- motoyaKITO
- 82966
- 559
- 47
- 442
@okoze1941 トンボ、クモ、カマキリ、チョウ、ホタル、セミ、ムカデあたりは古くから描かれています。タマムシも厨子がありますね。地味な虫が名前もつけられず描かれずいたのは分かるんですけど、カブトムシとクワガタは、今と同じ姿であれば描かれないわけがないのが不思議で。
2020-06-22 19:01:41@adderri 私の想像ですが。 銅鐸等の鋳物の線刻になる、絵画や工芸品の意匠になる、などの弥生時代以後の美術工芸・祭祀具については、組織化の進んだ耕作社会や支配階級に近い領域の営みになるので、森や山に縁深いカブトムシ等は比較的「モチーフとして遠い」のかもしれない、と思います。
2020-06-22 19:17:42@okoze1941 私もそんな感じに思ってます。文化を作る人の身の回りにいた昆虫(で見た目が分かりやすいやつ)だけが描かれてたんだろうなーと。落葉広葉樹が少なかったみたいなので、絶対数も少なかったっぽいですが。
2020-06-22 19:36:17@adderri そうですね…。 日本人が自然の山や森、と感じる山や森は、千年以上かけて作った「カブトムシ向きではない山や森」なのかもしれません。 tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp/?action=reposi… こちらの論文にも、ちらっとですが、江戸以前はあまり馴染みのある虫ではなかったようだ、とありますね。
2020-06-22 19:52:26@okoze1941 年に一度くらいこれ呟いてるんですけど、今回が一番考えが進みました。引き続きライフワーク的に気にしていこうと思っています。ありがとうございます!
2020-06-22 21:03:23@adderri 通りすがりです。 こちらのP29の表によると現生種のアカアシクワガタは、中期更新世から見つかっているようです。原人?と言う時代からいたのかなと。 jstage.jst.go.jp/article/jaqua/…
2020-06-23 11:07:32@adderri 自分は詳しくはわかりませんが 縄文時代のノコギリクワガタの化石が奈良で出土しているようです。 zaikei.co.jp/sp/article/201…
2020-06-23 19:29:07@IV757975026 クワガタに関してはいくつか出土?の例を教えていただいているのですが、カブトムシはご存知ですか?(現在の興味は、「いた」のに近世まで文化史に登場しない不思議です)
2020-06-23 11:17:11@adderri @mizzkit_killa 国内から化石が出てることから有史以前からいることは確実です 有名なのだと縄文遺跡の中から化石化したノコギリクワガタが
2020-06-23 14:49:19@adderri @mizzkit_killa しかし文化史的視点から見たら、カブトやクワガタが人々に認識されてたかどうかはまた複雑な話に 世界レベルでも大型カブトムシが生息してるのに現地人よく知らないとかありますし
2020-06-23 14:50:52@adderri 通りすがりですが、在来種が化石に出ていることや大陸のカブトムシ、沖縄や台湾のカブトムシなどと遺伝的にも別亜種に分かれていることから、元々の在来種であると思われます。 ただ、その生態上彼らの好む落葉樹が人の住む地域、里山では乱獲されやすかったこともあり数は多くなかったのかも……?
2020-06-23 17:53:55@adderri あでりさんもツリーで述べられてますが、江戸期の落葉広葉樹の植林や、高度成長期以降の燃料需要の低下から急激に増加して身近になった……という可能性はあるかも知れませんね
2020-06-23 17:55:55@adderri もう一つの可能性として「あまりに庶民的であった」「下々の子どもの生活には身近だった」ために、それ以前の、読み書きをできる人材や記録媒体の神が貴重すぎて文献や記録に残ることが希で、結果的に後世の我々から見て「当時はいなかった?」かのように錯覚するほど……という可能性もありそうです。
2020-06-23 18:00:03@neritake 見る機会が少なかったんだろなーに1票ですかね。あの姿で身近であれば、絶対に武士は好むと思います。ちなみに武士が好きなのは蜻蛉と蟷螂と蝶です。これらは田畑で見られるので身近であったと考えられます。
2020-06-23 18:06:35「いた」の証拠は遺跡や化石の情報を複数いただいております。「いた」なら、江戸時代後期まで日本の文化史に登場しなかったのが不思議ですね。
2020-06-23 11:10:57カブトムシとクワガタ一緒にして話しちゃってますけど、いただいた情報から少なくともクワガタは何万年も前から日本にいたようです。これは仮説ですけど、意匠の鍬形って、クワガタムシの角に似過ぎているので、もしかしてクワガタは中世から知られていたのかも…。
2020-06-23 11:27:07@adderri 日本のカブトムシは亜種として独立してるので分化は相当大昔で、日本が大陸と陸続きだった頃から原種のカブトムシが存在しており、その後の地殻変動によって日本列島が切り離された後にヤマトカブトとタイリクカブトに別れたものと思われます。 ナウマンゾウの時代には既に居たのでは
2020-06-24 00:33:37