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情報通信学会 モバイルコミュニケーション研究会#1

2020/6/27 (土)13:00-15:10 武士のAR訓練センター「六義園」を歩く 安田登
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OKADA Tomoyuqui @iTomoyuqui
江戸期に柳沢吉保が作らせた六義園(東京都文京区)は、武士に脳内ARを発動させるための訓練センターだった!? 能楽師の安田登氏が脳内ARを発動させるフィールドとしてこの地でおこなっている取り組みについて解説します。jsicr.jp/operation/stud…
安田登 @eutonie
今週の土曜(27日)、オンラインで脳内AR訓練センターとしての「六義園」のお話をします。情報通信学会 モバイルコミュニケーション研究会 #1。無料ですが、事前登録が必要になります。よろしければどうぞ~! peatix.com/event/1519678
安田登 @eutonie
駒込の六義園は300円で誰でも入れますが、江戸時代は武士たちの脳内ARのトレーニングパーク。石柱を見つけ、そこに書かれた文字から和歌をイメージし、それを眼前の風景に重ねたり、歩きつつ謡を謡ったり。空間や時が交錯して不思議な世界に誘われる庭園です。いくつかの石柱と読み解きを紹介します。 twitter.com/eutonie/status…
安田登 @eutonie
六義園内にある石柱はARマーカー。かつては88ありました。そこに自分の脳をかざすと眼前の景色に重なってARが立ち上がる。さらにそれに対して自分でも歌や俳句を詠むと、その記憶もマーカーに記録され、次の人の脳に影響を与える…という遊びがされていたので、そういうの作りたいなぁ。
安田登 @eutonie
本当はこういうお話は #cluster 内に六義園の簡単なワールドを作ってするといいと思い、自作しようとしていたのですが、突然入ってきた用事に一か月間縛られてしまい、残念ながらできませんでした。いつか「六義園ワールド」@clusterを皆さんと歩きながら六義園脳内AR講義をしたいなぁ。 twitter.com/eutonie/status…
安田登 @eutonie
【六義園01】明後日(土)のためにパワポを作ろうと思っているのですが慣れないので、ここにアイデアを書いていこうと思います。備忘録なので気にしないでください。 時間的に話せるのはは3つ? 1)脳内AR空間としての六義園 2)日本文化と脳内AR 3)パースペクティブな庭とウォークスルーの庭
安田登 @eutonie
【六義園02】 1)脳内AR空間としての六義園  3つほどの石柱を説明する予定 2)日本文化と脳内AR  能や枯山水、そして暗算などの話など 3)パースペクティブな庭とウォークスルーの庭  今の六義園の地図と、江戸時代の六義園絵巻を対比  従属節がない言語によるプログラミングの可能性
安田登 @eutonie
【六義園03】 3つの石柱 ・遊芸門、心泉 ●出汐湊 ●妹背山と玉笹 ●指南岡 ●千鳥橋 ●尋芳径 ●下折峯 ●峯花園 ●木枯峯 あ、全然3つじゃない(笑)
安田登 @eutonie
【六義園04】 3つのエリアにするか 《入口は別》遊芸門、心泉 《A》 出汐湊→妹背山と玉笹 《B》 指南岡 千鳥橋 《C》 尋芳径 下折峯 峯花園 木枯峯 ※これだけでも1時間以上かかりそう(笑) pic.twitter.com/0EgCuREN3p
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安田登 @eutonie
【六義園05】遊芸門 論語の「道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に遊ぶ」の「遊芸門」。『六義園記』には、この園に遊ぶ人は…治れる世を楽しむ音を三十一字につらぬるなるべし」とある。和歌を詠みながら遊ぶ庭。「道」は十字路と首。「徳」は十字路と直と心。同じ「よる」でも「拠」と「依」は違う。
安田登 @eutonie
【六義園06】心泉 「心の泉はいにしへより深く、詞の林は昔よりもしげし(千載集・序)」 深層の心から出で来る「こと」を、繁りに繁る「ことの葉」として歌にする。いま「心泉」は心泉亭という茶室になっている。最初にここで茶を一服してから庭を廻るのもいいですね。石州流の武家の茶道で頂きたい。
安田登 @eutonie
【六義園07】出汐湊 六義園に入ってすぐに見つかるのがこの石柱。 「和歌の浦に月の出汐のさすままに よるなくたづのこゑぞさびしき」慈円 脳内AR発動にはもってこいの歌。景色、時刻、動き、音も聞こえる。 そして額田王の歌、能『隅田川』などがそれに重なる。 pic.twitter.com/dgpuhUL71J
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安田登 @eutonie
