稲川淳二の『つぶやき怪談』(2020.06.26)

稲川淳二 @Junji_Inagawa

雨が降ろうが、風が吹こうが、晴れようが、 朝、昼、晩も殆ど関係ありませんね。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

マンションの改修工事で、外の景色は見えませんから、 閉め切った室内で、細々と暮してます。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

街を出歩く事も無く、外光に当る事もなく、 それでも不思議と元気です。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

誰でも、いずれは狭い柩に入る身ですから、 今から慣れておかないと。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

そんな訳で、みなさんお変りないですか？　 稲川淳二です。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

例年なら、 全国キャンペーンの「死のロード」の真っ只中ですが、

稲川淳二 @Junji_Inagawa

今年は連日、リモート出演に電話取材です。 と、まあ、この歳になって新しい経験を積んでます。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

で、梅雨が明ければ、怪談ナイトの幕開けとなりますが、 ２８年目の今回は予測がつきません。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

ただ、今年はいーい噺が揃っていて、 心霊写真も凄いんです。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

あーあ、聴いてもらいたい、見てもらいたいなァ・・・

稲川淳二 @Junji_Inagawa

こういう時だからこそ、逆に、今迄になかったものをと、 気合が入ってます。御期待下さい。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

それでは、今回の「つぶやき怪談」そろそろ始めましょうか。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

ゆったりと、くつろいで、 お付き合いいただければと思います。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

そんな訳で、怖ーい噺で楽しんで下さい。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

稲川淳二の「つぶやき怪談」、 怖・楽しい時間を、共有しましょうね。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

昔のことなんですが、 私のお婆ちゃんが話してくれた話でねえ、 懐かしく思っているのがあるんですよ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

お婆ちゃん（親父のおふくろさんです）は、 生まれがね、新潟県なんです。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

村はね、有名な米どころなんですよ。 その村の祭りがね、ちょっと変わってましてね。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

お祭りのもとになる、御本尊かなんかを、 隣の村まで取りに行くんですよ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

朝、その役の村人が出て行って、ズーッと歩く。 夜は途中の神社で一泊して、それでまた行くんですよね。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

隣村でそれを貰い、持ってきてから、 お祭りが始まるんだそうですよ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

まあ、オリンピックの聖火じゃないけどね。 そういうこと、するんだそうですよ。

稲川淳二 @Junji_Inagawa

ところが、行ってくる連中が、毎回言うのはね、 「またやられたぜ」って、言葉なんですよ。