「体の一部を鷲づかみする(そして、引っ張るなど)というのは、そもそも、介護の技術ではありません。
それは、ヒトではなくモノを扱う場合のやり方です。」
http://blog.livedoor.jp/okino120408/archives/26076052.html
すでに一部は一昨日ツイートしたが、その後思い出した事として、相手の着衣を掴んでいるという事が、逆に崩されやすくなっていることもあるという事を知った事。
2011-01-31 22:39:37かの鹿島神流の故国井道之師範の思い出話にも、佐々木正之進という新陰流の師匠に「掴まずに逆をとれ」と言われ、顔を突かれて、腫らし続けるなど、散々な思いをして漸く「掴まずに逆をとり」、また「掴まずに投げて」、柔術で掴まないことの重要さを悟ったということだ。
2012-02-11 23:52:28柔道にしても、かつての日本柔術は居付きを嫌い、いかに相手を掴まずに制するかが重要だったが、現代柔道は「しっかり掴め」が大基本。
2012-07-13 14:30:50とにかく柔道では「しっかり掴め」と、よく指導されているようだが、その「しっかり掴む」ことが、肩に力が入り、体幹の力を素直に指にまで伝える上で、逆効果になっている気がどうしてもする。
2012-02-11 23:51:05今回は、対柔道で「掴まない」ということの重要さをますます感じ、今後は、柔道選手相手に柔道とは違う(とはいえ柔道のルール上はまったく適合している)技を使って対応する。という奇妙な状態は、ますますその傾向を強くしていきそうである。
2012-02-11 23:48:04嘉納治五郎先生の動画など見ると本当に和服を基本として考えていた時代や、そもそも和装でそのまま柔術の稽古をしていた時代では「掴む」「握る」という事だけ見ても非常に難しいものだったのである。
2012-09-28 04:49:46実際ひっつかんで振り回せば袖などすぐ取れてしまうし、襟を引いても余りがあるので、相手をコントロールするのは容易では無い。柔らかく確りと捉えるというのは、刀を握るのと同様の心持ちなのだろう。
2012-09-28 04:52:12「中心層を捩じって投げる瞬間に、両手を「遠くの何かを取りに行くような感覚」を使うべきだったのでした。
イメージの例として、例えば相手の背中にコインが張り付いていると想像して、それを両手で取りに行くのです。(最初の内は、片手だけでは効果が薄いかと思います)
同時に、胸椎と股関節を捩じって螺旋の力を発揮します。
実際の手が触れている部位は、相手を掴んだままでも、あるいはイメージに合わせて動いても、どちらでも良いようです。
柔道などの技としては掴んだままが良いですが、動かしても効果は充分にあります。
ただ、相手を強く掴んではいけません。
手は柔らかくしておき、軽く触れるくらいが丁度良いです。
(略)
「三船先生は相手を強く握らなかった。
ふわふわとしていて、こちらが力を入れた瞬間に投げられていた」」
花凛 道 螺旋力を発揮する組み技での手の感覚
「マイスナー小体とメルケル触盤だけでなく、もっと深い所にあるパチニ小体にも力が集中するということが分かっている。むかしはパチニ小体は奥にあるから圧力のセンサーだと思われていた。ところがちゃんと解析してみると、そこに力が集中して、
非常に敏感な加速度のセンサー
だということが分かってきた。」
「パチニ小体は,刺激強度が変化する時のみ信号を発し,運動の開始時と終了時に加速や減速を認知したり,振動を検知しています」
http://www.e-drill.ne.jp/thatsgaku/201102.html