再臨界時に発生するエネルギーを計算してみた

sakanoue @sakanoue_kiku

たとえば3号機の場合、出力は78.4万kW。単位を直して784MW http://togetter.com/li/154526

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原発は核燃料の熱エネルギーの3割くらいを電気に変換するから、臨界時の核燃料が放出する熱エネルギーは発電量の3倍くらいとして、端数も面倒なので丸めると2400MW http://togetter.com/li/154526

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単位変換すると 2400MW = 2400MJ = 600Mカロリー http://togetter.com/li/154526

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0度の水1gに100カロリーを与えると100度になる。600Mカロリーは6Mg = 6トンの水を沸騰させるエネルギーに相当する http://togetter.com/li/154526

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しかも2400MWって毎秒2400MWという意味なので、6トンも毎秒6トン http://togetter.com/li/154526

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毎秒6トンなら毎分360トン、毎時21600トン、また端数を丸めて毎日52万トンの水を沸騰させることができる http://togetter.com/li/154526

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汚染水が10万トンとかいって問題になっているけれど、3号機が再臨界しただけでそんなものは1日もかからずに蒸発する。再臨界の規模が小さくて通常運転時の10分の1程度の出力だとしても2日で10万トンが蒸発する http://togetter.com/li/154526

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以上のように、再臨界とはそれほど凄まじいエネルギーなのだから、起きてしまったら誤魔化すとか隠蔽するとか、そういう次元の話ではなくなる http://togetter.com/li/154526

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再臨界の隠蔽を疑う人は原発一基が生み出すエネルギーを甘く見すぎていると思う。再臨界が起こればそれと分かる事象が想像を遥かに超える規模ではっきりと確認できることと思われる http://togetter.com/li/154526

細川啓％求職中断 @hosokattawa

良い論考なんだけど水の潜熱を忘れているように見える。沸騰つまり100℃の水を100℃の水蒸気に変えるにはg当たり約2250J（1atm）必要。 http://togetter.com/li/155738

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潜熱（水が水蒸気になるために必要なカロリー）が抜けていたので再計算します。水1gが水蒸気になるために必要な潜熱は2250J= 562.5カロリー

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0度の水1gが100度になって蒸発するのに必要なエネルギーは 100カロリー + 562.5カロリー = 662.5 カロリー

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したがって、600Mカロリーで蒸発させることができる水の量は、端数を丸めて毎秒0.9トン、毎分54トン、毎時3240トン、毎日77760トン

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丸めると毎日8万トンとなる。10万トンの水を蒸発させるのに要する時間は1.25日となる