Togetter/min.tを安心してお使い頂くためのガイドラインを公開しました。
2011年7月1日

放射線量基準作成の考え方

被曝基準値の意味と設定経緯、リスク管理と絶対的な危険度にまつわるお話
0
toshibo @Q_toshibo

本来、原発の危険性や代替エネルギーをどうするかというのは平時の問題。福島第一原発事故による健康影響や危機への対応には直接関係ない、違う次元の独立した問題のはずです。

2011-06-17 00:37:38
toshibo @Q_toshibo

ところが、脱原発か原発推進かという二元論が、放射線が安全か危険かの二元論になってデマまで混じり、肝心の「余計な被ばくをしているというリスク」のことがわかりにくくなってるように思います。

2011-06-17 00:40:46
toshibo @Q_toshibo

被ばくの影響について識者が言うことも、平時のルールや理念を大事にするか、有事限定の危機対応ととらえるかの違いだと思います。危機管理やリスク(クライシス)コミュニケーションの観点で見ると、1ミリ、20ミリ、100ミリシーベルトにはそれなりの意味があります。

2011-06-17 00:45:29
toshibo @Q_toshibo

事故直後で正確な被ばく線量もわからないとき、被災されて不安な方に対して「100mSv以下なら影響ない」と言うか「絶対安全な被ばく量はない、法律の線量限度は1mSv」と言うかの違い。実はどちらもウソじゃない。

2011-06-17 00:52:50
toshibo @Q_toshibo

原発が要るか要らないかという平時の問題では危険性を過大評価(1mSv)することが重要だし、起きてしまった事故の初期対応では、明らかになってる事実(100mSv)が根拠として必要だと思う。

2011-06-17 00:59:20
toshibo @Q_toshibo

これからは復興に向けて「制約された条件下で被ばくのリスクをできるだけ低くする」段階だと思います。そういう意味でも、年間20mSvが避難基準だけど実測1mSv以下にしていこう、というのは良い方向性だと思います。

2011-06-17 01:02:41
toshibo @Q_toshibo

放射線の素人(失礼)なのに、これほど簡潔に放射線防護基準を説明してしまう開米先生の読解力には脱帽。さすが教えるプロ: 原子力論考(5) LNT仮説を否定する証拠の数々 - 読解力図解力と教える技術の謎解きブログ http://t.co/bx5I1d3 via @zenback

2011-06-23 01:54:28
toshibo @Q_toshibo

安全危険というより「危険性」と「リスク」にわけてみる。危険性は確率的に定量できるもの、リスクはどの程度の危険性か定量できない、わからないものと定義すると、およそ100mSvが危険性とリスクのボーダー。

2011-06-23 02:14:28
toshibo @Q_toshibo

人の被ばく線量限度は年間1mSv。病院でCT検査を受ければ1回で超えてしまうし、世界には自然放射線量が年間10mSvを超える地域もある。岐阜と神奈川の自然放射線量の差だって0.4mSv。では年間1mSvっていう限度は何なのか。

2011-06-23 02:44:44
toshibo @Q_toshibo

被ばく線量限度には、自然放射線による被ばくはカウントされない。放射線量が高い地域への渡航も規制されない。対象はあくまで「人工放射線」。しかし医療行為で受ける被ばくは、リスクをはるかに上回るメリットがあるので規制されない。

2011-06-23 02:48:53
toshibo @Q_toshibo

ということは、「人工放射線による何のメリットもない被ばく」だけが問題視される。放射線の発生を伴う事業所のそばに住むことによって他の地域より余計に被ばくするとしたら、近隣住民にはリスクしかないのでこの事業は容認されない。ただしこれは平時の話。

2011-06-23 02:55:36
toshibo @Q_toshibo

年間1mSvは事業者に対して1粒も漏らさないような厳重管理を義務づけるためのもので安全基準じゃない。今は原子力災害という有事。被ばくのリスクが生活基盤の損失の大きさを上回らないように年間20mSvを避難基準にしながら、できるだけ1mSvに近づけるという対処は良い方向だと思う。

