疑問 「戦後のフォールアウトの影響は全く無かったのか?」
仮説1: 戦後の核実験によるフォールアウトは、戦後のがんの急増と1995年頃の増加停止に影響を与えた可能性があるかも?とんでも^^?
2011-06-27 11:52:37- 【肺がんと喫煙・高齢化】
まず、戦後肺がんが物凄い勢いで増えたという事実があります。
一般的には、戦後の肺がんの増加には主に「喫煙」と「高齢化」が影響していると言われることが多いようですが、、、
資料A: 肺がんと喫煙:「タイムラグを考慮しても肺がん死亡率の動向は喫煙者率の推移とは多くの点で一致しません」http://t.co/yUQp1Xy
2011-07-02 23:40:30資料B: 肺がんと高齢化:「少なくとも1995年までは、年齢関係なく上昇している」「1995年の意味は何?」長野県肺がん死亡者の推移(年齢区分別・総数http://t.co/ce3srAa
2011-07-05 15:29:54考察: 資料AとB及び補足資料eにより、少なくとも「1995年頃」までの肺がん死亡者死亡率の上昇は、喫煙や高齢化では説明できない。
補足資料b: (資料Aの補足)「戦時タバコ消費量減少と肺がんの非相関」 日本における肺癌による死亡者(年齢調整死亡率)と成人一人当たりの年間タバコ消費量グラフ http://t.co/yebnrp9
2011-07-03 09:04:27補足: 補足資料bの最初のグラフだとタバコ消費量の減少で1995以降の肺ガン増加が止まったなら、喫煙と肺ガンには発病遅延が必要ですが、
もし、肺がんの増加の主因がタバコなら、戦時でタバコが減少した影響を1940年代に適用し遅延させた場合、相関がまったくみられ無い。
このことは、戦後の肺がんの増加には喫煙以外の大きな要因が働いていると想像させる。
資料C: 年齢調整罹患率の推移(全年齢):「1975年以降1990年代前半まで増加しその後横ばい、2000年前後から再び増加。」「1990年代の減少と2000年後再上昇の意味は?」http://t.co/yBXX7dW
2011-07-02 23:41:12補足:資料Cにより、その他のがんの年齢調整死亡率や罹患率にも、胃がんを除くと「1990年代前半」までの増加がみられる。
疑問:1990年代まで増加してそこから増加が停止している。これはなぜだろう?
次に考えること: 戦後1990年頃までの「喫煙と高齢化以外」の肺がん増加理由。
- 【戦後の肺がん増加理由と疑われるその他の事柄リストアップ】
・戦後核実験のフォールアウト
・X腺検診などの医療被爆
・石綿
・食品添加物
・食生活
・排気ガス
- 【戦後核実験のフォールアウト】
補足資料c: フォールアウトからの人体内セシウム(40年の歴史) (09-01-04-11)http://t.co/gjOXsDL
2011-07-05 13:29:08資料E、補足資料cにある通り、戦後核実験によるフォールアウト(放射性降下物)の日本への降下量は、チェルノブイリを遥かに超える規模だった。
補足資料a: 「喫煙と放射線被ばくが肺癌の各組織型に及ぼす影響-日米共同調査による新しい知見」http://t.co/KgUJqvd
2011-06-27 11:55:42考察: 補足資料aにより、肺がんに「喫煙」と「放射線」が共同的に影響を及ぼすとすれば、補足資料bのタバコ消費量の増加とともに戦後のフォールアウトが肺がんの増加に影響を与えたとしても違和感は無い。
資料D: 1957年以降のCs-137降下量(東京):「1966年頃以降は格段に減っている」「理由はhttp://t.co/qLsUzkyこれで地下核実験へ移行した可能性?」http://t.co/SmIa44t
2011-07-02 23:41:35考察:資料Eでみられる通り、フォールアウトが0.1Bq/平方メートルとなり安定するのは1990年頃以降。
また、資料Dによれば、月間100MBq/km2を超えるCs-137の降下は、1964/04/0 中野区 143.19 あたりが最後(1986チェルノ迄)であり、その30年後、1994年頃から半減期を迎えたCs-137は減っていくとも考えられる?
以上の事柄は、戦後肺がんが1990年以降増加を停止したことを考え合わせると興味深い。
補足資料f: 戦後核実験のフォールアウトによる被曝線量(北中緯度地帯)は合計4.4mSv http://t.co/Ovfc6Co
2011-07-05 21:46:49