広島原爆投下に関する連ツイ

KimK/ふるくらむ @KimK91fw

「広島・長崎への原爆投下は戦争犯罪」と聞くと皆さんどのような印象を抱かれるんでしょうか。(反米勢力の戯言?)等思われるのかも。 しかしこれは司法判断がなされているれっきとした事実だったりもします。

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判断が示されたのは1963年12月7日の東京地裁。被爆者による国を相手取った民事訴訟事件の判決でした。 判決は、賠償請求そのものは棄却したものの、原爆投下に関しては無防守都市に対する無差別爆撃に相当し、かつ不必要な苦痛を与えたとの評価を下し、当時の戦時国際法に違反するとの判断を示しました

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この判決は、核兵器使用の国際法上の合法性を正面から扱った唯一の判決であり、世界の国際法学会から高い評価を受けました。(参考文献:『判例国際法』第3版　東信堂　2019年) 関連する司法判断としては、1996年のICJ勧告的意見「核兵器使用の合法性事件」があります。

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さて無防守都市とは何か?防守都市以外の都市を指します。防守都市とは、敵の占領を阻止するために自国軍が抵抗している都市を指します。これに関しては、当時の戦時国際法では無差別砲爆撃が許容されていました。 さて、日本への空襲のうち、無防守都市に対するものがどれだけあったことか…

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この日本の経験を、今まさに戦争犯罪が行われているシリア・イエメン等へ視線を向ける際に生かすのが重要なのだろうな、と感じます。 ひとまず連ツイは終わりです。

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こんな日なので、広島への原爆投下の話を続けましょう。 広島への原爆投下に関し、戦時中に日本が米国に抗議文を送っていたことをご存知でしょうか?

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抗議文はスイス政府を経由して送られたもの。 1945年8月10日、「その性能の無差別かつ残虐性」との文言を含む抗議文が米国政府に送付されました。 ただ、この立場は戦後外務省で継承されなかった模様です。

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抗議文そのものは、以下のリンクのp.1690より閲覧可能です。 mofa.go.jp/mofaj/annai/ho…

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抗議文そのものには、当然交戦国のプロパガンダとしての側面が存在します。日本も戦時中は数々の戦時国際法違反を行ってきましたからね。 しかし、その側面を考慮してもなお、「その性能の無差別かつ残虐性」は核兵器の非人道性に関する最古の議論の1つとして、大きな意義があるものと考えます。

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昼間に書いたこれも含めて、今日皆さんにお伝えしたかった事は概ね伝えられたかな… twitter.com/KimK91fw/statu…

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核兵器禁止条約に日本が参加するには、米国の核の傘を捨てる覚悟が必要だ｜KimK/ふるくらむ @KimK91fw #note note.com/kimk91fw/n/n5f…

2020-08-06 13:27:16