舞台人、リノリウムの掃除を検証す。

ゆき @yuki_oikawa

我々舞台人、リノリウムの掃除といえばこれまでただの水モップでしたが、感染症対策が求められるこれからの時代、それでいいのかという話題になり、検証をしてみます。検証ったって、菌とかウイルスを見る術が無いので、除菌性能がある物を使って掃除をし、その後の状態を比較するだけですが。

ゆき @yuki_oikawa

まずはリノリウム、3種類用意。 ・厚くて裏に縦糸横糸通ってて丈夫で、ロールだとクソ重いアレ ・表は黒、裏が白で厚みは中くらいの、よく見るやつ ・表は黒、裏がグレーで厚みは薄めの、あんまり高くないやつ pic.twitter.com/FTHNKqDRKG

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まずは雑巾で水拭きしてざっくり汚れを取ります pic.twitter.com/aCvmZWGmd2

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そして用意するのは ・界面活性剤入りフローリングシート ・界面活性剤無しセスキ&アルカリ電解水シート ・無水エタノールとウエス pic.twitter.com/SXz9lUnb9W

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ゆき @yuki_oikawa

まずは用意した端切れリノで1番面積の広い裏白厚み中のリノリウムで拭き取り検証。 同じくらいの力を掛けて拭き取り掃除をして、手を拭いてからスマホ構えて写真を撮る。 既にエタノールは完全に揮発。 pic.twitter.com/H6dCon6tIF

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他2枚のリノリウムでも同じ作業を。 やはり手を拭いている間にアルコールは揮発してる。 pic.twitter.com/8MfQo09f9v

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どのリノリウムを拭いた時でも、シートの違いによる汚れの落ち方はほぼない様子。ただし、アルコールは揮発が早過ぎて、ウエスがひたひたになるほど塗布しても拭いてるうちに乾いてきて、またウエスを濡らさないといけない。作業効率とアルコールの消費効率が悪過ぎるので現実的ではない。 pic.twitter.com/Xe9MHY6Pzu

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ゆき @yuki_oikawa

で、拭き掃除後、送風機で風を当てて乾かした結果。 写真では少し分かり難いかもしれないが、セスキ&アルカリ電解水シートは拭きムラが出ている。 そして懸念された界面活性剤による変質や滑りは、素手で触ったり作業靴で踏んだ感じでは水拭きと変わらないように感じる。 pic.twitter.com/hLRhYpGGkv

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ゆき @yuki_oikawa

という事で、検証した範囲では界面活性剤入りフローリングシートが清掃能力、期待される除菌性能、入手性、使い勝手のバランスが一番良さそうである。 ダンサーが界面活性剤入りというのを気にするようであれば、フローリングシートの後に水拭きでよいのではないか。

ゆき @yuki_oikawa

っていうこの一連、写真ごとパクってもいいから誰か劇場とか所属会社とか屋号で発信して発信力、影響力のある人、発信してください。 僕劇場にいるけど二次下請けなんで自分で発信する気無いので。