「人口減少と経済成長に関する研究会」報告書

「人口減少と経済成長に関する研究会」報告書 財務総合政策研究所 / https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2019/jinkou_report.htm [PDF] (講演録)人口、生産性、経済成長 吉川 洋(立正大学学長/財務省財務総合政策研究所名誉所長) / https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2019/jinkou_report01.pdf [PDF] 平成年代における構造変化 小野 稔(財務省財務総合政策研究所副所長) / https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2019/jinkou_report02.pdf 続きを読む
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Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

「人口減少と経済成長に関する研究会」報告書 財務総合政策研究所 / mof.go.jp/pri/research/c…

2020-06-30 00:37:33
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

[PDF] (講演録)人口、生産性、経済成長 吉川 洋(立正大学学長/財務省財務総合政策研究所名誉所長) / mof.go.jp/pri/research/c…

2020-06-30 00:39:22
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(。 ・ω・)フム 経済学は、限界革命から新古典派経済学へと発展してきたが、個々のミクロの最適化行動を分析しても、マクロの事象をとらえることはできない。生産性を上げるには、供給側のテクノロジーを活用することは論をまたないが、

2020-06-30 00:39:22
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最も重要なのは需要である。供給は本質的に需要によって規定される。

2020-06-30 00:39:23
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(-ω-;)ウーン 経済成長は、短期だけでなく、長期でも、「需要の飽和」を打破する需要創出型イノベーションによって続いていく。イノベーションの枯渇が懸念されるが、イノベーションは結局のところ、人間の平均寿命を延ばすことに貢献してきた。

2020-06-30 00:39:23
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超高齢社会を支えるイノベーションは当然あり得て、そのモデルを超高齢社会の日本は構築すべきであり、それを実現するなかで生産性も上昇していく。

2020-06-30 00:39:24
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日本は、高度経済成長期に毎年約10%ずつ経済成長していたが、人口増加率は約1%であった。偶然にも、少し前までの中国の経済成長率も毎年10%であり、人口増加率は毎年約1%であった。日本と中国の高度成長期の経済成長率をみると、

2020-06-30 00:40:31
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10のうち1が人口増加率、残りの9は労働生産性が寄与していたといえる。労働生産性には、理論的には資本装備率の上昇の貢献も含まれている。しかしソローの実証研究以降、TFPあるいは、もっと広義に言うならばイノベーションが鍵を握っていることが明らかになった。

2020-06-30 00:40:32
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従って、先進国、とりわけ人口減少と高齢化が同時に進んでいる日本は、以前にも増して生産性の上昇が重要なのである。

2020-06-30 00:40:32
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需要が長期的な経済成長にとって極めて重要なものであるということである。このことは2008年の世界金融危機から生じたリーマンショックにより、需要が急速に減少したことからも裏付けられる

2020-06-30 00:40:34
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(・д・)ホォー 失業も、生産性の分布上にあるものとして考える必要があり、その分布を決めるものが総需要である。これこそがケインズの有効需要の原理の正しいミクロ的基礎づけの出発点だと考える。

2020-06-30 00:41:37
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マクロ経済学の方法論は、過去30~40年の間、ミクロを最適化して分析することであったが、これは間違っているのである。

2020-06-30 00:41:37
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リーマンショック前後の労働生産性の分布(製造業) pic.twitter.com/jKCJXItgi3

2020-06-30 00:41:38
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図表3は、労働生産性の理論値における分布であるが、景気により分布はシフトする。例えば、図表4は、2008年のリーマンショック前後の年の経済全体の製造業の約200万社の労働生産性の分布である。これをみるとリーマンショック後に労働生産性の分布が左側、つまり悪い方へシフトダウンしている

2020-06-30 00:41:40
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

失業は、生産性の分布との関係で決まる1つの労働のアクティビティーであるから、労働のマクロ的稼働率は、失業だけでなく生産性の分布によって決まる。この生産性の分布というものは、求人と求職の確率的な出会い(マッチング)の集合体によって形成されているものであり、

2020-06-30 00:42:59
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

その確率的な出会いは、総需要によって規定されるのである(図表5)。このような生産性の分布の位置を決めるものが短期的には総需要の動向である。需要が大きくなれば経済活動が上昇してGDPは拡大するのである。

2020-06-30 00:42:59
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供給は、本質的に需要によって規定される。短期だけでなく、長期の経済成長も「需要の飽和」と「新しい需要の創出」によって規定される。

2020-06-30 00:43:01
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

(-ω-;)ウーン ホイジンガが述べたように、人間は本質的に遊びを希求する生物なのであろう。よって、生存ということとは関係ないイノベーションも明らかに存在している。とは言え、これまで多くのイノベーションが、結果として平均寿命の延伸に貢献してきたとすれば、

2020-06-30 00:43:01
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

人間の平均寿命は生物学的にはかつては44~45歳だったのが、現在は80歳を超えるまでに至った。その平均寿命の延伸がそろそろ限界に近づいている場合、イノベーションの余地も限られてくる可能性はある。

2020-06-30 00:43:02
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

[PDF] 平成年代における構造変化 小野 稔(財務省財務総合政策研究所副所長) / mof.go.jp/pri/research/c…

2020-06-30 00:43:53
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