2020年8月14日

【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第311話「火と風と」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※今回の話は、大判・横山光輝「三国志」第16巻に収録されています。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」01】 第311話です。孫韶の暴走を止めに行く丁奉という図が前回の最後でしたが、その頃、魏の大艦隊は呉の対岸に迫っていました。30万の大軍を擁する曹丕は、すでに呉をのんでかかっていました。篝火一つ見えませんが、一応念のために偵察を出しています。

2020-08-14 15:29:53
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」02】 ほどなくして戻ってきた偵察船からの報告では、どの岸をうかがってみても人影はなく、町の灯も見えません。どうやら早くも避難してしまったようです。偵察船の中から見ただけなので、実際に上陸したわけではないようですが。

2020-08-14 15:31:31
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」03】 30万の大軍に恐れをなすのは当然だ、と曹丕は上機嫌です。夜が明けたら上陸を開始するとしよう、と言ってその夜は船中で宴会をしていたものと思われます。 ところが、翌朝、岸には呉軍の陣が出現していました。これには曹丕も驚きを隠せません。

2020-08-14 15:34:00
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」04】 呉軍は大規模な埋伏の計を施していたようです。防御施設に草や布をおおいかぶせて迷彩仕様にして、敵の目をくらましていたのです。一夜にしてすべての偽装を取り払い、敢然と決戦体制をしめしたのです。さらに徐盛ははりぼての城壁や無数の藁人形も用意。

2020-08-14 15:36:02
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」05】 実際の戦力差は如何ともし難いですが、大軍が備えているように見せたのです。この様子に、まだ他の謀があるかもしれぬと考えた魏軍は、一旦淮水の港に引き返した方がいいと考えます。退却を始める魏軍の大船団。徐盛はその様子を見てほくそ笑んでいます。

2020-08-14 15:38:17
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」06】 しばらくすると暗雲が立ち込めてきました。嫌な雲が出てきたと思ったら大風が吹いて荒れた天候に。慌てて曹丕は港へ急がせます。しかし、大船も舵を取られて自由に身動き出来ません。マストが折れたり、あちこちで衝突事故を起こしてしまいます。

2020-08-14 15:40:54
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」07】 大混乱の魏船団。曹丕の乗る旗艦も、大きく揺れ、曹丕は船酔いを起こしてしまいます。やっとの思いで港にたどり着いた曹丕たち。魏軍は戦う前から大損害となってしまいました。

2020-08-14 15:42:11
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」08】 嵐はまだ収まりませんが、薬湯を飲んで人心地ついた曹丕。まだまだ嵐は続きそうですが、そんな折、蜀の趙雲が陽平関より出撃し、長安を目指して攻めてきた、という報告が飛び込んできます。長安は魏にとって重要な地です。ここを奪られては一大事です。

2020-08-14 15:43:56
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」09】 孔明が魏軍がここで日時をつぶすと見て虚をついたものに違いないという臣下の意見。曹丕は全軍、嵐が収まり次第、引き上げろと命じます。と、その時、騎馬隊の地響きが鳴り響きます。見ると、孫韶の部隊が攻めてきます。この急襲に魏軍の対応が遅れます。

2020-08-14 15:46:02
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」10】 孫韶軍はあちこちに火を放ち、魏の本営はたちまち火に包まれてしまいます。本陣も危険が迫ったため、船に避難するように言われ移動する曹丕。火の勢いは凄まじいですが、敵の数がどれくらいかの把握はできないまま、曹丕は船に乗り込みます。

2020-08-14 15:48:22
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」11】 夜が明け、魏軍の大損害の様子を目にした曹丕は、なんたることだ、と言います。この地域まで呉兵が来ているというのはうかつだった、と部下。今さら悔いても始まらない、と曹丕は引き揚げを命じます。

2020-08-14 15:50:02
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」12】 魏軍は散々の思いで淮水の上流に差し掛かりますが、このあたりは葦が生い茂っていました。魏の大軍がその中を通過しようとした所、突如葦が燃え始めます。呉軍はここに大量の魚油をかけておいて一度に火を放ったのです。

2020-08-14 15:51:40
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」13】 船に火が燃え移り、追い詰められた兵士達は、水に飛び込みます。具足を付けたまま泳ぐ訓練はしてないと思われますので、そのまま沈んでしまう兵士が多数いたかと思われます。曹丕にも危険が迫り、小舟に移乗して岸に向かいます。

2020-08-14 15:53:42
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」14】 上陸した曹丕が振り返ってみると、炎に包まれた大船団。なんたること、とショックを隠せません。命からがら岸にたどり着いた魏軍兵達を集結し、軍を立て直して再び出発しようとする曹丕の前に、今度は丁奉の部隊が現れます。

2020-08-14 15:55:16
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」15】 孫韶の後を追っていたものと思われる丁奉でしたが、ここで思わぬ獲物に遭遇。結果的に伏兵となって魏軍に当たることになりました。敵が整わないうちに蹴散らせ、と突入する丁奉軍。陛下を守れ、と張遼が応戦に向かいますが、丁奉の放った矢が刺さります。

2020-08-14 15:57:45
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」16】 張遼の負傷を見た徐晃が心配します。大丈夫だ、と言いますが、顔色が悪くなっている張遼。ともあれ、味方が防いでいる間に逃げてくれと言われた曹丕は決死の逃避行。丁奉は執拗に追いかけますが、曹丕は命からがら逃げ延びます。

2020-08-14 16:01:33
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」17】 しかし、この戦いで、魏の名将・張遼が矢傷がもとで死んでしまいまいした。呉に最も恐れられたといってもいい武将を失うなど、魏の大損害は曹操の赤壁の大敗に匹敵するものでありました。

2020-08-14 16:03:07
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」18】 呉の孫権は、この大戦果に狂喜します。戦功第一は徐盛とし、第二は孫韶、第三は丁奉として恩賞を与えたのです。徐盛の命令を無視して飛び出していった孫韶ですが、手柄を立てれば命令無視の件はチャラになっています。

2020-08-14 16:05:09
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【横山光輝「三国志」講座311「火と風と」19】 呉の大勝、魏の大敗という結果、魏の勢いが削がれることになります。このことにより、しばらく蜀は別な敵との戦いに専念することができるわけですが…。この続きはまた次回となります。 今回はここまで。

2020-08-14 16:08:15

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