
ウルトラセブンは「ゲゲゲの鬼太郎」(妖怪ブーム)の影響を受けていた?名作「ノンマルトの使者」も

Q 28話 マン 39話+前夜祭 キャプテン 24話 と来て、セブン 49話っての、当時の一期ウルトラファンは、セブンだけ長く続くなぁという風に感じたりしたのだろうか、当事。
2019-11-26 01:20:01
@oomaekidayuuki ダリーあたりからは正直「何があっても観る」というほど夢中ではありませんでした。 妖怪と本にも心を奪われていたので。
2019-11-26 13:55:42
@kazz_asai @oomaekidayuuki 要するにセブン人気はマガジン19号まで。台本表記だとMプロからHプロになった頃から雲行きが怪しくなる。Mプロ担当TBSのSFアニメに通じる近未来感から人間重視ドラマに。ゲストスターの星人、怪獣名すらいわなくなったりCスカーレットの真似まで始め、もう観なくてもいいんじゃない感が漂い始めます。
2019-11-26 14:41:50
@kazz_asai @oomaekidayuuki 人間重視というよりは星人怪獣軽視、あるいは出しときゃいい、または出なくてもいいに。次第に夢がなくなっていき、途中テコ入れするも夏休み放送を経て最終回。作っている方も観ている方も最後はお疲れ様でした。
2019-11-26 15:10:30
@KanedaMasumi @oomaekidayuuki そうですよね。怪獣が出ないことで逆に心を捉えられた「1/8計画」の頃とは違い、セブン後半の作品群は明らかに怪獣の魅力を失ったがゆえの結果としか当時は思えませんでした。 ガッツやダンカン、アギラといった逸材での一瞬のきらめきはありましたが…
2019-11-26 15:37:29
@kazz_asai @oomaekidayuuki プロテ、プラチク、ペガの3P星人裏切り地球人パターン続きとか、どうしちゃったの野長瀬、円谷一監督作品、暗くて画面わかんないよ鈴木監督作品とか。ノンマルトは当時の視聴者リサーチだと幽霊の出る夏の怪談話。河童に続いて確かに。実相寺2本は再放送で観た時の方が面白かったです。
2019-11-26 17:00:27
@KanedaMasumi @kazz_asai @oomaekidayuuki 『ウルトラセブン』の第3クール目は『怪獣王子』終了直後の山口暁さんがゲスト出演した「栄光は誰れのために」など、ミリタリー色を強調した演出も『怪獣王子』の雰囲気に近寄っているのが興味深いですね。「700キロを突っ走れ!」の恐竜戦車や「散歩する惑星」のアギラも『怪獣王子』の影響でしょう。
2019-11-26 17:23:50
@Tetsuya_Kuroki @kazz_asai @oomaekidayuuki 恐竜戦車見たとき「あっ!怪獣王子の獅子竜だ!」って感じました。怪獣王子のジアトリマを見たときは「あっ!神州天馬侠の大鷲クロだ!」ってね。みんな高山さんの造形だと知ったのはずっとずっと後のことです。
2019-11-26 17:38:31
@KanedaMasumi @kazz_asai @oomaekidayuuki 『怪獣王子』の昆虫人間篇に登場したサンドラゴンも、アギラに似ていますね。ネッシーとサンドラゴンの対決場面は「散歩する惑星」のリッガー対アギラに影響を与えたのかもしれません。youtu.be/BbghiDv6uHI?t=…
2019-11-26 17:50:48
@Tetsuya_Kuroki @KanedaMasumi @kazz_asai 期待以上の、第一期元体験視聴者の意見が伺えてありがたい限りです。こういうトーク集を高齢ウルトラファンのためにも出版してもらいたいものです! 特に『怪獣王子』のウルトラへの影響なんて、考えたこともなかったので目から鱗でした。
2019-11-26 18:03:15
@oomaekidayuuki @KanedaMasumi @kazz_asai 1968年生まれの私は地元のRKB毎日放送で、金曜夜7時台の『帰ってきたウルトラマン』~『ウルトラマンレオ』を観て育った世代ですが、1960年代の時系列や番組編成を調べる過程で『怪獣王子』の影響にも気付きました。『ウルトラセブン』のキングジョーは『ジャイアントロボ』の影響も見え隠れしています
2019-11-26 18:20:22
@Tetsuya_Kuroki @KanedaMasumi @kazz_asai セブンから記憶に残っているものの、同じく二期ウルトラ世代の自分ですが、黒木さんのドラマ全般に亘る解析ツイートの深遠さにいつも驚愕しながら拝見しています(そして浅薄な自分を恥じ入ってます)。
