線維筋痛症、中枢性過敏症候群について専門家が語っています。

世界では広く知られているのに、なぜか日本では知る医師が少なく、治療されずに苦しむ患者が大勢います。特に中枢症候群という概念が多くの人や医師に広く知れ渡ることを祈ります。
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戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

腰痛、肩こりから慢性広範痛症、線維筋痛症へ-中枢性過敏症候群ー http://t.co/tN8mV26 線維筋痛症、中枢性過敏症候群を専門としている医師です。ブログを開設しました。

2011-06-14 19:46:51
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

中枢性過敏症候群(central sensitivity syndrome)は線維筋痛症、うつ病、慢性疲労症候群、むずむず脚症候群などを含む概念です。世界では常識ですが日本ではほとんど知られていません。

2011-06-15 20:01:37
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

線維筋痛症の有病率は約2%ですがそのグレーゾーンの有病率は20%。グレーゾーンに線維筋痛症と同じ治療をすれば線維筋痛症以上の治療成績を得ることができます。

2011-06-15 23:34:43
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

添付文書によるとほとんどの抗うつ薬、抗不安薬、抗痙攣薬内服中は自動車の運転が禁止されれている。しかし、それを内服中に自動車を運転せざるを得ない人は多い。その矛盾は医師、薬剤師の黙認で成立。厚生労働省はこの矛盾を黙認。実情に合わせて添付文書を改定すべき。

2011-06-16 19:22:31
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

線維筋痛症の触診の診察時には指の最も端の関節は伸ばした状態で、指の長軸に垂直に約4kgの力を加えてください。

2011-06-16 19:58:16
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

線維筋痛症の診断をした際にはカルテに診断根拠を残しましょう。痛みの範囲と各痛みの範囲がいつから痛いか。そしてどこの圧痛点が陽性であったのかを記録しましょう。それがないと第三者に評価された際、線維筋痛症とはみなされない可能性があります。自分自身の信用性を落としてしまいます。

2011-06-16 20:03:01
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

居住している県に線維筋痛症を診る医療機関がない場合、県の医療相談窓口に問い合わせましょう。①線維筋津症を診る医療機関を県が知っていることがあります。②県民から頻繁に線維筋痛症を診る医療機関を訪ねられると、県は何らかの対応をせざるを得なくなる可能性が高まります。

2011-06-17 19:24:11
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

 線維筋痛症の有病率は先進国では約2%、グレーゾーンは約20%と推測されています。グレーゾーンにも線維筋痛症と同じ治療をしましょう。圧痛点が一つ足ないため線維筋痛症とは診断されず、ほったらかしにされる患者さんがいます。線維筋痛症のグレーゾーンにも同じ治療をした方がよいと思います。

2011-06-17 19:35:54
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

 線維筋痛症の診断基準は1990年に決められた分類基準がほぼ唯一の診断基準でした。2010年に新しい診断基準が発表されました。2011年にさらに新しい診断基準が報告されました。新しい基準からは圧痛点がなくなりました。2011 年の基準には不備があり、修正意見を出しています。

2011-06-17 19:46:03
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

線維筋痛症はリウマチ性疾患ではなく、慢性痛です。世界の流れは中枢性過敏症候群の一つ(代表)です。線維筋痛症をリウマチ性疾患とみなすか、慢性痛とみなすかで治療が異なります。

2011-06-18 08:01:24
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

肩こり、腰痛症から、慢性局所痛症、慢性広範痛症を経由して線維筋痛症になります。通常10-20年かかります。肩こり、腰痛と線維筋痛症は連続した疾患です。線維筋痛症の原因は不明ですが脳の機能異常(中枢性過敏)とする説が定説です。

2011-06-18 08:20:53
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

線維筋痛症およびそのグレーゾーンの患者は身体表現性障害(身体化障害や疼痛性障害)の診断基準を満たします。身体表現性障害と診断する大前提は精神科領域以外の疾患で症状が説明できないことです(これには異論あり)。身体表現性障害と診断する最大の問題点は治療成績が悪くなることです。

2011-06-18 08:25:57
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

女性慢性腰痛症患者120人中28% (n=37)がwidespread pain (WP)を合併。腰痛症患者のうちWPを合併した患者の方が疼痛が強く、その他の臨床症状も有意に強い。Nordeman L et al.Clin J Pain. 2011 Jun 14.

