オペラント条件づけを勉強してれば「行動を減少させるものが罰」とわかるはず。教科書に載ってることも知らないで「議論」しようとかってどういうこと?
2011-07-04 20:26:52その概念も最近はあまり使われないです。行動が減るものが罰,嫌子(嫌悪刺激)の賦与で行動が減るのが正の罰,好子(強化子)の除去で行動が減るのが負の罰。RT @u_ot: 負の強化子だ。懐かしい。
2011-07-04 20:30:52まあ拮抗条件づけや「問題行動と両立しない行動を強化すること」による問題行動の減少も含めれば「問題行動の減少は罰だけではない」といえるかもしれないがそれらも教科書レベルの知識で切り分けられるもの。教科書レベルを学ばないで議論してもよぉ,というのは同じ。
2011-07-04 20:42:03条件づけや学習の理論は「古典的なモデル」だけだと全然面白くないんですよね。ほんとはすごく面白いのに残念。 RT @u_ot: 同意です。そもそも学部レベルでは古典的なモデルしかカリキュラムには含まれていないようにも感じます。少なくとも理系では。
2011-07-04 20:57:26嫌悪刺激とか嫌子とか「与えると行動が減るもの」を昔は「負の強化子」と言った。でも負の強化が負の強化子の除去で起きるのではいかにもわかりにくい。慶応の人たちがそこらへんを苦労して考えた。 @fun9tion: 負の強化子って初めて聞いた気がしますがどのような意味ですか?
2011-07-04 21:02:2720年くらい前の学習心理学の教科書を見るとオペラント条件づけをめぐる諸概念はすごく混乱していてわかりにくい。これらのとくに日本語の表現を整理した慶応の人たちの功績は大きいと思う。
2011-07-04 21:04:26罰は負の強化子が与えられたり正の強化子が除去されたりした結果行動が減少することを指す言葉で負の強化子とは別です。そういうこともわかりにくい。 RT @fun9tion: 「罰」も昔から使われていそうですが、それをあえて「負の強化子」と言ったということですか?
2011-07-04 21:22:25強化子は強化を生じさせ負の強化子は罰を生じさせると覚えてしまうと負の強化や負の罰という現象が理解しにくい。だから慶応の人たちは好子と嫌子という言葉をわざわざ作ってそれと強化と罰との関係を整理したわけだ。
2011-07-04 21:27:34強化は行動が増えること、罰(弱化)は行動が減ること。強化は好子(強化子)の賦与または嫌子(嫌悪刺激、負の強化子)の除去で生じ、罰は嫌子の賦与または好子の除去によって生じる。
2011-07-04 21:34:55大事なのは何が好子になるか嫌子になるかは結果でしか判断できないということ。強化と罰も手続きによってではなく結果として起きる行動の増減でしか判断できない。
2011-07-04 21:41:02好子と嫌子の名前はそれこそ「A刺激とB刺激」とかでもまったく構わないのだ。行動の増減と刺激の賦与と除去のマトリックスで正負の強化と正負の罰を考えることができれば刺激の名前はまったく本質的でない。もともと与えてみなければどっちだかわからないわけで。
2011-07-04 21:49:58一次強化子と対提示されたものが二次強化子になるのはレスポンデント条件づけの働き。一次強化子となるものは動因低減するものだというのがハルの動因低減説。以上教科書的知識。
2011-07-04 22:11:16