2019-11-26 18:30:33
@Tetsuya_Kuroki @KanedaMasumi @kazz_asai キングジョー、言われてみればなるほど!当時のスタッフは影響受けたものをそのままコピーして出すんじゃなくて、円谷なりに咀嚼して新たなものとして出すのが上手かったんだなと思います。
2019-11-26 18:32:25
@oomaekidayuuki @Tetsuya_Kuroki @kazz_asai GR +シュピーゲルです。
2019-11-26 18:39:10
@oomaekidayuuki @Tetsuya_Kuroki @kazz_asai スーパーロボットの新番組に対抗して2クール目の最初に登場。“アンダーソン”は地球人の宇宙進出で攻撃を開始します。
2019-11-26 19:01:43
@KanedaMasumi @oomaekidayuuki @kazz_asai TBSテレビが1968年1月7日に『ウルトラセブン』第14話「ウルトラ警備隊西へ 前編」を放映する5日前には、火曜夜7時台でも『キャプテン・スカーレット』を開始。『キャプテン・スカーレット』のミステロンみたいな星人が操るドロシー・アンダーソンは、恐らくシルヴィア・アンダーソンのパロディでしょう
2019-11-26 19:28:14
@KanedaMasumi @oomaekidayuuki @kazz_asai 「ウルトラ警備隊西へ」の星人は『キャプテン・スカーレット』のミステロンみたいな動機で、地球人への復讐を開始。『ウルトラセブン』と同時期の新番組『ジャイアントロボ』を『キャプテンウルトラ』のシュピーゲル号みたいな合体ロボに仕立てるのも、当時ならではですね。 twitter.com/KanedaMasumi/s…
2019-11-26 19:44:23
@Tetsuya_Kuroki @oomaekidayuuki @kazz_asai 同時期にスタートした外国テレビ。宇宙人が地球人に姿を変えて暗躍する「インベーダー」(1967年10月開始)も大きいですね。「シルバー仮面」と「ミラーマン」はもろに和製「インベーダー」でした。
2019-11-26 19:57:41
@KanedaMasumi @oomaekidayuuki @kazz_asai TBSテレビで『ウルトラセブン』放映開始から3日後(1967年10月4日)の毎日新聞朝刊に載った『インベーダー』の新番組広告ですが、「地球はねらわれている!!」という文章は、セブンの第1話台本の冒頭に似た表記があります。『インベーダー』はセブンの企画にも影響を与えた可能性がありそうです。 pic.twitter.com/QKFzkEsqSI
2019-11-26 20:13:00

@Tetsuya_Kuroki @oomaekidayuuki @kazz_asai その通りです。
2019-11-26 20:16:13
@Tetsuya_Kuroki @oomaekidayuuki @kazz_asai 「インベーダー」の情報は早くから掴んでいたと思います。
2019-11-26 21:04:58
@KanedaMasumi @oomaekidayuuki @kazz_asai 『ウルトラセブン』の第2クール調査中に気付いたのですが、TBSテレビの新番組『キャプテン・スカーレット』の放映翌日(1968年1月3日)には、フジテレビの水曜夕方6時台でも『ゲゲゲの鬼太郎』の放映を開始。3ヶ月後には日曜日の夕方6時30分~7時枠へ移動して、セブンの作風にも多大な影響を与えます。
2019-11-28 11:58:52
@Tetsuya_Kuroki @oomaekidayuuki @kazz_asai 空想科学に息詰まると怪奇妖怪路線に振る。「怪奇大作戦」、そして70年代への伏線が見えます。
2019-11-28 12:16:30
@KanedaMasumi @oomaekidayuuki @kazz_asai 『ウルトラセブン』の第2クールに登場する侵略者は、第1クールと異なり『キャプテン・スカーレット』のミステロンみたいに正体不明な描写が増えているのも特徴ですが、第3クール以降の「侵略する死者たち」や「水中からの挑戦」は明らかに『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪ブームを意識したエピソードでしょう
2019-11-28 12:19:07