私的メモ

私的メモ
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ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

新聞だけじゃないな、テレビもそうだな。「●●社さんもやっておられましたが?」に「知ってます。いいんです」という体質はマスコミに根強い:大手新聞はいつからパクリ体質に?見事に横並びの「一本松」記事 http://t.co/jJeb2i8

2011-07-01 11:02:09
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

…それだけじゃない。たとえば北京に駐在している会社付きの記者さんも、本社からの「○○社にこう出てたぞ、なにやってんだ。お前も取材して来い』という要請に応えなければならず、独自にニュースネタを探す時間をおおきくとられる。本社の横並び思考にあっぷあっぷしている人も多い。

2011-07-01 11:15:59
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

新聞社やテレビ局だけじゃないよ。雑誌やウェブメディアも、例えば国際ニュースを扱う媒体は数だけ増えたが、編集者が足りない。人数よりも、国際ニュースをきちんと俯瞰できる知識を持っている人がいない。なので、書き手だより。酷い時は、自分が見たニュースを判断材料に書き手に書き方を申し渡す。

2011-07-01 11:17:40
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

んだから、艾未未事件も、「あ、彼そのものの紹介は軽くやって、これが中国の言論空間に与える未来的な展望を…」と来る。現在進行形の艾未未のリマーカブルなところを読者に知らせずに、「未来」なんて語れるわけがないのに。自分が興味がないと、或いは知識がないと、すぐに斬って捨てる編集者も多い

2011-07-01 11:20:03
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

「新聞はネットで読む」がだんだん定着するようになって新聞社が考えるべきは、「紙面を埋める」という意識とおさらばすることだ。ネットは紙媒体のように空白を「埋める」必要はない。だから、うがやさんが言うような「保存がきく記事」などいらなくなる。

2011-07-01 11:23:11
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

新聞社は「紙の空白」を埋める必要がなくなれば、もっともっと「報道するべき記事」と「そうでない記事」をきちんとし分ける必要がある。うがやさんが上げている「松の木」の話のように、グーグルで一目で横並びが分かるような記事に時間を割くことが重要かどうか。それを考えて経営を進めるべきだ

2011-07-01 11:25:26
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

おかげで北京駐在記者はローカルのニュースの芽を拾うヒマがほとんどないです。RT @araijumpei: こういうのが問題>> 北京に駐在している記者さんも、本社からの「○○社にこう出てたぞ、なにやってんだ。お前も取材して来い』という要請に時間をとられる。本社の横並び思考

2011-07-01 11:27:50
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

あと、も一つ。日本の新聞社の記者→デスクという編集職、というおきまりな流れは、実は「編集」の仕事をかなりバカにしている、と思う。記事が書ける=編集できる、ではない。編集者には編集者としての独自センスがいる。管理職への道として安易に編集仕事をしている無能な人が多いのも新聞社の現実。

2011-07-01 11:30:27
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

記者さんたちを見てて可哀そうなのが、本社のデスクが「俺が北京にいた時は●●だったんだから、おまえもやれ!」と、赴任当時決して最先端じゃなかった自分の経験を押し付けてくること。北京に駐在する記者さんも実はもうIT世代。ネットやマイクロブログで情報を拾っても、デスクがIT不慣れ世代…

2011-07-01 11:39:28
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

そんなデスクは「中国は、俺が若かった頃の日本のように足で情報拾うんだよ。要人と秘密の会食して情報教えてもらうのが筋だ!」と思いこんでいる。でも、そんな「要人」って実は同じ人を各社が使い回してたりして(←これも横並び)、傍から見てると、話を聞かれる「要人」が気の毒なくらい…

2011-07-01 11:41:22
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

いや~、記者証持っている記者さんはさすがに毎日街を歩いて人に会っているだけあって、いろんなこと知ってると思う。さすが給料もらってるだけのことあると思うよ。でも、みんな情報ソースがおんなじなのは、本当に世界七不思議の一つにしていいくらいだ。北京くんだりまで横並びなんて…もう国技。

2011-07-01 11:45:57
不惑記者 @o40kisha

これは若干の誤解がある。 @furumai_yoshiko 日本の新聞社の記者→デスクという編集職、というおきまりな流れは、実は「編集」の仕事をかなりバカにしている。編集者には編集者としての独自センスがいる。管理職への道として安易に編集仕事をしている無能な人が多いのも新聞社

2011-07-01 12:07:35
ふるまいよしこ @furumai_yoshiko

若干、ですか? では、誤解とそうでない部分をぜひ RT @o40kisha: これは若干の誤解がある。 >> 日本の新聞社の記者→デスクという編集職、というおきまりな流れは、実は「編集」の仕事をかなりバカにしている。編集… (cont) http://deck.ly/~b4q0Q

2011-07-01 12:09:22
不惑記者 @o40kisha

新聞のデスクはアンカーマン的存在。いわゆる編集作業は整理記者という専門家がやっています。 雑誌の場合は両方を兼ねていることが多いけど、新聞の場合は分業なんです。 @furumai_yoshiko

2011-07-01 12:12:33
不惑記者 @o40kisha

記事を通すか通さないかのゲートウェイ役でもあるから、編集権限のようなものも持つ。でも、最終決定者ではないから、「あ、こいつはこの記事が分からんアホだ」と思えば、しれっと別のデスクが当番のときに同じ記事を出すなんてこともあります。 @furumai_yoshiko

2011-07-01 12:18:28
不惑記者 @o40kisha

そのために、そのアホデスクとの関係が決定的に悪くなることはままありますが(笑)。確かにニュース感覚の鈍い/おかしいデスクがいると大変なことには変わりはありません。 @furumai_yoshiko

2011-07-01 12:25:03
不惑記者 @o40kisha

記事の扱いを決め、見出しや写真を考え、レイアウトしていくい、いわゆる編集者的な仕事は整理記者が行います。これは職人芸でもあり、最初は「師匠」についていろいろ学ぶそうです。いろんな流儀もあるらしい(語尾が丸いのは伝聞であるためです)。 @furumai_yoshiko

2011-07-01 12:29:18
不惑記者 @o40kisha

正解の部分はデスクは管理職への道であることと、アンカーマン的資質がないのに、やっているヤツがいるってところです。そして、地方面を担当する地方支局ではデスクは事実上編集者でもあり、こいつがアホな場合、本当に大変です。 @furumai_yoshiko

2011-07-01 12:43:18
不惑記者 @o40kisha

通常は地方記者→本社記者→地方デスク→本社デスク→地方支局長→本社の管理職というキャリアパス。問題は地方デスクや地方支局長に記者としては有能でも管理職としてはダメダメという人間がついてしまうことがあることですね。 @furumai_yoshiko

2011-07-01 12:48:53
不惑記者 @o40kisha

まぁ、言わずもがなですが、僕はそのキャリアパスからは大きく逸れております(笑)フェアウェイは狭くとも、ラフが広いのが新聞社の特徴。僕もなんとかOB判定されずに生きています。 @furumai_yoshiko

2011-07-01 12:51:29
不惑記者 @o40kisha

基本はそうです。 @unmotored よく、この新聞はトップが何の記事で、と話題になりますが、そういう、どの記事を重要視するか(字数を割いて大きく扱うか)を決定するのも整理記者なのでしょうか

2011-07-01 12:54:56