坂口恭平さんのパステル画～パステル画を873枚描いてゴッホが見た風景の地点に立ちたい～

坂口恭平 @zhtsss

空の青は、青系３本、白、紫系2本を使って作ってます。紫が鍵だとは知らなかったー。紫で奥行きを出してます。秘密よ。 pic.twitter.com/QEqSUJcL0a

拡大

坂口恭平 @zhtsss

水面に自信持って灰系を塗れるようになってきました。それが水面の反射になって薄い川なのに実在感もたらす。山と大気の霞みは青灰系。そこの大気が描けるようになると一気に空が広くなります。 pic.twitter.com/vsTLBOLDT0

拡大

坂口恭平 @zhtsss

いまパステルのことなら大抵のこと教えられると思う^ - ^。 pic.twitter.com/P2GX3X4uQ9

拡大

坂口恭平 @zhtsss

死にたい人にみんなパステルで絵を描くことを教えたい。すると外に出られるはず。そして苦しさを感じる繊細さが実は色を感じれる感受性だと気づくはず。落ち込みや心の闇が、実は影という風景にはなくてはならない実在のものと知ると心が軽くなり自信がつくはず。 pic.twitter.com/SHwyominQx

拡大

拡大

拡大

拡大

坂口恭平 @zhtsss

死にたい人生なんか全部やめて生活保護もらいながら毎日パステル描く人生始めたらいいのに、と思う。悪くはないと思うよ。

坂口恭平 @zhtsss

つまらんこと全部やめたらいいのにねぇ。馬鹿みたいに死ぬほどなんか作ったらいいのに。人の顔色見て生きても辛いやろう。やめちゃえ。

坂口恭平 @zhtsss

人と出会うのは、週に一回でいい、それよりも外に出て、光と影に出会った方がいい。知ること多いよ。自分なんかほんとどうでもよくなる。飢え死にすりゃいい好きにやる、と思えるようになる。体の勝手させる。目も遠くを見る方が得意やで人間は。近くは見えない。 pic.twitter.com/09ExjQdjVf

拡大

坂口恭平 @zhtsss

パステル画を買ってくれた方へニュース。まずは第一陣、四十点の作品の額装が完成し送られてきましたー！8/4・5あたりで一斉に出荷予定です〜！画集は10月にでき次第、サインして送りますね！ pic.twitter.com/LT66rbXgcX

拡大

坂口恭平 @zhtsss

躁鬱病の診断を受けた2009年、僕は本は4冊出してたけど、無職みたいな感じだったし、妻と1歳の可愛い娘がいて、全員の有り金十万円ってときもあったなぁ。ほんと大変やった笑。たった10年前の話。だからって自分の仕事やめるわけにはいかんかったし、バイトはじめた^_^けどすぐやめたなぁ。

坂口恭平 @zhtsss

食えないからやりたいことやめる、じゃなくて、食えないときは食わない、と思ってました。

坂口恭平 @zhtsss

まわりの人見ながら会社で働いて給料もらってる人見ながら平気な顔してたけど実はまじこのままおれどうなるんだろうと冷や汗かいてた。そりゃみんなやめるなと思った。あれは怖いもんなぁ。おれ何者かもよくわからんてよく言われてたし美術界で働いてても本の世界でもはぐれてた。そりゃ発症するよなぁ

坂口恭平 @zhtsss

2015年、僕はこれから一体何をすればいいのかまったくわからなくなった。たった5年前のことだ笑。現実宿りという小説を書いてたけど、たぶん理解もされないのも分かってたし金にはもちろんならないと思ってた。書いてはいたが自動筆記に近い状態で充実感はゼロで自分がやってるとは思えなかった。

坂口恭平 @zhtsss

あのときの不安が、畑を始めて全くなくなった^ - ^。だから今年は僕は生まれ変わった気分なのである。

坂口恭平 @zhtsss

現実宿りというたぶんいちばん売れていない本を書いてからなんか変化があった。そして、それが今に繋がってるのは確かだ。そして現実宿りの主人公と言えるかわからないが「わたしたち」と名乗る存在は、砂、だったことに今頃気付いてる。僕は砂たちの言葉を憑かれて書いていた。人間には意味不明だった

坂口恭平 @zhtsss

僕の不安は食えないことじゃなかった、才能がいかされないことでもなかった、金でもなかった、そうなんだと思う。僕の不安は土から離されていることで、むしろそれは土の不安だったのかもしれない。2015年不安はマックスになり、土が僕の中に入って現実宿りを書いたのかもしれない。変な話だが。

坂口恭平 @zhtsss

僕の中での最高傑作は、今でも現実宿りである。あんな自殺するギリギリで本を書いたこともないし、あんな僕の精神が一つも入ってない本はない。僕は死んでいて砂が土がつまり数多の死骸が書いた。意味不明の本だから誰も読めないと思うけど僕の命を乗り越えた本である。あのとき死にそうだった僕は。

坂口恭平 @zhtsss

なーんてことを考えてたー

坂口恭平 @zhtsss

そしてもう僕は死にたいとは一切思わなくなった。死にたいと思うのはいつも人間その人自身である。思考がなくなってるんだと思う。僕自身という感覚がない。顧みていない。反省もしない希望があるわけでもない。目の前の今と向き合ってるわけでもない。たぶん遠くを見てる。体が戻った。体が土だった。

坂口恭平 @zhtsss

そういえば現実宿りは出版されて3年以上経つけど文庫化の話すらされない感じがとてもいい。本自体が読まれたがってない。

坂口恭平 @zhtsss

現実宿りは、体の中の風景をくまなく嘘ひとつなくそのまま描写するそれこそ写真を撮るようにそのまま書いていた。それがそのまま今のパステル画に繋がってる気がする。内側がめくれて完全に外に出てきたけど。いまは内面はゼロで外の風景しか見てない。 pic.twitter.com/Rfnj20rLtx

拡大

坂口恭平 @zhtsss

僕の体の半分には堺の商人ばりのアキンド君がいる。後の半分は無償の遊女。寄せ巫女みたいなもんだろうか。そのカップルが僕である。

坂口恭平 @zhtsss

畑までの道 今日もオンライン個展やってまーす。パステル画104枚一挙公開中です。実はもう売れたくないw kyoheipastels.stores.jp

坂口恭平 @zhtsss

税理士事務所へ。6期目の決算報告。毎年何故か売上は同じ金額。ここの税理士事務所にお願いするようになって、さらに法人にして、お金に関して僕が頭を悩ますようなことが一切なくなった。それが7年目に入って本当に楽になってる。そして今年はこれまでと勢いが違う。土のように豊かになってきてる。

坂口恭平 @zhtsss

お金の話は終わって、すっきりして、アトリエへ。さ、パステル画、今日も一枚だけゆっくり描く〜。 pic.twitter.com/h0gKbWxStO

拡大

坂口恭平 @zhtsss

今日のパステル画。 一昨日の有明海、午後5時。 pic.twitter.com/jAqN2Quo4l

拡大