【六義園08】妹背山と玉笹 出汐湊から左に歩くと池の中に大小2つの岡(妹山、背山:恋人・夫婦)と間に石が。この石が玉笹の見立て。 「いもせ山 中に生たる玉ざさの 一夜のへだてさもぞ露けき」藤原信実 一夜は竹(笹)の節でもあり、露は会えない男女の涙でもある pic.twitter.com/mVs1eXAcEJ
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安田登 @eutonie
【六義園09】指南岡 妹背山を右に見ながら歩いていくと、すぐに見つかるのが「しるべ(指南)の岡」の石柱。ここからイメージすべき歌はこれ。 「尋ね行く 和哥の浦ぢの浜千鳥 あとあるかたに道しるべせよ」紀叔氏朝臣 これから和歌の道に入って行く、自分を浜千鳥よ道しるべしておくれ、と詠う。→ pic.twitter.com/TTC6itylYs
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安田登 @eutonie
【六義園10】千鳥の足跡は文字。そして、このすぐ先に千鳥橋もあります。玉津島姫なども掛かっているのですが、その話をすると長くなるので今回は省略。ただ「尋ね行く」とくれば、能『楊貴妃』の方士の役であるワキの謡。楊貴妃の魂を求めて蓬莱宮に行きます…と見ると、近くに蓬莱島がある。でも→
安田登 @eutonie
【六義園11】この蓬莱島は新しく作られたもの。当時はなかった。だから関係ありません(笑)。しかし、この指南岡から千鳥橋を通って、その先に行くと、あらあら不思議。まるで蓬莱山に行ったかのような変化がある。だから、ここはやはり能『楊貴妃』のワキの道行を謡いながら、歩きたいところです。
安田登 @eutonie
【六義園12】指南岡の歌に呼ばれて歩いていくと、次に出て来るのが橋。橋のたもとの石柱を見ると「千鳥の橋」と書いてあります。いまの橋はまっすぐですが、昔は千鳥足の言葉通りに千鳥掛に掛けられていたようです(56:千鳥橋)。茶室への敷石もそうですが、こういう歩行の身体性は大切ですね。→ pic.twitter.com/4oLO5VAA6m
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安田登 @eutonie
→【六義園13】この千鳥橋を歩く時も、能『楊貴妃』の謡はまだ続いています。あちらに行きつ、こちらに行きつ謡を謡っている間に、和歌の浦にいたはずが、能『楊貴妃』のように異界に迷い込んでしまいます。そんな仕掛けが作られています。本当は微醺で、ふらふら歩きながら謡うといいでしょうね。
安田登 @eutonie
【六義園14】 そうそう。千鳥橋を渡る前に左に折れる道があります。そこに行くと、枕流洞があります。枕流と聞いて「おお、漱石!」と思った方もいらっしゃるでしょう。また、水分石もあります。ここでは崇徳院の歌などを思い浮かべるのもいいですね…が、今回はこの話は省略します。
安田登 @eutonie
【六義園15】尋芳径 千鳥橋を渡ると「尋芳径」があり、看板には「はなとふこみち(花訪ふ径)」と仮名が振ってあります。ここからは桜を追って山に入ります。そして「芳」から、ここが吉野であることがわかります。 え!さっきまで和歌の浦(和歌山)だったのに、いつの間にか奈良の吉野に!→ pic.twitter.com/UlCsExCD5W
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安田登 @eutonie
→【六義園15】尋芳径02 先ほど「指南岡」の「たずね行く」が能『楊貴妃』が現世から蓬莱宮へ行く道行の一節を思い出すと書きましたが、千鳥橋を渡った途端にワープしてしまったのです。さて、これから吉野にある西行の庵の桜を尋ねて歩きます。ここで謡いたいのは能『西行桜』の道行です。→
安田登 @eutonie
→【六義園16】尋芳径03 心を花にして吟じながら歩きます。 「百千鳥。囀る春は物毎に。 あらたまりゆく日数経て。 頃も弥生の空なれや。 やよ止まりて花の友。 知るも知らぬも押し並めて。 誰も花なる心かな。」  能『西行桜』よりs
安田登 @eutonie
駒込にある大名庭園、六義園の楽しみ方の話を明日、します。あ、楽しみ方といっても江戸時代のですが(笑)。でも、いまでも充分楽しめる方法です。 twitter.com/eutonie/status…
安田登 @eutonie
本日、13時からオンラインで六義園のお話をします。無料ですが要事前登録。いまパワポを作成中…。 twitter.com/eutonie/status…
Nobi Hayashi 林信行 @nobi
AIやARを、ただ技術で捉えず文化的な奥行きから考えるヒントになるかも… twitter.com/eutonie/status…
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