイリクカブトに別れたものと思われます。 ナウマンゾウの時代には既に居たのでは

2020-06-24 00:33:37
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