映画鑑賞メモ

名無し @anonymous184_v2

これまで映画の感想を何回かtwitterに書いてきたけど、せっかくなのでナンバリングしていつでも見返せるようにしておきたくなった。いつ何を観たか、どれくらいの頻度で映画を観てきたか、記録に残してみたい（三日坊主にならないか不安だけど・・・）。

名無し @anonymous184_v2

【映画鑑賞メモNo.001】谷口千吉『独立機関銃隊未だ射撃中』（'63）再見。8月なので戦争映画を。トーチカの中で繰り広げられるドラマ。迫りくる死の恐怖。密室劇だけでなく、苛烈な戦闘描写も良い。愚連隊シリーズの中では寡黙な役に扮する佐藤允の、終盤での独白と涙、直後の壮絶な最期が胸に刺さる。 pic.twitter.com/KWHp1XteIp

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生と死の狭間の中で、ある者は恐怖に怯えだし、ある者は少年から兵士となり、ある者は妻への想いを語る。そこへ無慈悲に撃ち込まれる銃弾、砲弾、終いには火炎放射まで。肉塊になった、あるいは塊すら残らずただの肉片になった仲間達に話しかける美味しい場面が好き（某映画オマージュのラストは嫌い）

名無し @anonymous184_v2

【映画鑑賞メモNo.002】イジー・メンツェル『厳重に監視された列車』（'66）再見。性に悩む少年と、その背後に漂うチェコの不穏な空気。キス未遂や尻判子、童貞拗らせ自殺未遂、ガチョウ等の青春セックスコメディ演出にばかり目が行くものの、最後は鮮烈なレジスタンス映画として記憶に残るユニークさ pic.twitter.com/pZk5e4pEnR

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【映画鑑賞メモNo.003】アンドレイ・タルコフスキー『僕の村は戦場だった』（'62）再見。タルコフスキー映画といえば水の表現。長編デビュー作の本作でも、（白樺林でのキスばかり語られる気がするけど）随所で水が象徴的に用いられているし、ラストの水辺を駆けるシーンは美しすぎて何度観ても泣く。 pic.twitter.com/VnrPedyfYW

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【映画鑑賞メモNo.004】関川秀雄『つばめを動かす人たち』（'54）鑑賞。列車好きの友人に勧められ初見。伊福部昭の音楽、途中で映る日劇の『帰らざる河』等々、列車と関係ない部分にばかり目が行ってしまい反省。列車好きの抱くロマンを完全に共有することは出来なかったが、それでも良い体験だった。 pic.twitter.com/e5E7ocdxA9

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【映画鑑賞メモNo.005】マイケル・アンダーソン『暁の出撃』（'55）初見。水面を水切りのように跳ねさせる爆弾（反跳爆弾）でドイツのダムを破壊したチャスタイズ作戦を描く。反跳爆弾について全く知らなかったが、『ストライクウィッチーズ２』に出てきたと後から気づいた。ドラマも戦闘描写も丁寧。 pic.twitter.com/yTBbb5ydjj

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【映画鑑賞メモNo.006】エルンスト・ルビッチ『思ひ出』（'27）再見。男女が初めて名前を呼び合い抱擁を交わす瞬間の青春のきらめきと、身分違いによる別離をユーモアたっぷりに描いた大傑作。二人で愛を囁きあったときの真っ白な花畑が、最後は枯野になっている対比が堪らない。DVD化はまだですか…？ pic.twitter.com/FzJZ0hxs9C

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【映画鑑賞メモNo.007】スティーヴン・スピルバーグ『シンドラーのリスト』（'93）再見。学校の道徳の授業で鑑賞させられたのが最初で、それ以来軽くトラウマになってしまい、距離を置いてきた。十数年経って、丁度いい機会なのできちんと向き合ってみたが、この195分間を直視するのはやっぱりキツい。 pic.twitter.com/HU91bqmX9i

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【映画鑑賞メモNo.008】ジョン・ヒューストン『勇者の赤いバッヂ』（'51）鑑賞。初見。撮影が良すぎて見入った。120分あった本編が69分に短縮されたうえ興行も大失敗だったのは、名誉勲章受賞者オーディ・マーフィに戦地から逃げ出す主人公を演じさせたからなのだろうか。短縮版しか観られないのが残念 pic.twitter.com/wfh0MEc8eF

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【映画鑑賞メモNo.009】ルネ・クレマン『禁じられた遊び』（'52）再見。子どもの純粋無垢な遊びを通して、戦争の愚かさを訴える話…と粗筋だけ書くのは簡単だけど、本作は反戦映画の域を超えた魅力に溢れていると常々思う。原作読んだら映画と全然違っていて驚いた。淀川長治氏の独特な批評も忘れ難い pic.twitter.com/OKJ2aNjXoh

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