ローパワーなシャドウラン5版のセッションをやってみました、その4(5話目)

シャドウラン5版を、「CCDDE」でキャラを作って遊んでます。今回のテーマは「アデプト」。ハウスルールで、途中からアデプトになるお話です。「CCDDE」という低めのパワーで始めているから途中でのパワーアップもありだと思いまして。 その3 https://togetter.com/li/1544341
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ヤネウラ @yanegann

シャドウラン、前回の戦闘が苦しかったのでランナーたちの目の色が変わって、やや強さを求めるようになってしまった。閾値を越えてしまったのだな… こうやって少しずつ、強さの階段を上っていくのだな…と感じる。

2020-06-19 01:29:57
ヤネウラ @yanegann

PL:「魔法が必要だなぁ」 GM:「シナリオを広げるためにも魔法使ってほしいなぁ、お?」 というわけで、今回のシャドウランは、キャラクターがアデプトになる話でした。

2020-06-19 13:24:05
ヤネウラ @yanegann

普通のシャドウランなら難しいと思うんですが、このキャンペーンは能力が「CCDDE」なので、「E」が「D」や「C」になるくらいは良いだろう、と。 後天的に魔法使いになるルールは4版にはあるらしいんですが、5版にはないみたいなので、とりあえず自作ルールで対応。

2020-06-19 13:28:05
ヤネウラ @yanegann

魔力Eのつぐみが魔法使いになることを希望していたので、選択肢を提示 魔力Dを手に入れるなら、以下のどれかを消費 1.カルマ20点 2.44000新円 3.カルマ10点と22000新円 魔力Cを手に入れるなら、以下のどれかを消費 1.カルマ40点 2.134000新円 3.カルマ20点と67000新円

2020-06-19 13:32:07
ヤネウラ @yanegann

これは優先度表から計算してみました。 金額はEとDの差、EとCの差がすぐ出るから簡単ですね。 つぐみのプレイヤーは、魔力Dになってアデプトになることを希望、44000新円を支払います。

2020-06-19 13:37:11
ヤネウラ @yanegann

前回のシナリオで、つぐみが奇妙な図書館から陽動のために持ってきた本、それは覚醒直後の時期に書かれた「魔法使いになるには」という本でした。 面白がって、本に書かれていたテストをやってみたつぐみは、自分に魔力があるのではないかと思うようになります。 twitter.com/yanegann/statu…

2020-06-19 13:40:11
ヤネウラ @yanegann

図のような計画で、キラーが忍び歩きから不意打ちして、即座に本をゲット。オークは降伏。魔法使いが呼んだらしい土の精霊だけが残りの敵になります。 つぐみが適当な本を一冊取って囮になっている間に、キラーと依頼人は来た道を戻ります。 pic.twitter.com/035WzlSnWM

2020-06-17 00:07:51
ヤネウラ @yanegann

コンタクトのストリートメイジに相談しに行って、水見式みたいなテストをやると… 「ホントだ、反応が出るね。こりゃ弱いながらもアデプトの魔力があるねー。アデプトパワーとして使ってないから気づかなかったんだな」

2020-06-19 13:59:47
ヤネウラ @yanegann

「気づかない魔法使いっているもんなんですか?」 「たくさんいるよ。気づかないままサイバー手術して、魔力が減るんで、暗数になっちゃってるんだね。魔法的な素質を持つ人は、魔法使いよりはるかに多いよ」 「なるほど、私みたいなノンサイバーのランナーじゃなきゃ、気づきませんね」

2020-06-19 14:02:58
ヤネウラ @yanegann

お金がなくてサイバー装備を買っていなかった、扶養家族がいるんでサイバー手術の時間が取れなかったなどの哀しい理由で、ノンサイバーだったつぐみは、こうしてアデプトへの道を歩み始めるのであった。 「本から学んだからヘルメス様式にしますよ」 「精霊が来てるふうもないし、それは良いね」

2020-06-19 14:06:18
ヤネウラ @yanegann

ダウンタウンの中華街のはずれに道場(と隠された廟)を持つ、仙道系の師匠を紹介してもらったつぐみは、そこでアデプトになる修行を始める。 「コネはなくても、お金払えば教えてもらえるよ」 「ああ、さっきの44000新円はここで払うんですね」 「そういうこと」

2020-06-19 14:13:14
ヤネウラ @yanegann

一方そのころ、キラーは馴染みのフィクサーに会っていた。 「最高レベルの骨密度増強手術を受けたい」 「うーん、(入手判定)……無理だな。予約がとれない」 「予約?」 「やってる医者はいるけど、数が少ないんで、予約がぱんぱんなんだよ。裏金積めばキャンセル待ちにねじ込めるんだが……」

2020-06-20 11:36:15
ヤネウラ @yanegann

「裏金ってどれくらい?」 「正規の代金の4倍払えば予約入れられるかな……」 「4倍は持ってないな……」 「これが医療系のインプラント手術予約だと、さらに熾烈になるんだぜ……誰もが生きるか死ぬかの話になるからな」

