どうしたら相手に話を聞いてもらうようにできるか?めんたねさんの話す「本題に入る前に伝えるべき3つのこと」

世界を「話が通じる人、通じない人」で分けているというめんたねさん(@mentane)の、工夫してる話し方。いかにして相手に話を聴いてもらうよう持っていくか。見返す用のノートとしてまとめました。
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めんたね @mentane

人間たちをどのように細分化して世界を把握するか?その切り分け方にその人の個性が表れる。誰でもたいていは大まかな切り分け区分を持っている。それが全くなくて全部個別対応するのはコストが高すぎる。

2020-07-08 11:03:15
めんたね @mentane

男女に区分するというのも一つの方法である。政治的な左派、右派で区分する人もいる。ぼくの場合、確かにその区分を採用することもあるが、あまりメインではない。ぼくは多分「話が通じる人」「話が通じない人」でわけている。そこで色々な対応を変えている。

2020-07-08 11:05:57
めんたね @mentane

「話が通じる人」とは普通に話せば意思疎通ができたり、必要な行動を起こしてもらえたりする。だが、「話が通じない人」に対して工夫せずに普通に自然体で話しかけた場合は、意思疎通できなかったり、必要な行動をおこしてもらえなかったりする。そこで、第一オプション「工夫して話す」を発動する。

2020-07-08 11:11:20
めんたね @mentane

工夫して話すことで100%は無理だが、ある程度は意思疎通できたり、行動を起こしてもらえたりするケースがある。「話が通じにくいが一部通じる人」だったわけだ。それはそれでよし。中にはそれでもダメなケースがある。それは本当に「話が通じない人」になる。

2020-07-08 11:14:20
めんたね @mentane

相手が完全に話が通じない人の時は、自分自身の目的に戻る。その人とのやりとりを通じて最終的になにを目的としていたのか?相手との意思疎通は諦めるが、その目的を実現する他のルートを探る。相手抜きで自分のやれる最善手を選ぶ感覚だ。ここで話が通じない人を動かすことに固執しても時間の無駄だ。

2020-07-08 11:16:47
めんたね @mentane

つまり、 1.「工夫無しで話が通じる人」←普通に話す 2.「工夫すれば(一部)話が通じる人」←工夫して話す 3.「完全に話が通じない人」←スルーして他の方法を探す こんな風にぼくは世間の人々を大きくわけて認識している気がする。2か3かは工夫して話をしてみないとわからない。

2020-07-08 11:22:16
めんたね @mentane

ぼくがコミュニケーションというものに過剰な興味を持っているのは、多分、この世界の切り分け方と関係していて、2と3を見分ける作業、2の範囲を工夫の試行錯誤で広げる作業をわりとよくやっているために、結果としてコミュニケーションに興味があることになっていると思われる。

2020-07-08 11:25:39
めんたね @mentane

もちろん、この人は、この件以外については話が通じるのだけど、この話題が出たときだけは話が通じなくなってしまう(発狂ワード出現による錯乱)みたいな話に興味を示しているのも、話が通じる、通じないを見極める方法の精度を高めたいからなのだと思う。

2020-07-08 11:27:56
めんたね @mentane

この人間分類はかなりぼくの人格に深く根を張っており、自分が周りの世界に反応したくなるときは、大体、これが影響している。たとえば、どうみても「話が通じない人」に対して何年も変わることを要求し続け、怒り続ける人を見ると「それは犬に説教するようなものですよ」と言いたくなってしまう。

2020-07-08 11:35:06
めんたね @mentane

そこで、その怒り続ける人が「話が通じる人」のように思えたら、率直に「多分、無駄だから、さっさとその人を動かすのではなく、他の方策をとったら?」と言うことになる。だが、何年も無駄に怒り続けられる人がシンプルに「話が通じる人」とも思えない。少なくとも工夫は必要なはずだ。

2020-07-08 11:37:19
めんたね @mentane

そこで、 1.私はあなたの味方である 2.私はあなたの状況をある程度共有している 3.私はその状況について有意義な情報をもっているかもしれない 本題に入る前に、この3つが先に伝わるように話をしてみる。それに成功すると、相手に対する影響力が増す。こちらの言葉を受け止める可能性が増える。

2020-07-08 11:39:11
めんたね @mentane

そうやって、工夫をして何かを伝えた結果、その相手が「話が通じない人」への不毛な執着をやめ、現実的な対処を始めるかもしれない。それはぼくにとってはうれしいことである。ぼくにとって理想的な世界に一歩近づいたということだ。他人事ではあるが、ぼくにとっての他者理想、世界理想なのだと思う。

2020-07-08 11:42:48
めんたね @mentane

ぼくにとって、「工夫したら話が通じるかもね」の裏には「工夫してもだめならその相手は見切って、その人抜きで他にやれることを考える」選択肢が常にある

2020-07-08 11:46:53
めんたね @mentane

もしくは諦めて現状を受け入れるか。いずれにせよ、話が通じない人に対する働きかけは諦める。この諦めるという感覚は大変に大事なものであって、実現不可能な物事に対しての諦めが持てないと、多分、人間はとても辛くなってしまう。

2020-07-08 11:51:48
めんたね @mentane

わりと自分のコミュニケーション上の判断がこういうフローチャートに基づいて動いていることを理解したら、そのように動かない他人に対してイライラしやすいのだとも気づいたし、結構便利である。年を重ねるごとに「諦める」能力が高まってきている気がする。

2020-07-08 11:55:38