2011-06-18 09:43:18
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

二重盲検法でメジコンが線維筋痛症に有効と報告されています。咳止めとして使われていますが、ケタミン(麻酔薬)の仲間です。副作用は少なく、ある程度有効です。線維筋痛症の治療薬としてメジコンの有効性を知っていれば、医師として線維筋痛症に詳しいと言えます。

2011-06-18 09:48:34
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

外国人は「肩がこった」とは言いません。なぜなら「肩こり」は日本語だからです。日本人が「肩こり」と感じる感覚を外国人も感じています。

2011-06-18 10:04:32
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

線維筋痛症(FM)と慢性疲労症候群(CFS)は非常に重なりが多いのです。もしかすると同一の疾患で症状が異なるグループなのかもしれません。しかし、それが正しいかどうかは現時点では不明です。FMには二重盲検法で有効性が示された薬、有効な治療法が多数ありますが、CFSには少ないのです。

2011-06-18 10:43:18
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

私は慢性疲労症候群には基本的に線維筋痛症の治療を行っています。ただし、線維筋痛症より漢方薬を使用する頻度が多くなっています。

2011-06-18 10:44:35
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

症例対照研究で211人中22.5% がむずむず脚症候群(RLS). RLSは対照群より成長期の疼痛を訴えることが多い. 成長痛の家族歴とRLSの家族歴は対照群よりRLS群に多い。A.Aust N Z J Obstet Gynaecol. 2011 51:262-4.

2011-06-18 14:11:54
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

総説、片頭痛予防目的で抗けいれん薬を使用すると自殺率が高くなる。 Curr Pain Headache Rep. 2011 Apr 12. Kanner AM.

2011-06-18 15:50:30
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

慢性骨盤痛はアメリカの15%の女性が毎年罹患。子宮摘出をした慢性骨盤痛患者の21-40%が疼痛持続、5%が新たな疼痛出現。 Lamvu G. Obstet Gynecol. 2011 May;117(5):1175-8.

2011-06-18 16:04:26
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

熱傷後の掻痒ではガバペンチンの方が抗ヒスタミン薬cetirizineより有効。両者を併用してもガバペンチン単独よりよくはならない Burns. 2010 Nov 12. Ahuja RB, Gupta R, Gupta G, Shrivastava P.

2011-06-18 16:39:05
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

2,447人の健康診断でアンケート。年齢、性別で補正すると左利きは有意に早期飽食のオッズ比が低下した(OR = 0.43; 95% CI: 0.23-0.78). 脳の局在は胃腸症状に影響を及ぼすのかも Digestion. 2011 Apr 14;84(2):114-118.

2011-06-18 17:32:52
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

線維筋痛症に限らず慢性痛患者さんが受診したら甲状腺機能(T3, T4, TSH)を必ず測定する必要があります。甲状腺機能で全身が痛くなることがあります。

2011-06-18 19:23:46
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

線維筋痛症に限らず、ほとんどすべての疾患の薬物治療を受けるのであれば死亡する確率がごくわずかではあるが増えてしまう。その説明をすると治療を受けない人が、少なくありません。絶対に死亡しないことが優先ならば、ほとんどすべての薬を飲むことはできません。

2011-06-18 19:27:26
戸田克広(Katsuhiro Toda) @KatsuhiroTodaMD

発表された報告によると鍼は線維筋痛症の治療としては勧められません。対照群のないあるいは経過観察群を対照群にする研究では鍼は有効なのですが、対照群が偽鍼の研究では鍼と偽鍼に差が出ません。placebo効果で有効なのであろうと推測されます。鍼には死亡の報告があります。

2011-06-18 19:31:55
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