2020-06-20 11:46:27
ヤネウラ @yanegann

要約すると「強い装備を買おうと思ったが売ってなかった」でフィニッシュです。

2020-06-20 11:52:33
ヤネウラ @yanegann

骨密度増強をあきらめたキラーはサイバーアイのチューンをしてもらうため、サイバー眼科を訪れるのであった。 「はい、今からサイバーアイにデータ送って調整しまーす。気球がはっきり見えたら言ってくださいね」 「見えました」 「OKでーす。次は絞り調整でーす。白い絵が見えたら言ってくださーい」

2020-06-20 12:18:47
ヤネウラ @yanegann

「はい、調整終了です。ハッカーにサイバーアイのデータに侵入されると、絞りを全開にされて激烈に眩しくなったりするので気をつけてくださーい」 「ハッカーやべぇ」 「そう言うときはサングラスで物理的に光を遮って、ご来院くださいねー」

2020-06-20 12:22:31
ヤネウラ @yanegann

いつも通り、フィクサーから話を聞く二人。 「今回の依頼は、つぐみの師匠からだ」 「仙道系アデプトの師匠ですか?」 「つぐみをご指名だそうだ」 知り合いでもフィクサーを通した方が話がスムーズなので、このような依頼形式になるのだった。個人で「踏み倒し」「逃亡」とかの処理するの面倒だし

2020-06-28 16:20:31
ヤネウラ @yanegann

そして、師匠もふくめて4人でネット会議することに。 「わしの元を逃げ出した弟子が強盗団を率いているので、倒してほしいのじゃ」 「弟子ってことはアデプトですか? パワーは?やっぱ殺戮の手?」 「魔力3。反射強化1と技能強化3」 「地味に嫌だな。技能強化はブロックにも使えるし」

2020-06-28 16:28:16
ヤネウラ @yanegann

「強盗の手口は?」 「ハッカーの助けを借り配達を装って中小企業のオフィスビルに侵入、重要そうな書類と、手に持てる金庫を奪って逃走するんじゃ」 「あ、そういう強盗」 「ちなみに弟子はトロールじゃ」 「トロールのアデプトかよ!」

2020-06-28 16:34:32
ヤネウラ @yanegann

「え、トロールとかオフィスビルの中に入れてるんですか?」 「言いたいことはわかるけど、その発言はどうかと思う」 「でも危なくない?」 「すべてのトロールが暴力行為を起こすわけではないからのう。もし、何かしたら怖いからと言って、自由度を狭めるというわけにも…」

2020-06-28 16:39:49
ヤネウラ @yanegann

「しかも、襲われた会社はトロールやオークを積極的に雇用している会社なんじゃ」 「へー」 「まぁ、待遇の良さで集めておいて、給料は安めなんで、最高ホワイトというわけでもないが」 「じゃあ、そういう待遇ができないため、受注で負けたライバル会社やヒューマニスが裏にいる可能性もありますね」

2020-06-28 16:46:25
ヤネウラ @yanegann

「襲われた会社のある区画に持ち込めるのは火器はピストル類までじゃ」 「そんな区画でトロールのアデプトに襲われたら、普通アウトですね」 「そういうことじゃな。強盗団は弟子のゴセットを含めて5人。全員トロールじゃ。あとハッカー1人」

2020-06-28 16:55:08
ヤネウラ @yanegann

「じゃあ、どこが狙われるかの調査からですか」 「いや、フィクサーさんにハッカーを雇ってもらっていてな、襲われるビルはわかっているんじゃ」 「手回し良くて楽だなー」  まぁ、君ら二人チームだからね。フィクサーが別枠であと二人くらい雇っていてもおかしくはないよね。

2020-06-30 22:56:58
ヤネウラ @yanegann

「ここが狙われるビルじゃ。エレベーターからゴセットが出てきて暴れ、その後、他のエレベーターから残りのトロールが出てくるのが通例じゃな」 「あれ、エレベーターが開くまで撃てない?」 「うむ。敵ハッカーがエレベーターをコントロールしているそうじゃな」 「うーん、ちょっと面倒」 pic.twitter.com/j8YR97zeGT

2020-06-30 23:01:52
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ヤネウラ @yanegann

「敵は一網打尽にしたいから、エレベーターに何かして後続が来ないようにするというのは無しじゃ」 「わかりました」 「途中の階で暴れられても困るしの。後続が来たら、敵ハッカーはこちらのハッカーが対処する。横やりは出させん」 「なるほどなるほど」

2020-06-30 23:04:58
ヤネウラ @yanegann

というわけで仕事を受けることに。 敵が仕事をする日に、ランナーたちも前もってビルにやってきた。 入る時につぐみが止められたが、 「この散弾が撃てるピストルというのはちょっと」 「でも、これはピストル類ですから規定に合致してますよ」と論理的に対処し、問題なくビル内へ。

2020-06-30 23:16:36