2011-06-23 03:38:54
toshibo @Q_toshibo

地元の報道で知る限り、あらゆる場所の放射線量を測定しながら汚れた場所をキレイにしていく、そんな「放射線管理」が町内会レベルでも実行されてて、普通の人たちの努力で混乱が収束していってるように思います。

2011-06-25 23:47:55
toshibo @Q_toshibo

放射能、ウィルスや細菌、化学物質などは見えない脅威。その中で放射能の特徴は、人への影響がわかりにくいことと、測定器があれば誰にでも簡単に検出できることです。

2011-06-26 00:14:44
toshibo @Q_toshibo

汚れてはいけない場所が目に見えない放射能で汚れてるかも、というだけでも脅威ですが、人への影響の指標はSvだけです。Svをできるだけ低くすればいいし、Svは測定器で簡単に測定できる。だから比較的対処しやすいとも言えます。

2011-06-26 00:19:33
toshibo @Q_toshibo

年間予測1mSv未満は青信号、1~20が黄、20mSv超が赤信号(避難)ですから、赤から黄、黄から青になるようにキレイにしていけばいい。政治は汚れたものの処分方法などを早急に決めてもらいたいものです。

2011-06-26 00:26:22
toshibo @Q_toshibo

地道な作業で少しずつキレイになってるようです。大変な労力だと思う: 福島県、除染で大幅に線量減少 小学校で実証実験 - 47NEWS(よんななニュース) http://t.co/R3eELjd

2011-06-26 19:11:36
toshibo @Q_toshibo

生活も子供たちの未来も両方守ろうっていうのが放射線防護

2011-06-26 23:14:10
toshibo @Q_toshibo

大学の先生がこんなに理路整然とデタラメな解説をしてるのを見ると、デマよりタチ悪い気がします: 首都圏の人口は3500万人である。この集団が一様に10mSvを浴びた場合、首都圏での~ http://bit.ly/h1Jhjg

2011-06-29 23:32:07
toshibo @Q_toshibo

鼻血などのデマは論外として、意図はわかりませんが自分の専門外なのにICRPだとかLNT仮説だとか放射線防護の専門用語を駆使してデタラメ解説する大学の先生が何人もいる。「あ~、素人はそう解釈するよね~(棒)」と思ってましたが、なまじ肩書きがあるだけに有害なので一度整理します。

2011-07-01 00:30:57
toshibo @Q_toshibo

低線量被ばくの健康影響は発がんリスク(将来のがん化の可能性)以外ない。断言します。また、リスクは「危険度」のことだと誤解されやすいのですが、低線量域では線量とともに確率的にがんになりやすいといったデータもありません。

2011-07-01 00:34:04
toshibo @Q_toshibo

なぜ医師でもない僕が断言できるのか。放射線の人体影響はほぼ解明されてるからです。レントゲンがX線を発見した115年前、体の中が見えるX線はとんでもない魔法みたいなもので、手を透かしたりの見せ物にも使われ、結果、放射線熱傷が起きた。

2011-07-01 00:36:16
toshibo @Q_toshibo

X線発見の翌年には放射性物質のα、β、γ線も発見された。そのうち、見えない、体にも感じることができない未知の放射線が人に害を及ぼすことをみんな知り、できるだけ被ばくしないようコントロールして使おう、と。この流れがICRP、そして放射線防護のポリシー。

2011-07-01 00:38:27
toshibo @Q_toshibo

だから100年以上の放射線障害と防護対策の知見があり、未知の臨床影響はない。ただ低線量被ばくによるがん化の可能性だけは、統計的に検出できないのでわからない。ここまでが科学です。ここから先は倫理というか社会学というか、そんな話になります。

2011-07-01 00:41:02
toshibo @Q_toshibo

影響が統計的に無視できるから低線量ならOK、にはならない。これは放射線防護のポリシーに反する。とにかく放射線を使う行為では、できるだけ被ばくを少なくするよう「適切に」コントロールしよう、と。そのために不確実な可能性を無理矢理見積もるのがLNTモデル。

2011-07-01 00:43:24
残りを読む(4)

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?