「割り切りが肝なのだ」ヒトラーが「わが闘争」で述べている宣伝ノウハウ
発端のツイート
ヒトラーが『わが闘争』で述べている宣伝ノウハウはとてもシンプルだ。自分の頭でものを考えている連中は、どうせ少数派なのだから、相手にしても無駄だ。大事なのは、残りの多数派に、とにかく何度も何度も同じことを吹き込むことだ、と。つまり、「アホのほうが多数派だ」という割り切りが肝なのだ。
2020-06-24 12:07:27詳細
このヒトラーの宣伝手法は、まったく陳腐化しておらず、ネット社会ではますます有効にすらなっている。この手法に対抗するには、自分の頭でものを考える人間を増やすしかない。自分の頭でものを考える力は、必ずしも知識の多寡や学歴などに一致しない。マインドセットの問題だ。だから育むのが難しい。
2020-06-24 12:08:16自分の頭でものを考える人間が減るとき、ヒトラーの宣伝手法は息を吹き返す。嘘でもデタラメでも、何度も何度もあたりまえのように言うことで既成事実になってしまう。この宣伝手法を使おうとする者に対して、民は怒らなくてはならない。「おまえらの多数派は、どうせアホなのだ」と思われているのだ。
2020-06-24 12:09:23@1eM5X2BSrkoDuFc @TJO_datasci 民主主義というのは、個が確立した成員が多数であることを前提としていますから、ヒトラーの宣伝手法は、いわば未熟な民主主義に対するクラッキングです。
2020-06-24 14:40:38疑問の声も
@ray_fyk 今時通用するかねぇ。 ここ数年マスコミは散々強引な政府批判を繰り返してるが、影響を受けてるのは少数派。 自分の頭で考える人間が少なかったとしても、せっかく吹き込んだのに別ルートで情報を仕入れられれば瓦解する。 マスコミに無理なら大衆を操作する方法としては現実的ではないだろうと思う。
2020-06-24 15:09:29リプ欄に、興味深いアンケートが続く
参考文献
伸びてきたので、本の紹介。 ■アドルフ・ヒトラー『わが闘争(上下・続 3冊合本版)』 (角川文庫) kindle版 amzn.to/2Z2ccF4 ヒトラー的手法でのし上がってくるリーダーが世界中で次々現れてくる昨今、反面教科書として一度は読んでおくべきおぞましい本。洗脳されちゃっても知りませんよ。
2020-06-24 12:46:23